賞味期限が長く長期保存可能
乾物の魅力と言えば、なんといっても長期保存が可能なこと。生野菜は鮮度が落ちると食感が劣化してしまいますよね。「生野菜を冷蔵庫に保存しておいたら、知らない間にシナシナになっていしまっていた」という経験は誰しもあるはず。乾物は賞味期限が長くて常温保存が可能なので、すぐに食べきる必要もなく、長期間おいしく食べられます。また、乾物はかさが小さくて収納場所に困らないのも魅力。さまざまな食材を収納しているとなかなか場所を確保するのが難しいですが、乾物はかさばることなく少ないスペースに収納できます。料理のうま味を増してくれる
乾物はうま味が凝縮されているので、料理に乾物を使うことで料理を味わい深くしてくれます。昆布や干ししいたけなどは乾物自体のうま味が豊富なので、醤油などの調味料の使用量を減らすことができて、減塩にもつながります。昆布や干ししいたけのほか、桜えび、カットわかめ、切り干し大根なども素材のうま味を活かしやすい乾物です。無添加無着色 駿河湾産 桜えび
味噌汁に桜えびを加えることで、磯の香りがアップしていつもの味噌汁とは一味違ったおいしさを楽しめます。汁物だけでなく和え物、サラダ、パスタなどにも使いやすい食材なので、常備しておくと便利です。九州産 干ししいたけ(どんこ)
干ししいたけを水で戻したら、戻し汁も料理に使いましょう。干ししいたけを戻した汁で煮物や汁物を作ると、しいたけのうま味がたっぷり染み出た、ほっこりおいしい和食になります。干ししいたけは、かさが厚い「どんこ」とかさが薄い「香信」などに分けられます。どんこは筑前煮などの煮物、香信は汁物におすすめです。また、最初からスライスにカットされているタイプの干ししいたけもあります。かさ増しに使えてボリュームアップ
乾物は水で戻して使うことが多く、これによりかさが増えます。低カロリーな食材が多いので、カロリーを抑えたまま食べごたえをアップさせることができます。例えば、切り干し大根は水で戻すことで、約4倍になります。この倍率のことを「戻し率」と言い、戻し率は乾物により異なります。乾物の戻し率
一般的な乾物の戻し率を紹介します。戻し率を考えずに乾物を戻してしまうと、すごい量になってしまうことがあるので、気をつけてくださいね。 切り干し大根・・・4倍 カットわかめ・・・12倍 春雨・・・3.5倍 乾燥ひじき・・・8.5倍 糸切昆布・・・3倍 高野豆腐・・・6倍 そうめん(乾)・・・3倍 うどん(乾)・・・3倍 そば(乾)・・・2.5倍 スパゲッティ(乾)・・・2.5倍今すぐマネできる乾物の使いこなし術
味噌汁に入れる

海藻サラダに

炊き込みご飯に
