そばの花 出典:写真AC
夏はざる蕎麦、冬は年越し蕎麦といつでもおいしく食べられる蕎麦。「作り立ての味を楽しみたいなぁ」考えたことはありませんか?実は、そば打ちは道具さえあればご自宅でもできるのです!今回は、初めての方でも安心して使えるそば打ち道具から、そば打ちのやり方、購入できるお店、そば打ち体験ができるスポットをご紹介します。一人でも家族でも楽しめるそば打ちにぜひチャレンジしてみましょう!
そもそも蕎麦ってどうやって作るの?
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「そばを自宅で打ってみたい!さぁ道具を揃えるか!」と、思い立つも実際にはどうやるのか、なかなかイメージが掴めないことも。ここでは道具を見ていく前に、どんな風にそば打ちをするのか簡単に工程をご紹介します。そば打ちのイメージを掴んで、道具を買う際の参考にしてくださいね!
手順① 水回し
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蕎麦粉とつなぎ粉をふるいに掛けて、分量の水を3分の2程度加えます。外から内に回すようによく混ぜ、ホロホロ状の玉を作っていきます。この段階ではまだひと塊りにはなりません。ある程度ホロホロ状になり、残った水も加えたら一つの塊(そば玉)にします。
手順②練り
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水回しの終わったそば玉をよくコネます。時間にして1〜2分程度。あまり長い時間をかけてコネてしまうと、手の温度で温かくなってしまうので、ご注意を。表面にツヤが出てきたらOKです。ここまでの工程を「鉢」で行います。
手順③伸ばす
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伸ばす工程からは「のし板」を使っていきます。まず、そば玉に打ち粉を振り、手のひらで丸くなるように角度を変えながら平たく伸ばしていきます。中央から外側に向かって伸ばしていくのがポイントです。
再び打ち粉をし、太めのめん棒を使って伸ばしていきます。丸く伸ばせたら、細いめん棒に持ち替え、伸ばしていきます。巻きつけて伸ばしたり、角度を変えて、厚みをそろえて四角い形にします。
均等な厚さになっていると、ノド越しの良い蕎麦ができあがります。頑張りましょう!
手順④たたむ
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均等な厚さに伸ばしたら折りたたんでいきます。折りたたむ時はそば生地がくっつかないように多めに打ち粉をしましょう。
手順⑤切る
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そばを切る時にガイドの役割をしてくれる「小間板」を使います。折りたたんだそばの上に小間板を置き、手をそっと添えます。上から奥へそば切り包丁を押し出すように、リズミカルに切っていきましょう。太さはお好みで大丈夫です。ただ、茹でると少し太くなることを念頭に入れておいてくださいね!
手順⑥茹でる
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蕎麦を茹でます。切り終えた生蕎麦は時間が経つと劣化し、ボロボロになってしまいます。切ったら早めに茹でましょう!もし、茹でるまで少し時間が空いてしまう場合は、サランラップに包んでおくことをおすすめします。茹でる時は、たっぷりの水を沸騰させ、麺をほぐしながら泳がせるようにします。吹きこぼれそうな時は、少しだけ水を入れましょう。
▶︎蕎麦打ちに必要な道具と選び方をご紹介!