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知ってて損なし!ぶどうの種類・品種や特徴を解説


種無しぶどう人気の品種5選

「種無しぶどう」という品種があるわけではなく、生産農家が1房ずつ手作業で「ジベレリン処理」という処理をして作っています。手間のかかる作業のおかげで、食卓に並ぶときに食べやすい種無しぶどうとなっているんです。

パクッと食べやすい!ナガノパープル

長野県で栽培されているナガノパープルは平成16年に品種登録された新しいぶどうで、長野県以外ではなかなか手に入れるのが難しいぶどうす。粒の小さい巨峰のような見た目をした皮ごと食べられる品種です。パクっと食べられるので、お弁当などに入れるのにもむいています。長野県ではナガノパープルを使ったワインも作られています。
ITEM
長野県産 ナガノパープル
・産地:長野県

種無しぶどうの王道!デラウェア

種無しぶどうと聞いて、真っ先に思い浮かぶのがデラウェアではないでしょうか。アメリカで自然交配で生まれた品種です。種がなく小粒な実が特徴です。皮と実がわかれやすいので、皮を食べたくないという方にもおすすめの品種です。酸味が少なく強い甘味が特徴です。
ITEM
【ふるさと納税】甘さが魅力のぶどう デラウェア
・内容量:2kg(L~3Lが10~16房)
・等級:秀品
・産地:山形県寒河江市

緑系ぶどうと言えば!シャインマスカット

緑系ぶどうの代名詞と言えばシャインマスカットですよね。こちらは、種なしで皮も薄いので、そのまま食べられます。さわやかな香りとさっぱりとした甘味が特徴で、人気の高い品種です。全国のスーパーで購入することができます。
ITEM
シャインマスカット
・産地:山形県

見つけたらぜひ食べてみて!瀬戸ジャイアンツ

岡山県で栽培されている瀬戸ジャイアンツは緑系のぶどうです。粒の形に非常に特徴があり、球を3個くっつけてギュッと丸めたような形をしています。なかなか全国に出回ることが少ないのですが、見つけたら食べてみる価値のあるぶどうです。
ITEM
瀬戸ジャイアンツ
・産地:岡山県
・内容量:1房(約800g)

粒が大きく、甘い!翠峰(すいほう)

名前からしておいしそうな緑系のぶどうは、平成8年に品種登録されたぶどうです。ピオーネと他のぶどうをかけ合わせて作られたのですが、見た目はピオーネとは全く違います。粒が大きく、甘味が強いのが特徴です。
ITEM
長野産高級ブドウ翠峰
・産地:長野産
・品種:翠峰(すいほう)
・内容量(約):1kg

ワインに使われるぶどう

たわわに実ったぶどう
出典:写真AC
ここでは赤ワインに使われる「黒系」ぶどうと、白ワインに使われる「緑系」について取り上げます。
赤ワインと白ワインではぶどうの種類が違います。赤ワインは皮が黒っぽい「黒系」のぶどう、白ワインは皮が黄緑っぽい「緑系」のぶどうを使って作られています。

黒系ぶどうの皮にはタンニンが多く含まれているので、これが赤ワイン特有の渋みとなります。

これだけは押さえたい!赤ワインぶどう品種4選

赤ワイン
出典:写真AC
覚えておきたい赤ワイン用ぶどうの品種を一覧でご紹介するので、ぜひ、参考にしてください。

赤ワインに使われるぶどうの品種一覧

カベルネソーヴィニヨン

赤ワインの代表といえば、フランスのボルドー地方原産のぶどうの品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」かと思います。タンニンによる渋みがしっかりと感じられ、口に含んだ時に、しっかりとした重さを感じることができるワインです。ワインに負けないようなステーキなどの肉料理がよく合います。

カベルネ・ソーヴィニヨンを使ったワインの中でも特に高級ワインとして名高いのが「オーパス・ワン」です。アメリカカリフォルニア州のワイナリーで作られているオーパス・ワンは1本数万円します。

メルロー

カベルネ・ソーヴィニヨンと同様にフランスのボルドー地方原産のぶどうです。カベルネ・ソーヴィニヨンをマイルドにきめ細かくした味わいが特徴です。カベルネ・ソーヴィニヨンが赤ワインの王様なら、メルローは女王といったところでしょうか。渋みが強すぎるのはいやだけど、少しは渋みを感じたいという方に向けた、赤ワイン初心者の方におすすめの品種です。

マルベック

フランスのボルドー地方が原産の品種ですが、近年はチリやアルゼンチンなど南米で多く作られています。ヨーロッパと比較して人件費の安い南米は、高品質のワインを低価格で購入できます。皮の色が濃くタンニンが多いので、渋みが強いのが特徴です。

ピノ・ノワール

フランスのブルゴーニュ地方が原産の品種です。上記のワインの中で一番渋みが少なく、渋みが苦手な方や、ロゼや白ワインが好きな方にも飲みやすい赤ワインです。渋みが少ないため、さっぱりとした料理を邪魔することなく飲むことができます。高級ワインとして有名な「ロマネ・コンティ」の品種もピノ・ノワールです。

ボジョレーヌーボーに使われるガメイ

毎年11月第3木曜日に解禁されるボジョレーヌーボーはフランスで最初に作られる新酒のことで、ガメイというぶどうの品種が使われています。ガメイはフランスボジョレー地方で栽培される黒系のぶどうです。ボジョレーヌーボーは日本でいう新米のようなものですね。ボジョレーヌーボーは渋みや酸味が少なくサラッと飲めるのが特徴で、赤ワイン初心者の方も楽しみやすいワインです。
▶白ワイン用ぶどうの人気品種

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若子みな美
若子みな美

管理栄養士・減塩料理家 大学卒業後、管理栄養士として病院や福祉施設に勤務。生活習慣病などの増加により、多くの方にとって「食」に対する制限が高まっていると感じる。 その後、栄養職員として学校給食に従事し、食育や献立管理などを行う。 より多くの人に、ライフステージに合わせた食の重要性を伝えるとともに、「食のハードルを下げる」をモットーに2017年に独立。 現在は減塩料理や簡単・時短料理の開発、企業や雑誌・リーフレットのレシピ開発、食に関するコラム執筆や監修、食に関するイベントなどを行っている。

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