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保温できるマグカップの仕組み

熱い飲み物が冷める原理
難しい言葉を使うと「熱力学第二法則」により「熱は熱いものから冷たいものへ移動するが、その逆は成立しない」のです。つまり、温かい飲み物は外気より温度が高いので、カップの外に熱が移動してしまい、冷たい飲み物には、外気の熱が移動するのです。
熱が移動することを「熱伝達」といい、これには「熱伝導」「対流」「放射(輻射)」があります。
熱伝導
物体の熱が、隣接部分を通じて熱が伝わっていく現象。温かい飲み物は、まずカップに熱が伝わり、カップの熱はカップの外に移動します。
対流

放射(輻射)
物体から熱エネルギーが電磁波として放出する現象や、その電磁波のことをいいます。赤外線や熱線がこれに当たります。保温マグカップが温度をキープする仕組み

真空には空気の分子がないため、熱伝導がありません。これが、保温マグカップが飲み物の温度を保てる仕組みです。
また、ステンレスのものなら、鏡の役割も果たし、放射しようとする熱を跳ね返します。魔法瓶の中や赤外線ストーブの後ろが鏡状になっているのもこれと同じですね。
対流はどうしても起きてしまいますが、蓋をすることで少しだけ軽減できることも。
キャンプやオフィスで活躍!蓋付き保温マグカップ
1. 評価の高いサーモスの保温マグカップ
女性がオフィスや自宅で使うことを想定して作られているマグカップ。コーヒードリップを載せられるので、カップに直接熱いコーヒーを淹れることができます。冷たい飲み物を入れたときは結露ができにくくデスクを濡らす心配がありません。フラップが大きくて飲みやすいのも特徴です。丸洗いしやすく、清潔。・重量:約200g
・容量:270mL
・材質:本体内側=ステンレス鋼、本体外側=ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装)、取っ手=ポリプロピレン・エラストマー、飲み口=ポリプロピレン、パッキン=シリコン
・色:ピンク、ブルー
・保温効力(1時間):目標値71度以上
陶器のマグカップでコーヒーやお茶を飲んでいると、冬場はすぐに冷めてしまうので何度も温め直してました。こちらはステンレス製で二重構造になっていて蓋もついているので、しばらくは冷めにくく最後まで美味しく頂けます。これからの季節はキャンプなどにも便利だと思います。
出典: Amazon
2. 少し大きめの330mLマグカップ
こちらもコーヒードリップが使えるカップ。熱々のコーヒーをたっぷり淹れて長い時間楽しめます。蓋はスライド式で開閉するタイプです。飲み口の塗装が剥がれることもなく、洗いやすい形状です。色が4色、330mLのほかに280mLタイプもあるので、選択肢がいろいろ。・重量:約200g
・容量:330mL
・材質:本体内側=ステンレス鋼(真空断熱構造)、本体外側=ステンレス鋼(焼付け塗装)、蓋=ポリプロピレン、パッキン、シリコンゴム
・色:ネイビー、ピンク、ミント、レッド
・保温効力(1時間):68度以上
会社でコーヒーを飲むにもスープを飲むにもこれ一つで大丈夫!
280mlというのがちょうどよい大きさで、収まりが良いです。
保温効果も過度に期待は出来ないけど、飲み切るまではずっと熱いまま。冷たいものはまだ試していません。一番の良さはパーツの少なさ!洗うのが楽〜そして1000円を切るこの価格。
もっと可愛い色があれば家用にも欲しい!
出典: Amazon
3. マグカップ本体とホルダーが外れるから手入れが簡単
真空断熱構造なのは、ほかの保温マグカップ同様。違うのは、マグカップ本体とホルダーが外れることです。本体だけは、食洗器での洗浄が可能です。蓋は載せてあるだけで飲むときに外すので、水滴が落ちることもあります。でも欠点といえばその程度で、あとは問題なく使いやすいです。・重量:約200g
・容量:350mL
・材質:本体=ステンレス鋼、ホルダー=ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂、蓋=ポリプロピレン
・色:ブラウン、ホワイト、ライトブルー
冬場、家でコーヒーを飲む時に陶器だとすぐに冷たくなってしまうので購入しました。
最近(夏)サーモスの保冷タンブラーを買おうと思った時にふとこちらを思い出してビールを入れてみたらちゃんと冷たさも保ってくれたのでタンブラーは買わず現在はマグカップ兼ビールジョッキとして使っていますw
ステンレスカップとカップホルダーは回すと簡単に外れます。普段はステンレスのみ洗ってホルダーは時々洗ってます…ズボラなので。
蓋はただ乗っかっているだけの薄いプラスチックなのでもう少し密閉性と保温性があればいいのになと思います。
あと色々なデザインの着せ替えホルダー&蓋があったら嬉しいです。
出典: Amazon