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ワインには、それぞれの種類によっておいしく飲める温度があります。せっかく楽しむなら、ワイン本来の味わいが一番よくわかる温度まで冷やして飲みたいもの。そんな時に活躍するのが「ワインクーラー」です。今回は、おすすめの「ワインクーラー」をタイプ別にご紹介します。
ワインクーラーとは?

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ワインクーラーとは
ワインクーラーとは、ワインやシャンパンを冷やす容器のことで、ボトルクーラーやシャンパンクーラーとも呼ばれます。ワインは、種類によっておいしく飲める温度帯があり、ワインを適温まで冷やすことができる便利なアイテムです。
ワインクーラーとワインセラーの違い

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市販されている家庭用ワインセラーは、ワインを貯蔵するために庫内を一定の温度や湿度にに保つ出来る保管庫です。ワインは、温度変化や振動、光によって影響を受けるデリケートな飲み物なので、長期間の保管には専用のワインセラーが優れています。
一方ワインクーラーは、飲む前にワインを冷やす容器なので長期の保管には向いていません。
ワインクーラーで何度がおいしいワインの温度?

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ワインは、赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリング、辛口、甘口、ライトボディ、フルボディなど様々なタイプがあり、それぞれ最もおいしく感じる温度があります。
赤ワインのおいしい温度
赤ワインは常温で飲むのがよいと言われることがありますが、常温といっても季節によって変わります。適正な温度まで冷やして飲むと、赤ワインの本来の味わいを楽しむことができます。フルボディは、冷やしすぎると渋みが強調されて本来の味わいを感じにくくなります。ライトボディは、少し冷やすと口当たりがよくなり引き締まった味が楽しめます。
ライトボディ |
10~12℃ |
ミディアムボディ |
13~16℃ |
フルボディ |
16~18℃ |
白ワインのおいしい温度
白ワインは、冷やしすぎるとワイン本来の味わいが感じにくくなります。甘口の場合には、温度が低い方が甘味がさっぱりと感じられ全体のバランスが良くなります。
ロゼワインのおいしい温度
ロゼワインは辛口、甘口とも冷やして飲むとスッキリと味わいを楽しめます。甘口のロゼワインは、辛口よりさらに冷やした方が、甘みが残り過ぎず美味しく感じます。
スパークリングワインのおいしい温度
スパークリングワインは、基本的にしっかりと冷やして飲むと爽やかな酸味とすっきりとした味わいが楽しめます。
ワインがおいしく飲める目安の温度
種類 |
|
飲み頃の温度 |
赤ワイン |
ライトボディ |
10~12℃ |
ミディアムボディ |
13~16℃ |
フルボディ |
16~18℃ |
白ワイン |
甘 口 |
5~ 8℃ |
辛 口 |
7~14℃ |
ロゼワイン |
|
7~14℃ |
スパークリングワイン |
|
5~8℃ |
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