【洛中】京都のモダンな日本酒を独自の視点で醸す

松井酒造
1726年創業の、洛中最古の蔵元。現在、日本の杜氏の8割は東京農大出身ですが、こちらは杜氏も蔵人も京大出身です。酒造りは「1割は職人としての勘、9割はデータが生む科学」という解釈で酒づくりに取り組んでいます。吟醸酒は低温で、発酵理論上限界に近い環境の中でじっくり仕込むことで、華やかな吟醸香と柔らかな味わいに。日本酒を注ぐと、その空間全体が松井酒造ならではの特徴的な香りに包まれます。2017年の酒-1グランプリでは、松井酒造の五紋神蔵が1位を獲得。【京都 おすすめ日本酒⑦】神蔵
神蔵はグラスに注いだ、そのひと時から空間全体に日本酒の香りが立ち込めます。香りと深い味わいが特徴的で、京都のモダンスタイルな日本酒の代表格。熟成したフルーツの香りは、日本酒単体でもしっかり味わえる一本。相性の良い料理は、うま味成分の多い食材を使った料理。和牛ステーキやアマダイの焼き物、フォアグラのソテーなどがおすすめです。
松井酒造 神蔵 純米酒 無濾過生原酒
・精米歩合 35%
・アルコール度数:16度度以上17度未満
・日本酒度 +3.0
・アルコール度数:16度度以上17度未満
・日本酒度 +3.0
生来、お酒に弱い体質で日本酒は苦手でしたが、一口で、なんだこれ、果実酒のような、いや以上のとろけるような豊潤さが広がり、びっくりしました。
こんな酒初めてです。
出典: Amazon
【丹後】京都北部、日本海側の文化と発展した酒
木下酒造
1842年創業。海がすぐそばに広がる京丹後・久美浜で、海産物に良く合う辛口の日本酒を造っています。11代目蔵元になってから、イギリス出身のフィリップ・ハーパーさんが日本初の外国人杜氏に。原酒のまま飲んで欲しいという思いから、家付き酵母を使った自然仕込みの山廃は、ほどよい渋みと重量感、コクのある日本酒です。【京都 おすすめ日本酒⑧】玉川
京都が誇る、最もインパクトのある日本酒。一度、口にすれば忘れることのないハードパンチの味わい、そしてメロンや熟成したバナナのような甘い香りが特徴です。山廃造りの中でも、類を見ない味わいは必飲。日本古来の酒造りを愛すハーパー氏の世界観が味わえる日本酒です。
【京都 日本酒】玉川 山廃純米 五百万石 無濾過生原酒
「玉川」の山廃のルーツとも言えるお酒がこの商品です。フレッシュな酸味とマスクメロンのような甘い香りが特徴。
・原材料:五百万石
・アルコール度数:20〜21度
・容量:1800ml
・原材料:五百万石
・アルコール度数:20〜21度
・容量:1800ml
【京都 おすすめ日本酒⑨】タイムマシーンTime Machine
江戸時代の醸造方法が記された書物から、完全に紐解き醸された日本酒。味わいは、トロリとした甘さを備えるうま味が詰まった一本です。インパクトがありつつ、キレの良い日本酒。こちらの日本酒はぜひ、食後のデザートと合わせていただきたいです。相性の良い料理は、スイーツや甘辛い料理。アイスクリームやチーズなど、今までの日本食にはなかった組み合わせで楽しめます。さらに繊細な味わいの和菓子などとも、口に含む日本酒の分量を少し減らせば好相性です。
【京都 日本酒】木下酒造 タイムマシーン
現代の酒造りでは考えられない甘さ、芳醇な酸、アミノ酸の組み合わせが不思議なハーモニーを生み出しています。 現代の日本酒の4倍のアミノ酸と3倍の酸、ドイツワインのアウスレーゼを想わせる蜂蜜のような濃淳な甘さが特徴です。
(蔵元より) ロック・冷やして・常温・ぬる燗、いずれの温度帯でもおいしくいただけます。
(蔵元より) ロック・冷やして・常温・ぬる燗、いずれの温度帯でもおいしくいただけます。