生成(エクリュ)
秋田生まれの酒米「酒こまち」を使った秋田ならではの日本酒「生成(エクリュ)」。麹米40%、掛米60%と磨きの異なる酒こまちを配合しています。甘酸っぱい風合いに、寒冷地の雪解け水を思わせる清らかなテイストが特徴的な、日本酒ファンも思わず唸る酒。新政スタンダードとして、はじめに試してみるのもいいかもしれません。
・精米歩合:40%、60%
・参考価格:2,200円程度
秋田の新政酒造のお酒は六号酵母から始まって、どれもお気に入りのものばかりです。
今回は味もラベルも日本酒の枠にはまらない素晴らしいものでした!
出典: Amazon
瑠璃(ラピス・ラズリ)
名称にちなんだ青いラベルが美しい「瑠璃(ラピス・ラズリ)」。東北を代表する酒米「美山錦」を使用していて、清涼で端正な味わいが特徴。「新政」らしい淡麗な味わいはそのままに、穏やかさを兼ね備えて、時間が経つにつれてじんわりと甘みも感じられる日本酒です。
・精米歩合:麹米40%、掛米50%
・原料米:美山錦
・参考価格:2,480円〜3,350円程度
ラベルも日本酒っぽくないし、味もスタイリッシュです。微発砲があり、口当たりも良く甘ったるくない。2日で飲んでしまいました。
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天鷲絨(ヴィリジアン)
秋田の高級酒米「美郷錦」を使った木桶仕込みの日本酒。「美郷錦」を最もおいしく感じられる精米歩合40%で仕上げているそうで、酸味とほんのりした渋みを感じる一本。colorsのラインナップの中では厚みと余韻が一番深く、力強い日本酒なので、じっくりと味わいたい方向けの銘柄です。
秋櫻(コスモス)
秋田で初めて誕生した酒造好適米「改良信交」を使用した日本酒。長野県生まれの「美山錦」とは兄弟となる酒米ですが、「美山錦」よりもなめらかな味わいだそう。おそらく「美山錦」が好きな人にも合う日本酒と思いますし、秋田発の酒造好適米ということで、秋田ならではの日本酒を求めている人にはおすすめです。
【PRIVATE LAB】シリーズの3本
「PRIVATE LAB」シリーズは一般的な日本酒の製法だけにこだわらず、革新な方法やもっと大胆な手法を取り入れてみようとする新しい試みから生まれました。これからの日本酒の「在るべき姿」、また日本酒業界が現在抱えている問題を解決するために構想を重ね、改革後の「新・新政」体制と同時に始動。日本酒の未来を担う「挑戦するブランド」として、「新政」の根源的な精神が反映された作品です。
天蛙(あまがえる)
「天蛙」はアルコール濃度10%以下の発泡性清酒。生酛造り・薄にごり・瓶内二次発酵酒という非常に難しい製法にチャレンジしている銘柄です。
蔵内の貯蔵はもちろん、取り扱い店舗での管理も条件厳守。購入後の管理も慎重に行う必要があります。なぜなら、瓶内に活性酵母が残っているため温度管理を間違うと暴発事故に見舞われることがあるそう。(一部ではこの現象を“怒りの蛙現象”と呼ぶらしい。)カルピスソーダのような甘酸っぱさとガスを含んだ軽快な飲み口で、どんな人にも飲みやすい美酒とのこと。生産数・出荷数とも最も少ないレア酒なので、「なかなか飲めない代物」と思うと管理は難しくても、一度は飲んでみたい酒ですね。
亜麻猫(あまねこ)
「亜麻猫」は、清酒用麹に加え焼酎用麹(白麹)も併せて醸造されていると言う、日本酒では珍しい銘柄です。白麹はクエン酸が豊富なので、酸味がさらに増したユニークな作品に仕上がっているとのこと。本家・新政酒造のホームページでも「異彩を放つ存在」とはっきり書かれているように、その味わいは日本酒離れしているとも言われるので、はじめて飲む「新政」には向かないかもしれませんが、新政ファンにはおなじみの酒。初心者の方も、定番銘柄を味わった後の楽しみとして、ぜひ「亜麻猫」に挑戦してみてほしいです。
・精米歩合:麹米40%、掛米60%
・原料米:酒こまち
・参考価格:2,500円程度
甘めで口当たり良く、でもスッキリしてて飲みやすい。
和食にはバッチリ!
他の食事にも合うかも?
とにかく、超お気に入りになりました。
機会が有りましたら購入したいと思います。
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陽乃鳥(ひのとり)
「陽乃鳥」は日本最古の清酒製法をベースとして開発された貴醸酒。通常日本酒は米・米麹・水で仕込みますが、貴醸酒は、その水の一部を酒に置き換えて仕込んでいます。醸造段階で仕込まれた酒が、もう一度別の酒として生まれ変わる様子から名付けられた「陽乃鳥」。南国のフルーツのような濃密な甘みと甘酸っぱさが舌の上でとろりと広がる日本酒です。
・精米歩合:麹米40%、掛米60%
・原料米:美山錦
・参考価格:2,800円〜3,980円程度
その他のラインナップから2本
「新政」は季節ものの酒をつくりません。季節ものとは、いわゆる「初しぼり」「ひやおろし」などを指します。酒蔵の製造環境が多様化した現代では、以前ある時季にしか味わえなかった特別なものでも、季節と関係なく製造することができるようになりました。