加えて、各酒蔵の出荷戦略へ合わせて乗ってしまうと、酒を通した季節感がわからなくなってしまうと考え、「新政」では「初しぼり」「ひやおろし」ではなく、「元旦」「立春」といった「ハレの日」に特別な酒をリリースしているそうです。
新年純米しぼりたて
毎年、年の瀬から大晦日にかけて搾った酒へ神社で祈祷した絵馬をかけ、元旦に出荷するという縁起のよいお酒です。
立春朝搾り
春の始まりの日といわれる2月4日(立春の日)を祝って醸される日本酒。立春の当日に搾り、すぐさま瓶詰めされ、神社でお祓いを受けてその日のうちに出荷されます。日本ならでは伝統の良さを感じられ、独自の文化を見直すきっかけにもなりそうです。
多彩な「新政」の酒、あなたのお気に入りは?
酵母本来の旨みがしっかりと楽しめる「No.6」、秋田県産米を存分に堪能できる「colors」、新しい製法にチャレンジする「PRIVATE LAB」、どのシリーズもこれまでにない美学が込められていて、飲む楽しみだけでなく、見る楽しみ考える楽しみ触れる楽しみが含まれていると思いました。日本酒界のニューウェーブとして、「新政」のこれからの展開にますます期待が高まります。