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【新政】No.6に亜麻猫!? 日本酒の新潮流が生まれる秋田の蔵元


加えて、各酒蔵の出荷戦略へ合わせて乗ってしまうと、酒を通した季節感がわからなくなってしまうと考え、「新政」では「初しぼり」「ひやおろし」ではなく、「元旦」「立春」といった「ハレの日」に特別な酒をリリースしているそうです。

新年純米しぼりたて

毎年、年の瀬から大晦日にかけて搾った酒へ神社で祈祷した絵馬をかけ、元旦に出荷するという縁起のよいお酒です。

ITEM
新年純米しぼりたて
・アルコール分:15度(原酒)
・精米歩合:麹米40%、掛米60%
・原料米:酒造好適米100%使用
・参考価格:6,480円程度

立春朝搾り

春の始まりの日といわれる2月4日(立春の日)を祝って醸される日本酒。立春の当日に搾り、すぐさま瓶詰めされ、神社でお祓いを受けてその日のうちに出荷されます。日本ならでは伝統の良さを感じられ、独自の文化を見直すきっかけにもなりそうです。

ITEM
立春朝搾り
・アルコール分:15度
・精米歩合:麹米40%、掛米60%
・原料米:酒こまち
・参考価格:7,560円程度

多彩な「新政」の酒、あなたのお気に入りは?

酵母本来の旨みがしっかりと楽しめる「No.6」、秋田県産米を存分に堪能できる「colors」、新しい製法にチャレンジする「PRIVATE LAB」、どのシリーズもこれまでにない美学が込められていて、飲む楽しみだけでなく、見る楽しみ考える楽しみ触れる楽しみが含まれていると思いました。日本酒界のニューウェーブとして、「新政」のこれからの展開にますます期待が高まります。


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番匠郁
番匠郁

ライター時々料理人

道産子と九州男児のハーフ。関西弁、大分弁、金沢弁を話すトライリンガル。
アーティスト山村幸則氏の作品制作に携わったことをきっかけに、働き方や住む場所に捉われない生き方を模索するようになる。
コミュニケーションアートを通してまちづくりに関わるなか、「人の集まる場所には食がある」ことに気がつき、以来、食を媒介した街・人・アートの仲立ちプロジェクトを幅広く展開。
役者として舞台に立ちながら開始した劇場ケータリング”劇場メシ”では、演者やスタッフを食で支える裏方の裏方として活動。生産現場にも足を運び、土を耕し自ら収穫して料理をつくる体育会系ライター。
動画作成チーム”ButterToast”ではシナリオも担当。

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