扱い方を知りたい。電子レンジで使える?
使い方の基本は?
焼物を買ってきたら、まず底の部分にある高台を紙やすりなどで軽く擦って、滑らかにしておきましょう。こうすればテーブルなどを傷つけずにすみます。お料理を盛りつける前には一度しっかりとぬるま湯にくぐらせてください。また、冷たいお料理を盛り付ける時は冷たい水にくぐらせるとよいでしょう。油がしみたりすることなく、温かい料理は温かい状態で、冷たい料理は冷たいまま出すことができます。特に土ものは表面から水分等が入りやすいため、事前処理をしておくとよいでしょう。洗い方、しまい方は?
土ものは使うたびにしっとりとした肌合いとなり経年変化を楽しむことができます。素地と釉薬 (うわぐすり) の膨張率の差などによって、陶磁器の釉に細かいヒビの入った状態を貫入と呼びますが、これも独特の景色として楽しめます。洗う時は基本的にスポンジを使い、中性洗剤で。棚や箱の中などにしまう際はよく乾かしてからにしましょう。水分を含んだままだとしみやカビ、臭いの元になります。電子レンジは?
磁器は基本的に、電子レンジの使用は可能ですが、陶器は中には強度の弱いものがあり、ひびが入ってしまう恐れも。繰り返しレンジ使用することで痛みも早くなります。また、金や銀の色が付いたものは磁器陶磁器ともに電子レンジの使用はできません。焼き物以外の和食器は?
漆器
木地に漆を塗って仕上げる漆器は、日本の和食器の代表格。岩手県の浄法寺漆器、福島県の会津塗、石川県の輪島塗など産地はいろいろです。お椀から重箱、お盆など食器の種類も多彩。例えばお正月の特別感をぐっと高めてくれるお椀や杯など、高級で落ち着いた演出に向いています。
汁椀 京型 朱塗り 梶原作
・サイズ 11.5×7cm
・素材 天然木・漆塗り
・生産地 越前
・素材 天然木・漆塗り
・生産地 越前
初節句の内祝いに、実家へ贈るために購入しました。この朱塗りのお椀3個と溜色のお椀1個を、それぞれに使う方々の名前を入れて、ギフト用に箱に詰めて戴きましたが、作家の略歴付きでとても綺麗に丁寧に包装されていて、まるでセットの商品のようでとても良かったです。
出典:楽天市場
ガラス
目から涼感を味わいたい時にはぜひ使いたいのがガラスの器。グラス、小皿、鉢など形状も多様で、沖縄ガラス、倉敷ガラス、江戸切り子などさまざまな産地のものから選ぶことができます。
源河源吉工房 タンブラー (青) 荒波コバルト
沖縄で造る、沖縄を創る。琉球ガラスにココロを吹き込む、名工の技「源河源吉工房」のグラス。源河源吉工房の琉球ガラスは色鮮やかで、カラーバリエーション豊富。注いだドリンクはまた一段と美味しくなる。光の加減でキラキラと表情を変える琉球ガラスは和洋中問わず、どのようなテーブルコーディネートにもよくあい、テーブルを鮮やかに演出してくれる。
・サイズ 15×8.5×8.5cm
・素材 ガラス
・生産地 沖縄
・サイズ 15×8.5×8.5cm
・素材 ガラス
・生産地 沖縄
金属
今外国人に人気の南部鉄瓶は盛岡県の名産品。かつては鉄釜の産地でした。また食器に使われる金属素材といえば、その他に南鐐、錫、銀などがあります。高岡市の能作は、錫の器を現代の食卓に蘇らせた人気ブランドです。
能作 錫器 片口 - 小
・サイズ 54×133×73cm
・ 材質 錫
・生産地 高岡
・ 材質 錫
・生産地 高岡
以前、ぐい吞みを買い使用したところ、お酒がまろやかになり飲み口は良好でした。今回、片口を買い味はどのようになるのかは想像をしていましたが、片口経由でのぐい吞みは、更に雑味が無くなり最高の美酒を楽しむことが出来ました。
出典:Amazon
木
木地をそのまま活かした食器もまた、風合いがステキですね。お盆、ぐい飲み、弁当箱、木製スプーンなど商品もさまざま。和食器専門店ならここ!お店で実物に触れてみよう
東京の有名な和食器店
暮らしの器 花田1977年、東京九段に誕生した花田は白州正子も愛した店。「料理が主役、うつわは脇役。」という考えのもと、300名に及ぶうつわ作家とのやりとりを通じてうつわづくりに専念してきました。日常使いの器が手頃な値段で手に入る人気店です。
備後屋
民芸といえばここ。日本全国の焼物がズラリ揃っていて、手触りを楽しむこともできます。
べにや民芸店
焼物だけでなく木製の工芸食器などもとり揃え、ギャラリーではさまざまな作家の作品展示をしています。
関西の有名な和食器店
中川政七商店人の手によって生み出される「工芸」を残したいという思いのもと、100年後も工芸が人々の暮らしと共にあるようにというメッセージを掲げて展開してきた中川政七商店。ルーツは奈良晒を作っていた小さな家業。今では表参道ヒルズに店を出すまでに成長し、注目を浴び続けています。食器だけでなく台所道具も充実。
和食器の歴史的ストーリーもすごい!

手仕事に支えられてきた和食器の魅力
