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日本の食卓に欠かせないものといえば、「箸」。この切り離せない関係性は「日本人の一生は箸に始まり、箸に終わる」という言葉もあるように、節目節目の記念やお祝いのプレゼントにも最適です。また、私たちにとってとても身近な箸ですが、今使っている箸に満足していますか?「あまり気にしてなかったかも」「今のお箸、なんか手に合わないなぁ」という皆さんに、自分にぴったりの箸の見つけ方からお手入れ方法をご紹介します。そして、ギフトとして箸を選ぶ時にもちょっとしたコツが。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ご存じですか?箸の選び方
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箸は男性用、女性用、子ども用と分けて販売されているお店もあります。しかし、実際は手の大きな女性がいたり、小さい手の男性がいたりと、個人差が大きいので「男性用・女性用・子ども用」の箸が皆さんの手に合うとは限りません。そんな時は手のひらを使って、ぴったりサイズのお箸の長さを調べてみましょう!
手にしっくりくる箸の長さは「一咫半(ひとあたはん)」
手に合う箸の長さのことを「一咫半(ひとあたはん)」といいます。 利き手の親指と人差し指を直角(L字)に広げ、親指と人差し指の指先を結んだ辺の長さが「一咫」。その一咫を1.5倍した数値が「一咫半」であり、手にしっくりくる箸の長さなのです。
実際に私も測ってみました。私の手は、ピアノの「ド」から「シ」までしか届かない、会う人全員に小さい手だと言われる大きさです。そんな私の実測値はこちら!
「一咫」=12センチ
そして、ぴったりの長さは
「一咫半」:12×1.5=18センチ!
手が小さいと、やはり箸の長さも短くなりますね。とっても簡単なので、皆さんもぜひ計測してみてください。
子どもこそ、ぴったりサイズの箸をつかってもらいたい
子どもの体が大きくなるのと同時に、手も大きくなっています。小さい手に大きすぎる箸では、正しいお箸使いを身に付けられませんし、いつまでも小さい箸のままだと、使いにくくなっていきます。靴や服を買い替えるように、箸も手の成長に合わせて、こまめに買い換えましょう。
結婚祝いや木婚式、長寿のお祝いのプレゼントに
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箸をプレゼントするタイミング
母の日、父の日、敬老の日、さらに、入学祝いや就職祝い・・・箸は人生のさまざまな節目の贈り物として喜ばれるアイテムです。しかし、その節目によって、プレゼントにふさわしい箸は変わってきます。ここでは、どんな箸を、どの節目でプレゼントすればいいのかご紹介します。