シードルの作り方は?完成までこだわりの工程
シードル工房kimoriでの、シードルの製造工程を高橋さんに教えてもらいました。りんごを収穫
シードル造りに欠かせないりんご。りんごにはさまざまな品種があります。どのりんごそどれくらいの割合で使うのが美味しいシードルになるのか、試行錯誤を重ねて甘みと酸味のバランスを探ります。それぞれの味に合った品種のりんごを育て、収穫して初めて、シードル造りがスタートします。
果汁を絞る
収穫したりんごを、皮ごとすべてすりおろします。すりおろしたりんごを絞って果汁を出します。このすりおろしたりんごを漉し、透明な果汁にする工房もありますが、kimoriではそのまま、絞ったままのにごった状態で醸造します。
醸造
果汁をタンクに入れ、酵母を入れます。この酵母は、白神山地のブナの林から作られた酵母で、正真正銘青森産の酵母です。タンクに蓋をして密閉すると、徐々に甘みを酵母が食べてアルコールと炭酸を発生させます。密閉しているので炭酸が果汁に溶け込んでいきます。出荷
りんごの品種や醸造の時期によって、醸造の時間は異なります。様子を見ながら出来上がりの時期を待ち、完成したら瓶詰めして完成です。「kimori」のシードルは、県内各地の観光物産店やネットでも購入できます。シードル工房「kimori」では、グラスでシードルを提供しています。りんご畑を眺めながら味わうことができますよ。
シード作りへのこだわりと難しさ
シードル造りの難しさや「kimori」でのシードル造りのこだわりについて、高橋さんに伺いました。同じりんごの品種でシードルを造っても、収穫からの時間やタンクに入れて醸造時間でアルコールの度数や炭酸度合い、甘味や酸味も変わります。そのときの温度や湿度の条件が同じでない限り、“同じ味”というのは造るのが難しいんです。
さまざまな条件を判断し、発酵時間をそれぞれのりんごに合わせていくことは、シードル造りでは難しい部分ですが、面白い部分でもあります。kimoriのシードルは、りんごの旨味を余すことなくシードルにしているため、絞った果汁をろ過せずにそのまま使用します。見た目では濁りがあるのが他店とは違う特徴です。
Kimoriのおすすめシードルと販売店
お酒が苦手な方でも楽しめる!kimoriのスイート
発売開始してからスタンダードで販売している甘みの強いシードル。使用しているりんごは「サンふじ」という品種で、100%りんごジュースのような果汁感とまろやかな味わいが特徴です。アルコール度数が低めなので、お酒が強くない方でも安心して飲めますよ。
kimori シードル スイート
・内容量:750ml
・アルコール度数:3%
・アルコール度数:3%
会社の方がテレビのニュースでやっているのを見て飲んでみたいと言っていたので、プレゼント用に購入。
とても飲みやすく美味しかったとのことでした。
出典: 楽天
まずはミニボトルで味を比べてみて
飲みきりサイズの小瓶で、ドライとスイートの2種類のシードルが味わえるセットです。飲み比べするのにちょうどいいサイズ。箱入りなので贈答用にも。限定品の熟成ボトル!
昨秋に収穫したジョナゴールドという品種のりんごを100%使用して造られたシードル。冬の期間にゆっくりと熟成させた、酸味と甘みが程よく上品な味。2019年春の数量限定品です。弘前シードル工房「kimori」の商品は、kimoriオンラインストアでも購入可能です!
◎kimoriオンラインストアはこちら
青森産のおすすめシードルとりんごのお酒
青森市のシードル工房A-FACTORYで造られたシードル
青森市のA-FACTORYというシードル工房で醸造しているシードルです。AOMORIシードルはスイート、スタンダード、ドライの3種類の味があり、この瓶は最も甘みを感じられるスイート。気軽に飲めるアルコール度数なので、女性への贈り物などにもぴったり。パーティなどの乾杯にも最適です。ポムドール賞を受賞したタムラファームのシードル
りんごの栽培からシードルの製造まで行う、弘前市のタムラファーム。シードルのスイートには甘みが強いことで有名な「ふじ」というりんごの品種を使っています。自社のりんご畑で採れたりんごを100%使用。国際シードルメッセにてグランプリを受賞した実力あるシードルです。
タムラファーム シードル スイート
・内容量:500ml
・アルコール度数:3%
・アルコール度数:3%
友達の家で飲んだことがあったので商品名を聞いて楽天で見つけたので購入しました。とても飲みやすいです。強いお酒が苦手な人にはいいと思います。
出典: 楽天