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「いぶりがっこ」とは?
「いぶりがっこ」は、寒さの厳しい秋田で生まれた漬物のひとつ。たくあんと同じく大根の漬物ではありますが、燻製による独特の風味と食感が楽しめるのが特徴です。作り方
冬の寒さで凍ってしまわないように、また保存が長くできるよう、収穫した大根を囲炉裏の上に吊るして乾燥燻製し、米ぬかと塩で漬けこんだのがはじまり。たくあん漬を燻製するのではなく、先に燻製させてから漬けるのです。たくあん漬はあらかじめ天日干ししてある程度の水分を抜きますが、雪深い秋田ではそれは難しいこと。その起源は古く室町時代からとも伝えられています。まさに気候風土から生まれた食べ物というわけです。
実は「いぶりがっこ」は商標!?

手軽で簡単!「いぶりがっこ」のおいしい食べ方&アレンジ術

開田高原クリームチーズ
美しい高原の空気と景色、冷涼な気候にはぐくまれた「万谷ファーム」の体調管理された牛から搾乳された牛乳から生まれた開田高原チーズ。
爽やかなコクが口の中いっぱいに広がり、舌の上でとろける。チーズケーキ作り、パンやクラッカーのディップとしてはもちろん、いぶりがっこにのせれば日本酒にぴったりのおつまみに。
・参考価格:2,600円程度
定番のクリームチーズもいいけれど「カマンベール」もおすすめ

まずはカマンベールを横半分にカット。片方の断面に黒胡椒をふりかけ、みじん切りにした「いぶりがっこ」をのせて、しそや三つ葉などお好みの葉物の薬味をのせます。もう半分のカマンベールをその上にのせて、ケーキやピザのように放射状にカットすれば出来あがりです。

みじん切りにすると、ごはんメニューがグッとおいしく

ポテサラからコロッケに!リメイクしてビールのつまみにも

作り方はとても簡単。余ってしまったポテトサラダを一口サイズに丸めて、全面に小麦粉をはたき、溶き卵にくぐらせ、パン粉をまぶして揚げ焼きするだけ。お好みで、サラダにシュレッドチーズ(ピザ用チーズ)や、粗みじんにして軽く炒めた玉ねぎを加えてから丸めて作るのもよし。ビールがすすむ、おいしいおつまみコロッケになります。
通販で買えるおすすめの「いぶりがっこ」5選
一口に「いぶりがっこ」と言っても、燻製香の度合いや塩加減、さらに調味のための添加物などはさまざま。そこで、お取り寄せできるおすすめのものを5つご紹介します。1. 商標をもつ「雄勝野きむらや」は安定のブランド
人気番組の「お取り寄せ漬物」特集でも第1位になったことがある「雄勝野(おがちの)きむらや」。「いぶりがっこ」の登録商標をもつこちらは、言わばメジャーブランド。伝統製法にこだわり、添加物を出来るかぎり使用しないで作っているとのこともあってか、とても人気で、商品のバリエーションも豊富です。・内容量:260g
楽天×1袋
Amazon×3袋
・参考価格:700〜2,680円
おつまみでも御飯のお供にも最高です。
一本の大きさも大きく納得のお値段。買って損はない。
近所のスーパーにも同じメーカーのいぶりガッコが売っていましたが、小さくて高いのでこれを買って正解でした。
出典: Amazon
2. 重要無形文化財がその名の由来「大綱漬」
重要無形文化財に指定されている秋田県大仙市の恒例行事「刈和野大綱引」に由来するというのが「大綱食品」による大綱漬(いぶり漬)。この一本漬のほかに、スライスタイプやニンジンや昆布と一緒に漬けた商品なども展開しています。3. 原料もオーガニック「田口さんちのいぶりだいこん」
原材料となる大根は農薬・化学肥料不使用で大切に育てられ、漬ける時も化学調味料無添加というこだわり。オーガニックにこだわる人におすすめしたい一品です。パッケージにはフランス語と英語の表記も。海外の方にも日本の豊かな食文化を体験していただきたいですね。・原材料:大根(秋田県大仙市産)、漬け原材料(砂糖、食塩)
・参考価格:960円程度
4. 「桜食品」のいぶりがっこは、秋田いぶりがっこ協同組合のお墨付き
手間暇を惜しまず、一本一本、手作業で作られる農事組合法人「桜食品」のいぶりがっこ。2014年8月に設立された「秋田いぶりがっこ協同組合」のお墨付きです。5. 山海の恵みが詰まった「いぶりの里」
100%自然海塩が使われ、じっくり漬けこまれたいぶりがっこは、海と山のおいしさが結集したいぶりがっこ。着色料、化学調味料、甘味料も使わずに仕上げられています。・参考価格:257〜478円
憧れのいぶりがっこやっと手に入れました。
いぶってあるので味も日持ちも申し分ありません。
また注文します。
出典: Amazon
もっと手軽に!いぶりがっこ味のおすすめ商品
しっかりとした燻製の香りと漬物ならではの塩味。いぶりがっこの風味を存分に生かした食品もいろいろと登場しています。いぶりがっこのタルタルソース
手作りもできますが、常備したいほどお好きな方には市販品も便利。ディップはもちろん、揚げ物やサラダにかける定番の調味料としていつでも楽しめます。おかずがっこ
ご飯のお供に、酒のつまみにぴったりの味付きいぶりがっこです。秋田県名物のいぶりがっこを乱切りして、昆布の旨みをプラス。アクセントのある歯ごたえが楽しめます。いぶりがっこ味のスナック3選
おやつに、お酒のお供に。くせになりそうなスナックを3つご紹介します。1. いぶりがっこポテトチップ チーズ味
秋田ならではのご当地ポテトチップス。チーズ味がプラスされているところが心憎い!2. いぶりがっこのおかき
3. いぶりチップス
おすすめの「いぶりがっこ」5選で紹介した「大綱漬」を薄くスライスし、いぶりがっこそのものをドライチップスに。噛むほどに広がる香りと旨みは、日本酒や焼酎と一緒にじっくり楽しめそうです。秋田の宝、魅力あふれるソウルフード「いぶりがっこ」
日本の雪国での生活の知恵から生まれた「いぶりがっこ」。秋田名物のこの漬物が、西洋生まれのクリームチーズやさまざまな調理法と出合うことで、その魅力はますます増しています。自分の好きな料理やお酒との組み合わせに「いぶりがっこ」を取り入れてみることで、まだまだ意外でおいしい発見があるかもしれません。ぜひみなさんも「いぶりがっこ」の新たな魅力を見つけてみてください。紹介されたアイテム











