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米どころ、新潟の日本酒の特徴

米から作られる日本酒も、それぞれの土地柄が影響しているのも当然で、酒蔵の数も日本一。新潟の日本酒は「淡麗辛口」というイメージが強いと言われますが、その土地の気候や多数の酒蔵の個性は、たくさんのバリエーションを生み出しています。
そこで今回は、上越・中越・下越・佐渡の4エリアごとに、その地域の特性に目を向けながら、5本ずつのおすすめ日本酒を厳選してみました。お取り寄せはもちろん、新潟に旅行に出かけられる際の、日本酒選びの参考にしてみてください。
新潟4エリア別の特徴をチェック!おすすめ日本酒20選

【上越】甘口に注目!おすすめの日本酒5本

1. 妙高酒造「妙高山」
越後富士とも呼ばれる妙高山の麓で、200年も酒造りを続けている老舗酒蔵の代表作。やわらかな妙高山系の伏流水で仕込まれ、 酵母には「自社活性培養酵母」を使用。ふくよかで自然な甘みも感じられる特別純米酒なので、ふだん日本酒よりもワイン派という方にもおすすめの1本です。2. 君の井酒造「伝承君の井 山廃仕込 純米大吟醸」
妙高で江戸時代から酒を作り続けているこの蔵には、普通酒も含めバラエティに富んだラインナップがありますが、おすすめしたいのは、昔ながらの木製の暖気樽を使った製法(生もと系山廃酒母)で醸されたやや辛口の日本酒です。繊細な酸味、ほのかな苦み、やわらかな甘味もあり、チーズや中華料理などとの相性が抜群です。3. 竹田酒造店「かたふね」
慶応2年(1866年)から続く、上越市大潟区の海沿いにある酒蔵です。硬度がやや高い井戸水を仕込み水に使い、原料米は地元産を中心に厳選した酒造米を使用。看板銘柄の「かたふね」は純米酒、純米吟醸、純米大吟醸とありますが、いずれも旨味たっぷりのやや甘口の酒で、濃厚芳醇な味わいが楽しめます。4. 新潟第一酒造「山間(やんま)」
新潟第一酒造のある上越市浦川原区は、全国有数の豪雪地帯にあります。蔵の歴史は亀屋酒造として創業したのが始まりですが、1960年代に近隣の蔵と合併を行い、新潟新世代として注目を集める蔵元。主銘柄のひとつである「山間(やんま)」は、最も品質の良い中取り部分を直詰した酒で、爽やかな甘みがあります。
山間 仕込み9号 純米吟醸 中採り 直詰め 無濾過 生原酒 720ml
・原料米:たかね錦
・酵母:非公開
・精米歩合:55%
・日本酒度:非公開
・酸度:非公開
・アルコール度:16%
・酵母:非公開
・精米歩合:55%
・日本酒度:非公開
・酸度:非公開
・アルコール度:16%
5. 丸山酒造場「純米 雪中梅」
上越の甘口の酒として有名な「雪中梅」は、普通酒から大吟醸まで6種で展開される銘柄です。この「純米 雪中梅」は上越産米の五百万石のみを使用。甘口と言っても、きれいな酸味があるためベタつきがなく、やわらかなテクスチャーで、通年で購入できるのも魅力です。
雪中梅 純米酒 720ml
・原料米:五百万石/新潟県産米
・精米歩合:63%
・使用酵母:7号・10号
・酒母:速醸
・日本酒度:-4.0
・酸度:1.6
・アミノ酸度:1.4
・アルコール度:15.5
・精米歩合:63%
・使用酵母:7号・10号
・酒母:速醸
・日本酒度:-4.0
・酸度:1.6
・アミノ酸度:1.4
・アルコール度:15.5
かなり昔、新潟の親戚から雪中梅(種類を失念)を頂いたのが知るきっかけでした。
あまり日本酒は得意ではないのですが、甘口で水みたいに入っていく感覚が忘れられませんでした。
数年後に近くの酒屋で雪中梅の普通酒を見つけたのですが、買って飲んでみると昔頂いた雪中梅の記憶と全然違いがっかり。
アマゾンで純米を見つけて飲んでみたら昔の記憶に近いもので大変満足です。お正月など、特別な日に飲む用にまた注文したいと思います。
出典: Amazon