
出典:写真AC
雪若丸は平成30年に本格的なデビューを果たした山形県の新品種!俳優の田中圭さんを起用したCMでも話題を集めたのでご存知の方もなかにはいるのではないでしょうか。山形県産の有名品種といえば「つや姫」がありますが、雪若丸はまさに姫の弟君として誕生したブランドです。どんな品種なのか特徴や評価について調べてみました。実食して食べ比べた感想もチェックしてみて!
山形米・雪若丸はどんな品種?特徴や評価は?

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山形県産の「はえぬき」「つや姫」に続く新しいブランド「雪若丸」。平成30年にデビューしたばかりの新品種です。なんとその育成には10年の歳月を費やしたという秘蔵っ子米。もともとは「山形112号」という名称でしたが、「つや姫」の弟分として「雪若丸」と名前が付けられました。
稲は「はえぬき」と同じくらい強さがあるため栽培しやすく、作付けの面積もぐんと伸びています。
雪若丸は「つや姫」のように
一粒ひとつぶがしっかりとしていて光沢もあり、粘りのバランスが良い食味といわれています。大粒で粒感が立っていることで食べごたえのある品種だと評価されることが多いです。
雪若丸の味は?お米の食べ比べレポート

撮影:たべごと編集部
東京・府中市のお米屋さん「天地米店」で雪若丸を試食させていただきました。
左から、新潟県産十日町のこしひかりの玄米、宮城県産ささにしきの玄米、山形県産雪若丸の4分づきで炊いたものを実食します!
「天地米店」についてはこちら
雪若丸・こしひかり・ささにしきを食べ比べる

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それぞれ食べてみると、玄米でもこしひかりは甘く柔らかな食味なのに対し、同じ玄米でもささにしきはかなりさっぱりとしていて糠(ぬか)や殼の香ばしさが際立ちました。4分づきで食べた雪若丸はお米の粒がとにかく大きく、
噛みごたえは玄米に近いのに味は白米に近いという不思議な食味のお米でした。粘りも甘みも少なめな分、どちらかと言えばさっぱり感じられます。ただ、粒感がしっかりとあるので「米を食べている」という満足感は大きかったです!雪若丸を玄米で食べるのであれば、同じ量でもかなり満腹になりそうな気がします。
食べ比べたお米を通販でお取り寄せ
ITEM
山形県産 雪若丸 白米(精米)
・産地:山形県産
・品種:雪若丸
・内容量: 5kg
購入者の感想は?
仕事で2ヶ月ほど山形にいっており、そこでこのお米の銘柄を知りました。
個人的には非常に好みであり、しばらくリピート買いしています。
しっかりとした硬さと粘りがありとても美味しいです。
つや姫も美味しいと思いましたが個人的には弟分であるこちらが気に入りました。
山形のお米おすすめです。(出典:Amazon)
ITEM
新潟県産 こしひかり
・産地:新潟県産
・品種:こしひかり(あかふじ)
・内容量:5kg
・その他:新米
購入者の感想は?
我が家の炊飯器は数種類の炊き方モードがあるのですが、
シンプル・スタンダードな「白米モード」を選択。
優しいふかふか・ふわふわのご飯が炊き上がりました。
適度に甘く、粘り気のあるもっちり感で美味しいですね。(出典:Amazon)
ITEM
宮城県産 ささにしき
・産地:宮城県産
・品種:ささにしき
・内容量:5kg
購入者の感想は?
白米を食べると必ず胸焼けを起こしてしまう私ですが、こちらのお米は全く胸焼けしません。さっぱりとした雑味のない風味なので、おかずの味を際立たせてくれます。海苔の香りや卵の甘味、醤油の香ばしさ等、繊細な味も見事にキャッチし、粘りではなくもちもちとした食感で、食べていて楽しいお米です。(出典:楽天市場)
雪若丸に合わせたい料理はカレー!?

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粘りと甘みがほどほどで、同じ山形県産の「つや姫」に比べるとさっぱりとした味に感じる雪若丸は、ご飯だけで食べるのではなく、料理と一緒に食べることでお米のおいしさが際立つ品種と言えるでしょう。
なかでも
「雪若丸にはカレーが合う!」という口コミを目にすることが多く、さっぱりした味わいと粒立って豊かな食感がスパイスにも負けない存在感になるのかもしれません。ほかには魚料理がお米の味に合いやすいようで、日本食で食べたい品種かもしれません。
個人的には、粒が大きいのでふんわりとゆるめに握ったおにぎりに味付きの海苔を巻いて、いろんな漬物と一緒に食べたいお米です!
→雪若丸はどこで買える?値段や価格について調査