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今回は、そんな日本酒好きな方におすすめの、日本酒を温めるのに欠かせない道具である「ちろり」や「酒燗器」のおすすめアイテムをご紹介します。これから寒く、そして師走に向けて忙しくなる季節。一日の終わりに、あたたかい日本酒で心も身体もしっぽりと温まってみてはいかがですか。
燗酒に欠かせない酒器「ちろり」とは
「ちろり」とは、燗酒(かんざけ)を作る為の道具で、注ぎ口と取っ手が付いた筒形の容器のことです。日本酒を注いだちろりを鍋などで湯せんしてお酒を好みの温度まで温めることができます。日本酒は、少しの温度で酒本来の香りや味の出方が異なります。日本酒のさまざまな味わいを楽しむには、まさに燗酒がぴったり。最近は電子レンジでチンして日本酒を温めることも当たり前のようですが、少しだけ手間をかけて燗酒を楽しむのも、大人のお酒の嗜み方ですよね。
ちろりの選び方・使い方

錫や蓋つきがオススメ!ちろりの選び方
ちろりを選ぶときは、まず何でできているかを確認。錫や銅、アルミ、ガラス製など、さまざまな素材のものが販売されています。熱の伝わりが早いほうが機能的なので、錫や銅がおすすめです。ガラス製は見た目が美しいものだとお酒の席が華やぎます。また、蓋がついているかどうかもポイントです。蓋があると、お酒の蒸発を防いでくれるメリットがあります。保温器付きのものもあるので、実際に使用する場面をイメージしながら使いやすそうなものを選ぶのがよいでしょう。
錫のちろりが気になる方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
程よい温度でどうぞ。ちろりの使い方
ちろりを使うときは、鍋や酒燗器に入れて湯せんするのが一般的な使い方です。程よい温度にお酒が温まるまでじっくり待ちます。(手順)
①ちろりに日本酒を入れます。
②その中に温度計を入れ、酒燗器やお鍋で温めます。
③お好きな温度に達したら取り出して、おちょこにつぎます。
温度によって粋な名前があります。ぜひお好みの温度で味や香りの違いを楽しんでみてくださいね。
55度 |
飛びきり燗 |
シャープな香りで、より辛口になる |
50度 |
熱燗 |
キレの良い辛口・香りがシャープになる |
45度 |
上燗 |
引き締まった香りを感じる |
40度 |
ぬる燗 |
香りがよく出る |
35度 |
人肌燗 |
味に膨らみがある・お米の香りのいいがする |
30度 |
日向燗 |
ほんのり香りが引き立つ |
日本酒をしっぽりたしなむ 人気のちろり8選
初めての方向けなお手ごろ価格
アルミ素材
アルミ製のちろりです。持ち手部分に籐が巻いてあります。持ち手部分を鍋のふちに引っ掛けて湯せんすることができます。3合分の日本酒を一度に温められるので、サイズとしては大きめ。お手ごろな価格なので、ちろり初心者の方におすすめ。
【アルミ製】酒たんぽ 3合
サイズ:92×135mm
重さ:50g
材質:アルミ・籐
容量:0.51L
重さ:50g
材質:アルミ・籐
容量:0.51L
酒タンポ1号を使ってみて大変良かった為、3号も購入しました。
一度に3号も酒を温めても1人で飲むには多過ぎるので、酒を温める時は1号の酒タンポ、カミさんや子供のミルクやペットボトルの冷たい紅茶、コーヒーなどを温める時は3号の酒タンポと使い分けています。
出典: Amazon