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ここがすごい!土鍋の魅力
土鍋は温まるまでには少し時間がかかりますが、一度温まったら冷めにくいという性質を持っているため、素材にじっくり熱が伝わります。野菜や肉、魚などの材料の持ち味が引き出され、味がまろやかに。煮込み料理は中まで味が染み、温野菜のような蒸し料理は、土鍋ならではのやさしい味になります。耐熱性の高いタイプの土鍋なら、表面は香ばしく、中はジューシーなステーキを焼くことも可能です。調理器具としての活躍の一方、温かい器としてそのまま食卓に並べることができるのも魅力的なポイントですよね。「土鍋のある暮らし」で気づいたこと
私も土鍋ユーザーの一人。土鍋を使い始めたきっかけは、知人が土鍋で炊いたご飯を食べさせてくれたことです。一粒一粒の米粒がたったご飯は、ふっくら、つやつや!さらにちょうど良いもっちり加減の水分量で、ご飯だけでも箸が進んでしまうおいしさ。この味を知ってから、我が家では炊飯器でご飯を炊く機会がめっきり少なくなりました。土鍋でご飯を炊くのは、炊飯器と比べると、もちろん手間がかかります。しかし、それを「手間」と考えるのではなく、「ちょっとおいしくなる工夫をしているだけ」「いつもより丁寧にしているだけ」と考えると、その過程で発見や楽しみを見つけることができます。私も、最初は大変かな?と考えていたのですが、この考え方を教えてもらってからは、楽しくご飯を炊いています。
これは筆者の体感ですが、土鍋でカレーやスープを作っていると、普通のステンレス鍋に比べて、野菜がやわらかくなるのが早いので、時短になってとても助かります。しかも、炊き立てご飯も一緒に食卓に並べられるためか、家族の食欲が以前よりアップしました!土鍋料理を試してみたいと考えている方、最初はご自宅にある土鍋で大丈夫なので、ぜひ試してみてくださいね。