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お米のプロを突撃取材!AKOMEYA TOKYOに行ってきました

東京を中心に大阪、京都など計11店のお店を出店している話題のショップです。販売している商品はどれもセンスが良く、職人のこだわりが詰まったものばかり。
コンセプトは「お福分けのこころ」

店舗情報
■Information
AKOMEYA TOKYO 銀座本店
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座2-2-6
アクセス:銀座一丁目駅4番出口から徒歩2分
電話:03-6758-0270(店舗)、050-3184-0789(AKOMEYA厨房)
店舗営業時間:11:00~20:00(金・土・祝前日は~21:00)
AKOMEYA厨房営業時間:11:00~14:00(お昼の時間)、14:00~17:00(お茶の時間)、17:30~22:00(夜の時間)
定休日:無し
お話をうかがったのは…

「お米を中心に日本の食文化にスポットをあてる」というAKOMEYA TOKYOのコンセプトに惹かれ、入社。
全くお米の知識が無いところからスタートし、今ではAKOMEYA TOKYO独自で選定している「AKOMEYAお米コンシェルジュ」のお一人でもあります。
お米コンシェルジュはAKOMEYA店舗スタッフでも現在5人しかいない、狭き門。銀座本店に訪問した際は、ぜひ木村さんにお米のことについて聞いてみてください!
ちなみに木村さんの「推し米」(オシマイ)は「コシヒカリ雪ほたか」。食べたときの甘みと喉を通って返ってくる甘みがあり、お米だけで味わうことができることが魅力だそう。
玄米=おいしくない?品種や炊き方合ってますか…?

「玄米って固くてパサパサしてておいしくない…」という理由から、なかなか続かない方が多いのではないでしょうか?
実は「玄米おいしくない問題」は、品種や炊き方を変えれば解決できてしまうかもしれません!品種や炊き方を変えただけでモチモチの玄米が味わえるのであれば、試す価値は多いにあり!
玄米生活を躊躇している人は、これから解説する品種の選び方や炊き方を、ぜひ参考にしてみてください。
奥が深い!玄米を選ぶポイントって?

あっさり系?もっちり系?味の違い
まずは自分の味の好みを考えてみましょう。普段あまりお米の嗜好を考える機会は無いと思いますが、食べてみると好き嫌いが分かれるのがお米の面白さ。AKOMEYA TOKYOでは「あっさり」と「もっちり」でチャートを分けています。この2つは簡単に言うと「粘り気」の違い。もっちりしているものは噛んだとき、歯にくっつくような粘り気があり、あっさりはそれが少ないものになります。また、あっさりorもっちりは一緒に食べる食事で選んでもOK。例えば和食には主張の少ない「あっさり」、ガツンとした洋食は「もっちり」がおすすめなんだそう♪一見逆の組み合わせを想像していましたが、意外にも似たもの同士を掛け合わせるんです。
炊き上がりのやわらかい品種が◎
お米のやわらかさには好みがあるので一概には言えませんが、「硬い」と感じている人や、玄米初心者の人はやわらかく炊きあがる品種を選ぶのがおすすめです。AKOMEYA TOKYOのチャートの横軸はお米の硬さを表しています。玄米は普通のお米よりも殻が付いているぶん硬いため、しっかりと硬さのあるお米は食べづらくなってしまうことも。やわらかく炊きあがる品種を選んであげれば、玄米嫌いが克服できるかも!?
栽培方法の違い

有機栽培
よく目にするようになった「有機栽培」や「オーガニック」。定義を知っていますか?有機栽培の「有機」とは堆肥のこと。堆肥とは「有機物を微生物によって完全に分解した肥料」なので、有機栽培は、化学的に合成された肥料・農薬の代わりに、堆肥(天然の有機物)を使って作物をつくることを言います。「有機栽培」「オーガニック」を名乗るためには、農林水産省が定めた有機JAS規格の認定を受けることが法律で決められているので、オーガニック玄米を選ぶ際もJAS認定マークがあるかを目印にしてみてください。自然栽培
一見同じと思われがちな「自然農法」と「有機栽培」ですが、栽培方法は異なります。自然農法は農薬や化学肥料などを一切使用しないで作物を作る方法。そのため、虫が付きやすかったり味にえぐみが出たりといったデメリットも。反面、作物本来の味が楽しめて、農薬や化学肥料を使っていないので、栄養分の多い殻も一緒に食べることができます。AKOMEYA TOKYO 銀座本店おすすめの玄米4選

お福米(コシヒカリ)

元々人気の高いつや姫に負けず劣らずの人気を誇る銘柄です。バランスの取れた品種で色々な料理と一緒に楽しむことができます。
AKOMEYA TOKYO 銀座本店 販売価格 1,000円/kg̟̟+税
おすすめのご飯のお供はコレ!

米味噌「五徳味噌」をふんだんに使用したさば缶。味に深みがあり、やや甘口な味噌味でご飯が進みます。さば自体の味もしっかりしており、お米に負けないおいしさです。