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民藝として人気の【益子焼】おすすめ12選と陶器市の様子をレポート!


バス直行便もある!東京からのアクセス

開催期間中限定で、秋葉原から益子まで直行高速バス「関東やきものライナー」が走ります。たくさん食器を買うと、どうしても荷物が重くなってしまうので、ゆっくり座って帰れるのはとてもありがたいですね。 また、宇都宮駅からでも益子までの直行バスも出ていました。夕方は18時台まであるのでゆっくり会場を見て回りたい方におすすめです。

陶器市での戦利品をご紹介!

撮影:つづきはるか
開催3日目でもあり、全体的に商品数は少なかったように感じましたが、その中でもピンっ!ときた食器を購入できました!一番右端のプレートは朝食用に。このプレートはアウトレット商品で、定価の半額でゲットです!

撮影:つづきはるか
右から2番目の青味のプレートは、大人気の「よしざわ窯」で買いました!青い箇所にはうっすらと紫陽花の花が見えます。早速使ってみましたが、この主張しすぎない紫陽花が、料理を引き立ててくれました。
細長いお皿は、焼魚・刺身用です。そして、ノスタルジーな雰囲気を醸し出す絵の具の箸置きと、木のスプーンも一緒に買いました。

陶器市で見つけた、すてきな作家さん

陶器市を巡る前に、まずは好きな作家さんの陶器市出店について調べましょう!情報は益子町観光協会の陶器市のページからでも探すことができます!どの場所で出店しているかを確認し、早めにテントに行ってみてくださいね。

 

藤原里子さん

撮影:つづきはるか
前述でもご紹介したこの絵の具の箸置きは、今回の一番のお気に入りです!この箸置きを作られた作家・藤原里子さんは、農業系の大学を卒業後、琉球舞踊と盆栽を修行された後に陶芸の道に進んだという異色の経歴をお持ちの方です。主に、とても愛らしい人形やシーサー、鉢を制作されています。
 

grammeさん

撮影:つづきはるか
子どもにもぜひ使って欲しいうつわたちがたくさん並んでいました。カップの取っ手の下の付け根にはボタンがデザインされ、まるで取っ手がボタンでつけられたかのような可愛さがありました。サイズも小ぶりだったので、小学校入学した年頃のお子さんから使えるのでは?と感じました。

 

豊田雅代さん

今回の陶器市で、私が買い損なってしまったのが作家・豊田雅代さんのうつわです。「イッチン」というスポイトなどに入れた、水分多めの泥で模様を描く技法を使って制作される食器を、実際に拝見したかった。写真で見る限り、とても繊細な模様を描きながらも暖かな雰囲気がある食器でした。次回の陶器市ではぜひお目にかかりたいと思います!

豊田雅代さんのInstagramはこちら

 

陶芸のまち・益子町の魅力

陶器市の期間は人であふれている益子町ですが、陶器市の期間を外せば、ゆっくりと町を巡ることがでできます。街の中には、益子焼の常設展で益子焼のことが詳しくわかる陶芸美術館、人間国宝・濱田庄司の作品や収蔵品の展示を行う益子参考館があり、益子再興の歴史に触れることができます。
もちろん、益子焼共販センターなどの販売店もたくさんあるので、買い物には困りませんよ!お店は、駅からも徒歩圏内の城内坂通りにたくさんあるので、ぜひ行ってみてくださいね。

陶芸体験ができる窯元

出典:写真AC
益子町には、陶芸体験できる窯元もあります。手びねりや絵付け、ロクロなど、さまざまなコースがあるので、やってみたい体験を見つけてみてくださいね!

小峰窯

陶芸体験、手びねり体験、絵付け体験、ロクロ体験、パステル絵付け体験ができます。講師の方が丁寧に教えてくださるので、とっても楽しく取り組むことができます。
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つかもと

手びねり、絵付け、ロクロの体験ができます。敷地内には飲食店やギャラリーも併設されているので、益子焼を堪能できます。
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よこやま

手びねり、絵付け、ロクロの体験ができます。よこやまでは、カップルやファミリー、女性グループ向けのお得なプランも用意されています。また、子ども向けの簡単な体験として、オカリナへの絵付けやルームプレート作りなどができます。小さな子どもも一緒に楽しめるのはうれしいポイントですね!
詳細はこちら

 

益子焼の持つ優しい雰囲気で日常をちょっと華やかに

出典:PIXTA
日用雑器を得意とする益子焼は、食卓にちょうどいいあんばいの華やかさを作り出してくれます。新しく益子焼の食器を買い足しても、今まであった食器とも馴染み、使い勝手は抜群。この良さをお伝えするには、まだまだ言葉が足りませんが、ぜひ、益子の足を運んで実感してみてくださいね!きっとご家庭にあったすてきな食器と出会うことができますよ!

 

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つづきはるか
つづきはるか

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都内の美術大学で工芸を専攻、片手にはいつも金槌、という日々を過ごす。
卒業後は、広告代理店で販売促進の企画制作に携わったり、ウミガメが来る町で働いたりと、都市と地方で暮らす経験をする。
地方の新鮮な食材、その土地ならではの食べ物、文化、暮らしを彩る工芸品に魅せられ、その後は地方の魅力を発信するwebメディアを運営する会社に転職。全国各地を取材にまわり、情報発信し続けてきた。
さらにその後、転勤族の我が家は静岡県の南アルプスの麓へお引越し。ローカルライフを満喫中。
現在は、自分にとっての「豊かな暮らし」を探しながら、文字の力で、さまざまな側面から地方の魅力を伝えるお手伝いをしている。

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