昆布の佃煮
だしを取った後の昆布を食べやすい大きさの角切りにし、醤油大さじ1、みりん大さじ1、酢大さじ1を加えてフライパンで炒めます。調味料が全体に行き渡ったら、かつおぶしをふりかけて出来上がり。
昆布ふりかけ
だしを取った後の昆布を天日に干して乾燥させます。乾燥した昆布をハサミで細かく切り、さらにフードプロセッサーで粉砕してかつおぶし、ちりめんじゃこ、炒りごま、青海苔、松の実などを混ぜる。辛めにしたいときは七味唐辛子をプラスして、塩分が足りないときは塩を足しましょう。
昆布の味噌漬け
出典:PIXTA
だしを取った後の昆布は水分をよく拭き取ります。味噌に1週間ほど漬け込んで食べやすい大きさに切るだけ。うま味成分が凝縮され、さらに味噌の風味とコクが加わって、ごはんのおともに最適です。
いずれも、だしがらを使った簡単にできる昆布の再利用レシピです。保存食品として日持ちもしますし、だしを取った後に時間を見つけて作っておけば、常備菜としても活躍しますよ。もう市販の昆布だしは卒業!
市販の顆粒だしには添加物が含まれているものが多く、素材本来の味がわかりにくくなっています。味噌汁や煮物など毎日の食事で和食を食べることが多い日本人。せっかくなら無添加のだしを使って料理を安心安全に、さらにはおいしくいただくのが、気持ちの良い食事と言えるでしょう。食文化の豊かな日本にいるのだからこそ、「本当の昆布だし」を使ってワンランク上の食卓を目指しませんか。