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おいしい【昆布だし】の取り方。ひと味違う味噌汁や鍋、離乳食にも活用


昆布の佃煮

昆布だし
出典:PIXTA

だしを取った後の昆布を食べやすい大きさの角切りにし、醤油大さじ1、みりん大さじ1、酢大さじ1を加えてフライパンで炒めます。調味料が全体に行き渡ったら、かつおぶしをふりかけて出来上がり。


昆布ふりかけ

昆布だし
出典:PIXTA

だしを取った後の昆布を天日に干して乾燥させます。乾燥した昆布をハサミで細かく切り、さらにフードプロセッサーで粉砕してかつおぶし、ちりめんじゃこ、炒りごま、青海苔、松の実などを混ぜる。辛めにしたいときは七味唐辛子をプラスして、塩分が足りないときは塩を足しましょう。


昆布の味噌漬け

昆布だし

出典:PIXTA

だしを取った後の昆布は水分をよく拭き取ります。味噌に1週間ほど漬け込んで食べやすい大きさに切るだけ。うま味成分が凝縮され、さらに味噌の風味とコクが加わって、ごはんのおともに最適です。

いずれも、だしがらを使った簡単にできる昆布の再利用レシピです。保存食品として日持ちもしますし、だしを取った後に時間を見つけて作っておけば、常備菜としても活躍しますよ。

もう市販の昆布だしは卒業!

市販の顆粒だしには添加物が含まれているものが多く、素材本来の味がわかりにくくなっています。味噌汁や煮物など毎日の食事で和食を食べることが多い日本人。せっかくなら無添加のだしを使って料理を安心安全に、さらにはおいしくいただくのが、気持ちの良い食事と言えるでしょう。食文化の豊かな日本にいるのだからこそ、「本当の昆布だし」を使ってワンランク上の食卓を目指しませんか。


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番匠郁
番匠郁

ライター時々料理人

道産子と九州男児のハーフ。関西弁、大分弁、金沢弁を話すトライリンガル。
アーティスト山村幸則氏の作品制作に携わったことをきっかけに、働き方や住む場所に捉われない生き方を模索するようになる。
コミュニケーションアートを通してまちづくりに関わるなか、「人の集まる場所には食がある」ことに気がつき、以来、食を媒介した街・人・アートの仲立ちプロジェクトを幅広く展開。
役者として舞台に立ちながら開始した劇場ケータリング”劇場メシ”では、演者やスタッフを食で支える裏方の裏方として活動。生産現場にも足を運び、土を耕し自ら収穫して料理をつくる体育会系ライター。
動画作成チーム”ButterToast”ではシナリオも担当。

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