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年末が近づくと市場やスーパーに、赤々としたきれいな姿をあらわすカニ。冬の贅沢食材として、昔から人々の間で親しまれてきました。あたたかい鍋物がおいしく感じられる季節、食卓にカニが登場すると気分も上がります。ただ、贈り物でカニをもらっても「鍋物以外の食べ方をしたことがない」というご家庭も。せっかくのカニをもっとおいしく、いろいろな食べ方で楽しむために、まずは種類やその特徴を学んで、カニを100%堪能しましょう。
「三大カニ」をまずはチェック
三大カニとは、「ズワイガニ・タラバガニ・毛ガニ」のこと。カニの種類は非常に多く、日本海近くでも1,000種類以上のカニが生息するそう。しかし料理して食べられるカニはほんの数種類で、実は貴重なものなのです。そのなかでも特に味の良い三大カニは、割烹料理店などの高級料亭で振る舞われるほか、冬の贅沢な食材として家庭でも親しまれるため、お歳暮にも喜ばれます。

食用に適したおいしい三大カニも、当然ながらそれぞれに特徴が異なります。