愛知や福岡、愛媛などの南方で漁獲されるカニの種類で、後ろ足をオールのように器用に使って遠方まで泳いで移動することからその名が付いたと言われています。
旬は5~6月頃で、初夏に漁獲高のピークがやってきます。この季節を過ぎてしまうと一気に獲りにくくなってしまうため、ワタリガニを堪能したい場合は、頃合いを見計らって時季を逃さないようにしましょう。

ワタリガニは水分が多いのでカニだけでは薄味です。味付けをする手間はかかりますが、塩茹でしたり、味噌汁の中に入れることで味が浸透して、カニ身の歯ごたえも引き出されます。
新鮮な生のワタリガニを醤油や塩ダレに漬けて熟成させて作る「ケジャン」という韓国のカニキムチは「ごはん泥棒」と言われるほど白いご飯によく合う一品。ほかにも、トマトソースと和えたカニのパスタや、ワタリガニと調味料を加えて炊き込むカニ飯など、蒸したり茹でたりする以外にも幅広い調理方法で堪能できます。
・内容量:2kg(6匹~ 10匹)
・保存方法:冷蔵
・賞味期限:到着後3日
・原料原産地:伊勢湾・三河湾
・参考価格:11,880 円前後
カニ食べにおすすめのグッズ&道具
カニ用ハサミ
素手で殻を剥こうとすると甲羅や殻で手を痛めたり傷つけてしまうことも。カニを上手に調理するための道具としてハサミを使うと良いでしょう。ハサミは特にカニ足の身を取り出すとき、殻を切るのに使用します。胴体と足の切り離しには包丁が便利ですが、食べにくい肩肉部分などはハサミを使うと身を潰さず、きれいに取り出すことができます。食べにくいカニを楽にさばくことができるので、専用ハサミがあれば重宝しますよ。
・サイズ:20×7×1.2cm
・本体重量:72g
・参考価格:1,023円前後
かにの足とか、剥くの大変ですが、これできると楽です。このお値段なら、良いかな、と思います。
出典: Amazon
・サイズ:約21×8.5×1cm
・本体重量:65g
・参考価格:1,680円前後
10年前に買ったもの(同一商品)が切れにくくなったので再度購入しました。ズワイガニや毛ガニからタラバガニまで驚くほど良く切れます。また、刃先が細いので小さい脚でも使用勝手がいいです。旅先でもマイハサミとして活用してます。
出典: Amazon
・サイズ:全長16×幅6×厚み1cm
・重量:約45g
・参考価格 :1,311円前後
専用スプーン・フォーク
年末年始のご馳走などでおいしいカニを食べるなら、その身を余すことなくきれいに食べ尽くしたいですよね。そんなとき活躍するのが専用スプーンやフォーク。お店でよく使われるものは、スプーン状になっている「ヘラ」と先が二股になっている「ツマ」が左右についたもの。ヘラはカニみそをこそぎ落とすため、ツマは足の身をほじるために活躍します。カニ身がきれいに外れたら、料理も見栄えよく完成します。1本あると便利な専用スプーン・フォーク、持っていて損はないアイテムです。
・サイズ:単品長さ183mm
・参考価格:4,683円前後
・パッケージ: 1 xロブスタークランプ、4 Xロブスター収納ケース, 1 xフォーク, 1 xバッグ入り
・参考価格:16,875円前後
秋から冬は、カニ三昧!

水揚げされる時季が異なるカニ。種類によっては一年を通して食べられますが、三大カニの中でも特にブランドガニは11月~3月までの期間しか食べられません。カニの種類によって特徴が異なり、おいしい食べ方やおすすめの食べ方にちょっとした違いもあります。贅沢品だからこそ、おいしい食べ方を知って旬の味を存分に楽しみましょう。