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【おすすめ8選】こだわりのせいろ(蒸篭)でふっくら蒸し料理|使い方から簡単レシピまで


蒸し野菜からご飯やパンの温めまで!せいろのおすすめレシピと使い方

使い方・蒸し方

1.せいろを使うときは、最初にさっと水でぬらしておきます。 2.蒸気で蒸し上げるので、次にお湯を沸かしておきましょう。水分が蒸発するので鍋が小さいときは少し多めに水を張ります。 3.お湯が沸いたら、鍋もしくは蒸し板の上に食材をセットしたせいろを乗せます。 4.もくもくと蒸気が十分に上がっている状態の火加減で蒸します。 5.食材に火が通っていれば出来上がり。 基本的な使い方はこれだけです。お湯を沸かして蒸す!それだけでおいしい蒸し料理が完成します。

蒸気でふっくら蒸し料理

蒸す(温める)

出典:写真AC
蒸し野菜はせいろの十八番。まず最初に試してほしいお手軽レシピの一つです。蒸気でじっくりと熱を加えた野菜は、湿気と低温で温めていくため旨みがぎゅっと詰まって蒸しただけなのに「野菜って甘かったんだ!」と驚くはず。これまでレンジで温めていた冷凍ご飯も、せいろで強火にかけて5分ほど。余熱で1分待てば解凍もお手の物。固くなったパンも蒸気でふっくらと蘇ります。温野菜は食材の旨みが引き出されているので、塩やごま油、オリーブオイルなど凝ったソースやタレをつくらなくても十分おいしいですよ。

 

茶碗蒸し

出典:写真AC
蒸し料理の定番「茶碗蒸し」もせいろできます。溶いた卵にだし汁を加えた卵液に、好きな具材や季節の食材を入れて、強火で3分、弱火で15分。その後様子を見ながら加熱すればできあがりです。一見手間がかかって面倒そうな茶碗蒸しも、本当はとっても簡単。ぜひおうちでトライしてみてください。

 

おこわ

出典:写真AC
せいろ蒸しのおこわみたいな本格レシピも、せいろを使えば簡単。洗ったもち米を浸水させ、蒸し布に包んでせいろにセットします。あとは中火〜強火にかけて30分ほどで炊き上がるので、その後10分蒸らしてできあがります。中には栗を入れたり、きのこをいれたりと好きな具材でアレンジすればレシピは無限大です。

おすすめレシピ本でレパートリーを増やす!

ITEM
せいろで蒸す
・著書:岩崎啓子
・出版:河出書房新社
・発行年月:2009年05月

せいろを使うのは初めてだったので、せいろの使い方などていねいに書いてあったので役立ちました。これからいろんな料理にトライしたいと思います。


ITEM
「蒸す」って、おいしい。 キッチンはいいにおい! 
・著書:吉田勝彦
・出版:文化出版局
・発行年月:2000年11月

数ある蒸し料理本の中で、一番作ってみたいレシピが載っている本です。写真のページとレシピのページが離れている箇所があり少し読みにくいところもありますがその欠点を十分に補える内容です。お勧めします!


カビに注意!せいろのお手入れ方法について

出典:写真AC
基本的にせいろは水洗いのみです。たわしなどを使うのは構いませんが、洗剤は使わず水に流すだけにします。汚れがひどいときには中性洗剤を使うことがありますが、せいろに洗剤のにおいが残ってしまったり、直接食品を入れて蒸す道具であったりするので、気になる方は水洗いにとどめましょう。
普段食器を洗うのに使っているスポンジは洗剤が残っている場合があるので、同じスポンジを使うときにも注意してください。

せいろを長く使うためのコツ

保管方法について

せいろを水洗いした後は、しっかりと乾かします。特に棚の中へ収納するのであれば、袋に包んだりせず完全にせいろが乾いた状態で保管するようにしましょう。湿気が残ったままだとカビの原因になるので、通気性の良い場所に定位置を作ってあげましょう。

カビが生えたときの対処方法

生えているのがふわふわのカビであれば水洗いして落とします。黒い染みのようなカビになってしまったら、完全に乾燥している状態で紙やすりをかけて削り取ってしまいます。

使ったせいろを水で洗った後、その他の食器と同じように水切りなどに置いてそのまま放置すると、乾きも遅くなります。しっかりと水気を拭き取って風の当たる場所で自然乾燥させれば、カビも生えないはずです。

せいろをはじめると誰かに教えたくなる

撮影:ばんしょうかおる
はじめてのせいろなのでまずは一番安いものから買ってみましたが、乾燥させて通気性の良い場所で保管できていれば、竹や杉のせいろでも長く使えると照宝の方が言ってくれました。今後ヒビや割れというトラブルが生じることもあるでしょうが、空中分解してしまわない限り食卓で活躍してくれる相棒です(ちなみに留め具が外れる程度の破損なら、購入メーカーや店舗が修理してくれることもあるので確認してみてください)。

温野菜のそのあまりのおいしさに感動して、今後は私が誰かにすすめたくなったせいろは、末長く慣れ親しんでいきたいです。


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番匠郁
番匠郁

ライター時々料理人

道産子と九州男児のハーフ。関西弁、大分弁、金沢弁を話すトライリンガル。
アーティスト山村幸則氏の作品制作に携わったことをきっかけに、働き方や住む場所に捉われない生き方を模索するようになる。
コミュニケーションアートを通してまちづくりに関わるなか、「人の集まる場所には食がある」ことに気がつき、以来、食を媒介した街・人・アートの仲立ちプロジェクトを幅広く展開。
役者として舞台に立ちながら開始した劇場ケータリング”劇場メシ”では、演者やスタッフを食で支える裏方の裏方として活動。生産現場にも足を運び、土を耕し自ら収穫して料理をつくる体育会系ライター。
動画作成チーム”ButterToast”ではシナリオも担当。

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