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実は簡単【マヨネーズの作り方】レシピ大公開!気になるカロリーや糖質も

「マヨラー」という言葉もあるくらい、みんな大好きなマヨネーズですが、その歴史、カロリー、手作りレシピ、などまだまだ知らないことも多いはず。マヨネーズの作り方は、実は意外と簡単!ご飯と比べると糖質も低いので、糖質ダイエットのお供にもなりますよ!今回はそんなマヨネーズの全てをお伝えします!

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出典:PIXTA
「マヨラー」という言葉もあるくらい、みんな大好きなマヨネーズ。何にかけても何とあわせても、素材の味を邪魔せずコクをつけてくれますね。また、最近ではマヨネーズをオリジナルの味に手作りするマヨラーさんも増えているそうです。マヨネーズを手作りするのは、実は意外と簡単で、材料もすぐに手に入るものばかり!休日など、少し時間がとれる時に、自家製マヨネーズ作りにトライしてみませんか?今回はそんなマヨネーズのその歴史、作り方、アレンジ…いろいろと掘り下げてご紹介します!

意外に知らない?マヨネーズの素顔

マヨネーズの発祥はヨーロッパの小さな島だった?

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マヨネーズはどこで生まれたのか?諸説ありますが、スペインの東側、ちょうどスペインとイタリア、アルジェリアに囲まれたバレアス海に浮かぶメノルカ島が発祥ではないかという説が、最もよく知られています。

8世紀半ば、イギリスとフランスは当時イギリス領だったメノルカ島を巡って7年間にわたり戦争を繰り広げていました。このとき、フランス軍の指揮官が母国フランスに持ち帰ったのが、メノルカ島の都市マオンのソースで、マヨネーズの原型であったと言われています。

ちなみにその時のマオンのソースは、卵黄をオリーブオイルでのばし、レモン汁が加えられていたということです。

気になるマヨネーズのカロリーや糖質はどのくらい?

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マヨネーズには、日本で主流の「卵黄のみ」を使って作るタイプと、海外で主流の「全卵」を使って作るタイプの2種類あります。一度に使う量がマヨネーズ大さじ1杯(約12g)とすると、
<卵黄型マヨネーズ>◎カロリー:82kcal、コレステロール:17mg
<全卵型マヨネーズ>◎カロリー:85kcal、コレステロール:7mgとなり、全卵型の方がコレステロールが低めです。

体系や健康診断が気になる方には悩ましいものかもしれませんが、実に多くの国で愛されるマヨネーズですから上手に食べたいですよね。

ヨーグルトやなめらかにつぶした豆腐と混ぜ合わせ、カサ増しするのも一つの方法です。塩一つまみ、酢をほんの少量加えて味を調えるとおいしくいただけますよ。

今話題の糖質制限ダイエットにも使える?

出典:写真AC
一方、マヨネーズに含まれる糖質は、上記と同じ大さじ1杯(約12g)を摂取した場合、卵黄型マヨネーズで約0.1g、全卵型マヨネーズで約0.4gです。ご飯一膳で約55.2gですので、マヨネーズの糖質は低いことがわかります。さまざまな事情で糖質を制限されている方にもマヨネーズは利用できそうですね。ただし、持病をお持ちの方は特に、先に医師に相談されることをおすすめします。

できたてを楽しもう!手作りマヨネーズの作り方とバリエーション

撮影:まなべみほ
みなさんはご家庭でマヨネーズを作ったことがありますか?自家製マヨネーズは一見難しいと感じるかもしれませんが、一度作り方を覚えてしまえば、実はすごく簡単なんです!ここからは、実際に私がいつも作っている、簡単マヨネーズレシピをご紹介します!

基本のマヨネーズレシピ

【材料・卵黄編】
卵黄         1個分
塩          小さじ1
サラダオイル     100cc
酢          小さじ1.5
(ディジョンマスタード  小さじ1)

撮影:まなべみほ
【作り方】
1. 泡だて器で作る場合はボールに、ハンドミキサーやブレンダーを使用する際は写真の様な容器に卵黄と塩を入れ、全体にもったりとしてくる位までよく混ぜます。(マスタードを使用する場合はこの段階で入れます。)
マスタードは、弱いながらも水分を保持するための成分を含んでおり、これがマヨネーズの乳化を助けるといわれています。また、卵臭さをマスキングする役目もあり、フランスではマスタードを加えて作るのが定番です。

撮影:まなべみほ
撮影:まなべみほ
2. サラダオイルを、小さじ1杯分程度ずつ加えては、油の透明感がなくなるまで混ぜます。このとき、慌てて一度にたくさん入れると、乳化させるのが難しくなります。ここは少しずつ加えては丁寧に混ぜ続けてくださいね。

撮影:まなべみほ
撮影:まなべみほ
3. オイルの半量ほどが入ったら、あとは多めに加えていっても大丈夫です。大さじ1杯程度の量を目安に加えては混ぜていきます。色は徐々に白くマヨネーズらしくなっていきます。

撮影:まなべみほ
4. オイルの全量が入ったら、今度は酢を加えます。使う量は少ないですが、やはり2-3回に分けて加え混ぜましょう。
5. 全体にもったりと重く白くなり、乳化していれば完成です。

撮影:まなべみほ
全卵でも同様に作れます。
【材料・全卵編】
全卵   1個
塩     小さじ1
サラダオイル   200cc
酢        小さじ2~大さじ1
(ディジョンマスタード  小さじ2)

ご飯にも合う、マヨネーズ七変化

撮影:まなべみほ
スペイン生まれのマヨネーズには洋風なイメージがありますが、アレンジ次第で和洋中なんにでも合わせられます。せっかくなのでいろいろなアレンジで楽しみましょう。

お醤油と

朝ごはんの卵焼きにつけて食べてもよし、生卵を溶きほぐすときにあらかじめ加えても、コクが出ておいしくなります。あっさり味の白身魚のお刺身に添えても、味に深みが出ますね。

豆板醤と

サラダチキンと大根の千切りサラダに、ピリッとした辛さがマヨネーズの味を引きしめ、中華風になります。このマヨネーズでエビマヨを作ると、ピリ辛でおいしそうですね。

白ゴマ、味噌と

魚を焼く時にたっぷりと載せて。また、葉物野菜の和えものを作るのにも向いています。

ゆず胡椒と

これは鶏むね肉、もも肉の塩味焼き鳥にはよく合います。

ブルーチーズと

ブロッコリーをゆでたものに合えると、チーズのピリッとした辛さがアクセントになります。おすすめはゴルゴンゾーラ・ピカンテです。

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真鍋 実穂
真鍋 実穂

「家庭の食医を増やしたい」が信条の国際中医薬膳管理師

レストランや食品メーカーのメニュー開発・レシピサイト開発、食育インストラクターと様々な食の現場をジプシーのように渡り歩き、現在は発酵薬膳料理教室を大阪市内で開催しています。 おいしいものを作るのも食べるのも大好きで、意志に反してどんどん膨らむ体が、どうすればしぼんでくれるのかと常に格闘中、しかし勝つ見込みは… 国際中医薬膳管理師 調理師 フード&テーブルコーディネーター

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