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料理に?ラーメン丼に?すり鉢・すりこぎの活用法と代用術

ゴマ、ハーブ、スパイスなどをつぶして料理の薬味を作る
すり鉢の用途のナンバー1は、なんといってもゴマをすりつぶすこと。フライパンで炒ったゴマを、すり鉢とすりこぎですりつぶすと、香ばしい香りがあたりに漂い、それだけで食欲がそそられます。ほかにもフレッシュなハーブをすりつぶしたり、スパイスをすりつぶしたり。そうして手づくりした薬味をひと振りするだけで、料理の味わいがグーンと上がります。料理に使う
すり鉢を使った一番簡単な料理といえば、山芋の「とろろ」です。次に、すり鉢でゴマをすり、そのなかに布きんで水気をしぼった豆腐を入れ混ぜながらすりつぶし、青物野菜などとあえる「白和え」。また魚をすりつぶして「つみれ」にしたり、エビをすりつぶしてはんぺんと混ぜれば、家庭で簡単に「エビしんじょう」を作ることもできます。離乳食作りに使う

ラーメン丼など器として使う
すり鉢を、食材をすりつぶすためだけの道具だと思っていたら大間違い!すり鉢は、器としても重宝する万能食器なんです。サイズとデザインを選べば、ラーメン丼として、煮もの用の大鉢として、総菜用の気の利いた小鉢として、そのまま食卓でも使うことができます。器のように揃えたくなる、おしゃれな作家もののすり鉢もたくさんあります。まだまだある!すり鉢の使い方…コーヒー豆を挽く、ペーストを作る
ミルは持っていないけど、挽きたてのコーヒーを楽しみたいという人は、コーヒー豆をすり鉢で挽いてみるのはどうしょう。時間はかかりますが、その分、じっくりと漂うコーヒーのアロマを楽しめます。バジルペーストも、すり鉢を使うとよりきめ細かに作ることができますよ。すり鉢をもっと料理に活用するアイデアは、こちらの本にたくさん紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
■『野菜たっぷり すり鉢料理』宮本しばに著(アノニマ・スタジオ)
野菜たっぷり すり鉢料理
料理は宮本さんいつもながらに、昔ながらの和食にプラスαされたもの(エスニック風とか)が多くて、「こんな組み合わせも有りだね」と、読んでるだけで楽しい。
ただ、味付け自体は、奇をてらったものでなくて、優しい感じ。
すり鉢にくっついた調味料もおにぎりにまぶして使うとか、すりこぎの回し方とか、器として使うとか、ちょっとした事も教えてもらえてHAPPY。
出典: Amazon