砥石の種類・研ぎ方・アイテム・メンテナンス方法を徹底紹介!

包丁やブレッドナイフなど、愛用の刃物の切れ味がいいと、作業も楽しくなるもの。定期的に砥石を使ってのメンテナンスが必要です。手ごろな値段のものからプロ愛用の品まで、おすすめの砥石をご紹介します。包丁の研ぎ方や、砥石の種類と使い方、「面直し」の方法も徹底解説!


出典:PIXTA
刃物の切れ味が鈍ったら、砥石でメンテナンスしませんか?砥石(といし)とは、包丁をはじめとした刃物を研ぐための道具です。でも、砥石とひと口に言っても、いろいろ種類があって選びにくいですよね。自分の研ぎたい包丁やナイフに合っているのがどんな砥石なのか、一緒にチェックしていきましょう!メンテナンス方法や使い方も解説しているので、「砥石を使いたいけど、何をどうしたらいいのか分からない!」という人でも大丈夫です!

シャープナーより砥石がおすすめ!

出典:PIXTA
「シャープナー」も、刃の切れ味を復活させるための道具です。「どっちにしよう?」と迷っているなら、おすすめは断然、砥石です。

そもそも刃物の切れ味が悪くなるのは、使うにつれて刃先が丸っこく摩耗していくから。復活させるには、刃の断面をきれいに削らなくてはいけないのですが、シャープナーは砥石に比べてこの仕上がりが粗いのです。よく切れるようになったとしても、それは一時的なもの。肉眼では違いが分かりにくいかもしれませんが、「削った」というより「傷つけた」というような仕上がりで、イマイチです。長く続く切れ味を実感したいなら、砥石が優秀!

【砥石の選び方1】番手と種類で選ぶ

出典:PIXTA
砥石を見比べるとき、「200」や「1000」、「4000」……なんて数字を目にします。これは「番手」と呼ばれるもの。砥石選びのときに、欠かさず確認してほしい部分です。では、詳しく見ていきましょう!

番手って何?

番手は砥石の粒度を表しています。番手の数字が小さければ小さいほど、粒子が粗くてざらざらしている砥石です。反対に、6000や10000など、数字が大きければ大きいほど、粒子が細かい砥石ということになります。

荒砥石|粒度が小さく、粒子が粗い

数字が小さくざらざらしている砥石のことを、「荒砥石」と呼びます。だいたい200番くらいが基準です。ざらざらしているということは、つまり研ぐ力が大きいということ。欠けた刃を直すときは、まずこの荒砥石を使うのがおすすめです。マメに研いでいない包丁を研ぐときにもおすすめなのですが、それはプロの現場の話であって、一般の家庭では次にご紹介する中砥石さえあれば充分でしょう。

中砥石|粒度1000前後、粒子は中くらい

出典:PIXTA
荒砥石よりざらざら感が控えめなのが、「中砥石」です。粒度は1000前後が基準。切れ味が鈍くなった包丁を研ぐときに使われる、一般的な砥石です。一般のご家庭が最初に砥石をひとつ買うとしたら、この中砥石がもっともおすすめ!

仕上砥石|粒度3000以上、粒子が細かい

仕上砥石は、もっともざらざら感が少ない粒度3000以上の砥石です。プロは荒砥石で研ぎ、それから中砥石、最後に仕上砥石……と使います。仕上砥石の中でも、3000より4000、4000より5000のほうが鋭い仕上がりになります。仕上砥石を数段階に分けて使う人もいますが、もちろんそこまでこだわらなくて大丈夫。一般家庭では「鋭さがもっと欲しいなら、中砥石の次に使う」という位置づけです。

【砥石の選び方2】刃物の材質で選ぶ

出典:PIXTA

包丁の材質に合わせた砥石を選ぶ

番手だけでなく、自分の包丁の材質を調べて選ぶことも大切です。材質は包丁に書かれている場合もありますし、製品サイトやパッケージに記載されている場合もあります。
多くの場合、包丁はステンレス製やセラミック製です。砥石をいろいろと見比べると、「ステンレスに使えます」「セラミック向けです」等々、材質について言及されていることに気づくかと思います。この記載を参考に、自分の研ぎたい刃に合った商品を絞り込みましょう。

農具用刃物に向いている砥石は?

荒砥石から使い、最後に仕上砥石で研ぐのがおすすめです。農具は包丁よりも刃が傷付きやすいので、より研ぐ力の強い荒砥石で、しっかりと削ると良いでしょう。

包丁の研ぎ方

出典:PIXTA
1. 使う前に、砥石を水に浸しておく。時間は5分程度が目安。
2. 滑り止めの濡れタオルを用意し、水分を含んだままの砥石を置く。
3. 縦になっている砥石に対して、45~60度くらいの角度になるように包丁を構える。
4. 刃の部分だけを砥石に当て、峰はほんの数ミリだけ持ち上げて付かないようにした状態で、刃を前後にスライドさせながら研ぐ。
5. 包丁の裏面からも、同じように研ぐ。

砥石の性能はメーカーによって違う?

砥石はさまざまなメーカーから発売されています。天然砥石にこだわっていたり、滑り止めつきの製品が豊富だったりと、メーカーごとに製品の特徴は異なるものの、「このメーカーが優れていて、このメーカーは劣っている」と比べられるものではありません。砥石は使う人によって好みがあるアイテムなので、まずは買いやすい価格帯のものを実際に自分で試し、好きなメーカーを見つけていきましょう。

メーカー別おすすめの砥石を紹介!

手ごろな値段でおすすめの砥石

松永トイシ

ITEM
松永トイシ キングデラックス #1000 中仕上用
あらゆる刃物に使える中研ぎ用砥石。特殊砥材を使用して製作されました。リーズナブルながら、天然砥石と同じようなシャープな刃に仕上げます。

・粒度:1000

家の包丁を研磨するように購入。
ステンレスと鋼の包丁の両方に使用しています。軽い刃こぼれがある状態から、コピー用紙をすーっと切断出来るくらいの切れ味にするくらいにならこの砥石一個で十分です。
一般家庭なら一個買ったらほぼ一生もので使えるのではないでしょうか。



 

シャプトン

ITEM
シャプトン 刃の黒幕 エンジ 仕上砥 #5000
砥石メーカー、「シャプトン」の製品です。こちらの「刃の黒幕」シリーズはロングセラーの定番商品。粗さごとに色分けしてあり、便利です。

・粒度:5000

藤原産業

ITEM
SK11 両面ダイヤモンド砥石 #400 #1000
迷ったらこれ!荒研ぎ面と中仕上げ面の両方があり、滑り止めも付属。硬いセラミック包丁も研げるダイヤモンド砥石です。

・粒度:400、1000


 

ナニワ研磨工業

ITEM
ナニワ研磨工業 スーパー砥石 台付 S3000 IN-2230
常に新商品の開発に取り組む「ナニワ研磨工業」による砥石です。台付きなので、自分で滑り止めを用意しなくてOK!

・粒度:3000


 

貝印

ITEM
貝印 コンビ砥石セット (#400・#1000) AP-0305
荒砥石と中砥石がひとつに。キッチンが汚れない砥石台付き。この上で水切りまで完結させられるので、思い立ったときにすぐ包丁研ぎができます。ステンレス・鋼におすすめ!

・粒度:400、1000

切れ味落ちてきたなあと思ったときに使う程度で、定期的にやるほど本気じゃないのでこれが丁度いい。
裏表使えて一つで済み台座もある。
物足りないと感じたら違うのを買おうと思っていたがその必要はなかった。



 

スエヒロ

ITEM
スエヒロ 包丁砥石 超仕上砥 6000 デバド No.8000-S
硬度の高い刃物でも研ぎやすい、仕上砥石です。ポイントは抗菌仕様!衛生的に保ちたい包丁でも安心です。プラスチックの研ぎ台が、収納ケースになっています。

・粒度:6000度

さすが、超仕上げ!まだまだ、この世界に踏み入れたばかりでよくはわかりませんが、はまりそうです。


家庭用の包丁研ぎにおすすめの砥石は?

包丁向きの2面砥石

ITEM
スエヒロ キッチン両面砥石 #3000/#1000 全ゴム台付 SKG-27
家庭用包丁におすすめな、コンパクトサイズの砥石です。面ごとに粒度が異なります。1000の面で研いでから、3000で仕上げるのが鉄板!

・粒度:3000、1000

ナイフを研ぐ為に購入しました。思ってたより小さいですが、たまにナイフを研ぐ程度なの必要充分なサイズかと。コスパもよくたいへん満足です。




包丁研ぎデビューに最適

ITEM
ナニワ研磨工業 はことぎミニ E-9000
初心者さんにおすすめ!包丁を研ぐのに1番おすすめな「中砥石(1000相当)」と、受け皿として使える研ぎ台、収納容器がセットになっています。他の砥石とはひと味違う、明るい配色です。

・粒度:1000

求めていたものが手に入りましたので五つ星です。
砥石の固定が完全に出来ていて、砥石が滑らないことが一番です。狭いキッチには最適です。
水やりも簡単にでき、清潔です。こまめに包丁研ぎをされる方には、お薦めです。


不器用さん必見のアクセサリー

ITEM
清水製作所 庖丁とぎ角度固定ホルダー スーパートゲール
「まっすぐ研げない」なんてお悩みの人にはこちら。包丁の背にセットすれば、簡単に一定角度の研ぎができます。しかも嬉しいワンコイン価格!砥石と一緒にいかがでしょうか。

たまたまプロに研いでもらったら自宅の庖丁が生まれ変わったようになり
これまで正しく研げていなかったことを再認識しました。
そこでこちらの「スーパートゲール」を使ってみると
なるほど角度が保てるため、力を加減しながら研ぐことに集中できるし
庖丁を研ぐということはこういうことかと体得した気がします。
例えて言うと自転車に乗れるようになるための補助輪のようなもの、
一度コツさえつかめたらあとは使わなくても出来る感じです。
…と、偉そうに書いていますが、まだまだ初心者なので研鑽を積みたいと思います。


砥石も手入れが必要!「面直し」って?

「面直し」とは?

砥石もお手入れが必要です。常に平らな面を保つ事が大切なのですが、使っているうちにどうしても、よく使う部分だけが削れてきます。そこで、均一な面に直す作業「面直し」をしましょう。面直しに使うのは、「面直し砥石」という専用の砥石です。この砥石を、面直ししたい砥石にこすりつけます。

砥石の面直しアイテム

面直し用の砥石

ITEM
藤次郎 面直し修正砥石 #60 F-421
砥石の面直しに使うための砥石です。面直しの砥石は、表面が画像のようにデコボコしているのが特徴。通常の砥石と一緒に購入しておくと便利です。

・サイズ:170x55x30mm

荒砥石の修正用に購入しました。特に問題なく修正できていると思います。砥石の修正は、砥石を使用するたびに行うのだそうでこれを購入してからは、砥石のお手入れもこまめに行うようにしています。同時に、仕上げ砥石用の修正砥石も購入しました。



 

クチコミで高評価

ITEM
スエヒロ セラミック 修正砥石 中~仕上砥石修正用 WA300 No.0305-SS
ややお値段は張りますが、Amazonレビューで人気の製品です。#300。砥石面に当てて前後にこすり、汚れやへこみを修正します。

・サイズ:206×53×27mm

家にあるスーパーで売っている砥石面を直すのに買いました。真ん中が相当えぐれていたので、面が水平になるころには修正砥石の凸凹がなくなってしまいましたが、超満足です。これからは豆に修正しようと動機付けになりました。


ハマる人もいる「研ぎ」の世界!まずは中砥石がおすすめ

出典:Pixabay
はじめて砥石を買うなら、おすすめは「中砥石」。1番汎用性が高いです。いろいろな粒度を試したいなら、ひとつの砥石で面ごとに粒度が違う商品もおすすめ!砥石はハマる人もいる、奥深い世界。研ぎを極めるのも楽しみのひとつですよ!

 

今、あなたにオススメ

この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
たべごと編集部
たべごと編集部

全国各地の特産品・お酒・伝統工芸品などの他にも、こだわりのキッチン用品、大切な人に送るギフトセット、家族で楽しめるイベント情報、食材の歴史やおいしい食べ方など、「まるごと楽しむ、日本の食 」をキャッチコピーに、食に関わる情報を幅広くお届けしています。

OFFICIAL SNS

公式プロライター

  • つづきはるか
  • 佐野 嘉彦
  • 鈴木 晴奈
  • 東江千尋
  • 番匠郁
  • モチヅキ アヤノ
  • 大迫章代
  • 森崎夏子
  • 里川早帆
  • 都良
  • くぼた かおり
  • 若子みな美