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成長を祝う日本の伝統行事「お食い初め」をご存知ですか?
これは、赤ちゃんが「一生食べものに困らないように」という願いを込めて行うものです。お食い初めのお祝いをするには、いくつか必要なものがあります。今回はお食い初めに必要なアイテムや行う時期、伝統的なやり方、お財布に優しいお食い初めの方法についてご紹介します。これからお食い初めのご予定がある方、必見です!
お食い初めってなぁに?時期や準備するものについて

お食い初めって何をするの?
「お食い初め」とは、赤ちゃんが「一生食べ物に困らないように」という願いを込めて、おめでたい意味を持つ料理を食べ真似させる伝統的な行事です。地域によっては「百日の祝い(ももかのいわい)」「歯固め」「箸ぞろえ」「箸始め」「真魚始め(まなはじめ)」とも呼ばれています。
お食い初めを行うのはいつ?
お食い初めは、一般的に生後100日から120日目に行います。お食い初めの呼び名が「百日(ひゃくにち)祝い」「百日(ももか)の祝い」などと地域よって変わっているように、内容も少しずつ違っているようです。ご実家や義実家にお話を聞いてみるのもいいですね!また、行う日を厳密に「100日」とこだわらなくても大丈夫です。赤ちゃんの体調やご家族の予定に合わせて行いましょう。
ちなみに、筆者も経験者ですが、お食い初めの準備は妊娠中にできる範囲で行うことを強くおすすめします!赤ちゃんが生まれたあとは、想像以上にドタバタと忙しく、目まくるしく日が過ぎていきます。お食い初め用の食器や、やり方、段取りについて事前に調べておくといいですね。
お食い初めを行うのはどこで?
最近はホテルや料亭でお祝いできる「お食い初めプラン」などがありますが、赤ちゃんの体調や汚れた時のお着替え、お昼寝のことなどを考えると、自宅や祖父母の家が一番気軽にできますよ!先輩ママの中には、「生後3ヶ月頃だと外出時の気温や体調などを考えると少し心配。」という口コミも。ご自宅で手軽にできる「お食い初めセット」もあるので、ご自宅での手作りの料理と通販のお食い初めセットを上手に併用しましょう!この後、おすすめのお食い初め食器と忙しい方にぴったりの料理セットをご紹介します。当日までに何を用意すればいいの?

料理
ご紹介する料理はお食い初めをする時の基本的なものです。地域によって料理も違ってきますので、地域に合わせて準備してくださいね。1.鯛の尾頭付き
鯛の赤い色がめでたいとされています。昔からお祝いの席で食べられています。
2.赤飯
邪気祓いや魔除けの意味が込められています。
3.お吸い物(鯛、ハマグリ、鯉など)
お吸い物には、「吸う」力が強くなるようにという意味が込められています。貝(ハマグリ)を使っている場合は、良縁に恵まれますようにという願いも込められています。
4.煮物
煮物に使われる素材それぞれに意味が込められています。
蓮根:先を見通せる力がつくように
里芋:子沢山に恵まれるように
筍:まっすぐにスクスクと育つように
5.香の物(紅白なますやタコの酢の物)
紅白なますは「紅白でおめでたい」、タコの酢の物も「多幸」という語呂合わせ