くずきりは、見た目が寒天と似ているのでダイエット向きの食材と思いがち。そもそも「消化にいいのか?」、葛粉は「炭水化物なのか?」と疑問に思うこともあるのでは?
どんなにおいしくても、カロリーや糖質は気になるところ。1日に食べる量の目安や、どんな食材を組み合わせて料理したらいいのか、くずきりのカロリーや糖質、栄養について知って、家庭でもくずきりを楽しみましょう!
見た目から「低カロリーなのでは?」と思われがちですが、意外とカロリーはしっかりある食材なので、食べ過ぎには注意しなくてはいけません。
※1 農林水産省「食品データベース」
〈http://fooddb.mext.go.jp/〉(最終閲覧日:2019/2/12)
体温が上がれば内臓が温められて代謝がUPし、カロリーの消費につながりますし、整腸作用によって腸内環境が良くなれば、毒素や老廃物が排出されやすくなります。葛自体は決してカロリー・糖質の低い食材ではありませんが、体の調子を整える良い作用を期待して、食事に取り入れてみるのも良いかもしれません。
※2 国立健康・栄養研究所「健康食品の素材情報データベース一覧」
〈https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/indiv.html#Jw04〉(最終閲覧日:2019/2/12)
シンプルに黒蜜で食べることが多いですが、あんみつ風にしたり、アイスクリームをのせたり、フレーバーの違うシロップをかけてみたりと甘味でも食べ方はそれぞれ!自分だけのオリジナルスイーツをつくるのも楽しいです。市販の手作りキットを使えばより簡単に出来上がりますよ。
◎くずきりのぜんざいレシピはこちらから
◎くずきり入りチゲ鍋のレシピはこちらから
◎簡単・和えるだけ!くずきりのサラダレシピはこちらから
◎体を温めるくずきりの卵スープのレシピはこちらから
◎くずきりでつくるチャプチェのレシピはこちらから
くずきりのカロリーと糖質
くずきりになる前の葛粉(くずでん粉)のカロリーは100gあたり356kcal。茹でた状態では、100gあたり135kcalほど(※1)。白いご飯100gあたりのカロリーが168kcalであることを考えると、100gあたり3kcalしかない寒天のような低カロリー食材であるとは言いにくいところ。また、葛粉からつくられるくずきりは炭水化物を多く含むため、茹でた状態のものでも糖質は100gあたり約32.5gと、糖質0の寒天やところてんに比べるとやはり高め。見た目から「低カロリーなのでは?」と思われがちですが、意外とカロリーはしっかりある食材なので、食べ過ぎには注意しなくてはいけません。
※1 農林水産省「食品データベース」
〈http://fooddb.mext.go.jp/〉(最終閲覧日:2019/2/12)
栄養ってあるの?
くずきりの原料である葛にはイソフラボンが多く含まれていたり(※2)、体を温め、発汗作用を高めて解熱を促すことから、昔から葛根湯などのさまざまな漢方薬にも使われてきました。整腸作用や血液の浄化作用もあるとされ、マクロビオティックでは重要食材として取り扱われているようです。体温が上がれば内臓が温められて代謝がUPし、カロリーの消費につながりますし、整腸作用によって腸内環境が良くなれば、毒素や老廃物が排出されやすくなります。葛自体は決してカロリー・糖質の低い食材ではありませんが、体の調子を整える良い作用を期待して、食事に取り入れてみるのも良いかもしれません。
※2 国立健康・栄養研究所「健康食品の素材情報データベース一覧」
〈https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/indiv.html#Jw04〉(最終閲覧日:2019/2/12)
デザートにも、鍋にも。食べ方いろいろ!くずきり人気レシピ
甘味として
くずきりと聞いてイメージするのは、やっぱり和菓子。透明で清涼感のあるその涼やかな姿から、夏の甘味として思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。和菓子店や甘味処で注文するのはもちろん、自宅でもつくることができます。シンプルに黒蜜で食べることが多いですが、あんみつ風にしたり、アイスクリームをのせたり、フレーバーの違うシロップをかけてみたりと甘味でも食べ方はそれぞれ!自分だけのオリジナルスイーツをつくるのも楽しいです。市販の手作りキットを使えばより簡単に出来上がりますよ。
◎くずきりのぜんざいレシピはこちらから
北海道十勝産 小豆
・内容量:450g
岡田農園さんの作物は自然農法で栽培してあるので、これも香りも高く、こくがあり、敢えて砂糖を少なく炊くのですが、素材がいいから、十分おいしいです。これで作るお汁粉など、最高ですよ。
出典: Amazon
甘さ控えめ ぜんざい
・内容量:180g×5パック
・保存方法:この製品はレトルトパウチ食品ですので、室温で長期間保存できます。
・保存方法:この製品はレトルトパウチ食品ですので、室温で長期間保存できます。
いろんな店のぜんざいを食べてみたが、この泉万(イヅマン)のぜんざいが、甘さ控えめで、小豆の味を一番美味しく感じさせてくれる。北海道産小豆をはじめ、国産原料100%使用で安心。
出典: Amazon
鍋にもぴったり
くずきりに姿形が似ている鍋の具材と言えば、マロニーやしらたきでしょうか。もちろんくずきりも負けず劣らず鍋には最適の食材!くずきり自体には味がないので、どんな鍋にもよく合います。寄せ鍋やポン酢もおいしいですが、おすすめはキムチ鍋やチゲ鍋。唐辛子のピリッとした辛さと、くずきりのもちもちとした食感の相性が良く、つるつる感も相まっていつまでも食べられそうな気がしてきます。通常は乾燥麺が多いですが、生くずきりを使えば茹でる手間がかからず、すぐに鍋へと追加することができて便利です。◎くずきり入りチゲ鍋のレシピはこちらから
サラダやスープで
和風・中華風などどんな味付けにも合いやすいくずきりを、サラダやスープでいただきます。サラダ
くずきりを茹でて戻しておけば後は和えるだけ。きゅうりやワカメなどの食材を食べやすい大きさに切って、醤油とごま油で作った即席和風ドレッシングと一緒に和えます。白ごまや七味でアクセントをつけると風味もUP!◎簡単・和えるだけ!くずきりのサラダレシピはこちらから
スープ
くずきりが主役の卵スープがおすすめ。具材となる椎茸・人参は乾物でも構いません。色味が気になるならネギで彩りを添えます。味付けは中華スープの素をベースに、塩胡椒で調整。葛は体を温める作用がありますが、さらに効果を高めるなら生姜も足しましょう。くずきりは炭水化物なので、ご飯やうどんの代用にもなります。しかも白米や小麦粉よりカロリーは低め。片栗粉でとろみをつければ冷めにくくなるので、冬場の温かい一品に。◎体を温めるくずきりの卵スープのレシピはこちらから
くずきりで作るおかず
くずきりはおかずとしても重宝します。原料はまったく違う別物ですが、春雨の代わりに使う方法として、チャプチェや麻婆にしてもGOOD。野菜や豚肉と一緒に、甘辛味噌やオイスターソースなどで炒めても食べ応えのあるご飯のお供になります。アレンジしたり、くずきりを追加しておかずをボリュームUPさせたりと使い方いろいろ!春雨よりももっちりとした食感で、食べるとクセになるくずきり。カロリーや糖質は春雨よりも高いので、ダイエット中の人や糖質制限をしている人は、食べる量に気をつけてください。◎くずきりでつくるチャプチェのレシピはこちらから