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保温弁当箱って?
「保温弁当箱」とは、その名の通り、保温機能がついたお弁当箱のことです。容器の一部が二重構造になっており、熱を逃げにくくすることによって温度を保つ仕組みです。保温弁当箱にはさまざまなタイプのものがあり、ご飯容器の上におかず容器を乗せられる「丼タイプ」をはじめ、スープジャー、ランチジャーなども保温弁当箱に含まれます。
また、容器や二重構造の種類などによって、それぞれ保温効力(どれだけの温度を何時間保てるかの目安)も異なるため、選ぶ際には注目してみてください。
夏でも保温弁当箱は使える?食中毒は大丈夫?正しい使い方は?
保温能力の高い保温弁当箱ですが、「食材が温かいままだと、夏場の食中毒や菌の繁殖は大丈夫?」と心配される方もいらっしゃるかと思います。まず、夏場に食材が傷みやすくなる原因は、菌が繁殖しやすい温度(30〜40度)にあります。夏場に保冷をしていないと、お弁当箱は菌の繁殖しやすい温度になってしまいます。では、保温弁当箱を使う際はどうかと言うと、一般的に保温弁当箱は70度くらいの温度を数時間保つことができます(※保温弁当箱の種類などによって異なります)。ですので、この70度くらいの温度を保つために、夏場はご飯やスープを出来たてアツアツの状態のまま入れることがおすすめです!
ただし、おかずの場合は完全に冷ましてから入れるか、アツアツのご飯やスープと別々に分けて持つと傷み防止になりますよ。
保温弁当箱はこう選ぼう!選び方のポイント
保温弁当箱にはさまざまな種類があるため、いざ購入しようと思ったときに「どんなものを選んだら良いのか分からない…」と悩まれる方は多いかと思います。そんな方へ向けて、ここでは、保温弁当箱の「種類・形状」「保温効力」「洗いやすさ」に注目して、選ぶ際のポイントをご紹介します。ぜひ参考にしていただき、ご自身に合った保温弁当箱を選んでくださいね。種類・形状で選ぶ
■丼タイプ
丼タイプは、見た目や名前の通り、牛丼や親子丼などの「丼もの」に適したタイプです。ご飯容器の上におかず容器を乗せる構造のため、食べる直前に具をご飯にかけることができ、ご飯がベタベタすることなく味わえます。また、コンパクトで持ち運びやすいため、女性の方には特におすすめです。ガパオライスなど、おしゃれなカフェご飯風ランチにしたいときにも活躍しそうですね。(ガパオライスのレシピは記事の後半にご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください♪)