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文旦とは?

関東や東北にお住まいだと、「聞いたこともなかった……」なんていう方も少なくないのでは?でも、見逃すのはもったいない!自分用にも、贈り物にもおすすめな、さわやかでおいしい果物なんです。そんな文旦の魅力をたっぷりご紹介します。
文旦の旬の時期はいつ?

文旦の旬は、メジャーな「土佐文旦」の場合、2月下旬頃です。ただ、早生品種は10月ごろから市場に出回ります。また、「夏文旦」と呼ばれる4月~6月の文旦もあります。
ちなみに、日本全国で栽培されている文旦の量は、約593トン。産地ナンバーワンは、高知県!出荷量は約378トンで、全体の約64%を占めています。第2位の産地は熊本県。約149トン生産しており、これは全体の約25%です。第3位はみかんのイメージが強い愛媛県で、約20.8トン(約4%)となっています。
文旦の種類

・水晶文旦
・土佐文旦
水晶文旦という種類は、ハウスでしか栽培が行われていません。デリケートな栽培条件を必要とする分、お値段は露地栽培されている種類よりもお高め。1個1,000円ほどです。ただし、お値段が張るだけあって、甘くて見た目もキレイ。「水晶文旦」という名前の通り、果肉は透き通るようなプリプリの美しさ。皮もツヤツヤと凹凸が少なく、薄くて食べやすい。贈答品にもおすすめです。
一方、土佐文旦は、露地栽培も行われている種類。甘みと酸味のバランスがよく、さわやかな香りです。2月上旬ごろの土佐文旦は酸味が強く、2月下旬になると甘みが増してきます。3月半ばになると、さらに熟し、皮にはちょっぴりシワが寄ったような見た目になります。一番人気は2月下旬の土佐文旦ですが、長期保存したいなら、もっと早めの注文・購入がおすすめです。
文旦の値段は?
ひと玉の大きさ、内容量によって、価格は異なります。土佐文旦の場合、中くらいのサイズ6個入りの箱で、2,500円前後。大容量の箱で一気に20個くらい買えば、ひと玉あたり300円くらいの価格で買うことができます。水晶文旦は土佐文旦よりもお高め。段ボール入りのものならひと玉800円~1,000円程度で手に入りますが、見た目がよく贈答用に用いられる大玉は、ひと玉1500円くらいします。
文旦の栄養と効果効能、文旦1個あたりのカロリーは?
