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そこで!今、密かに人気を集めているのが「家庭用精米機」。食べる分だけを精米できるので、毎日新鮮でおいしいご飯が楽しめると注目を集めています。初めて使う人には馴染みのない精米機について、それぞれの特徴や気軽に使えるおすすめ商品をわかりやすく紹介します。
精米機とは?

実は、お米は精米したときから酸化が始まります。米本来の味が保てる期限は精米後約1週間と短く、その後風味や品質は落ちていきます。せっかくなら精米したての新鮮なお米を味わいたいと、家庭用精米機を購入する人が今、増えつつあるのです。
どんな精米機がある?
精米機には、精米方式の異なる2つの種類があります。大きく分けると「かくはん式」と「圧力式」の2種類で、さらにかくはん式と圧力式の中でも細分化されます。方式の違いについては精米機を選ぶときのポイントにもなるので、それぞれの仕組みと特徴を押さえておけば購入時の参考になると思います。自分の好みにあった精米ができる機器を選べるようにしましょう!かくはん式
精米機の中で一番多いのが「かくはん式タイプ」。内部に取り付けた羽根をプロペラのように回転させ、米同士を擦り合わせながら精米を行います。精米時間の目安は3合で約3〜5分ほど。
かくはん対流式 の特徴 | ・かくはん時の温度上昇が少ないので、精米後も劣化しにくい。 ・パーツが大きく取り外しやすいので洗い物が楽。 ・摩擦によってぬかを削るため、衝撃によってお米が欠けやすい。 ・かくはん時の運転音は大きめ。 |
変則かくはん対流式 の特徴 | ・変則かくはん対流式ではお米が欠けにくいように工夫。 ・取り扱っていないメーカーも多いため種類が少ない。 |
かくはん式精米機をチェック!
・重量:3.1Kg
・消費電力:300W
・精米方式:かくはん対流式
毎日玄米を精米して使用していますがとても簡単に操作できるし、手入れも楽なのでとても良いです。手入れは、大きめブラシで米ぬかを落として、洗わなくてすむので、直ぐに使えます。音は、少し大きいですが余り気になりません。いつもおいしいご飯を食べています。買って良かったです。
出典: Amazon
・重量:約3.7Kg
・消費電力:250W
・精米方式:変則かくはん対流式
買って正解でした、音も気になるほどでなく、時間もあっという間に終わります、糠の掃除も簡単です。おかげで毎日美味しいご飯頂いています。おかげでおかわりする回数が増えてしまいました。
出典: Amazon
圧力式
圧力によってお米を擦り合わせることでぬかを取り除く精米方法。お米屋さんやコイン精米所などでは圧力方式を用いていることが多いです。精米時間の目安は、圧力循環式だと3合で約7〜10分ほど。
圧力式一回通し式 の特徴 | ・圧力で精米するのでお米の欠損が少ない。 ・循環式より精米時間は早い。 ・精米時の温度上昇が高くなるので、劣化するスピードが早い。 ・つくりが複雑なのでかくはん式よりも掃除には時間がかかる。 |
圧力循環式 の特徴 | ・精米時の温度上昇が少ないので、品質が保たれる。 ・ムラなく精米できる。 ・お米を機械の中で循環させて精米するので時間がかかる。 ・性能が良い分、価格が高い。 |
圧力式精米機をチェック!
・重量:約7.6㎏
・消費電力:275W
・精米容量:5合
・精米方式:圧力式一回通し式
音はそこまで気にならないし、しっかり精米できている。掃除が手間と言っている人もいるが、然して気にならない。寧ろここまで掃除出来ると故障の心配や虫の発生も少なくなるから、私にはありがたい。
出典: Amazon
・重量:約10.5㎏
・消費電力:290W
・精米容量:2~5合
・精米方式:圧力循環式
ボディーも場所を取らず、心配していた作動音もそれ程でもなく操作性も問題ありません。ぬかも精米後のコメも取り出しやすく、使った後の手入れも簡単で満足しています。
出典: Amazon
精米機を使うのは難しい?使い方は?

基本的には精米したい分量のお米を計って、精米機に入れるだけ。お米をセットしたら、白米・胚芽米・分づき(1分・3分・5分・7分など)・無洗米と、好きなモードを選んでスイッチをオン。機種によって設定できる精米のモードが異なるので、自分が食べたい精米度合いにできるか、機能については確認しておきたいところ。設定ボタンも押しボタンやダイヤル式などメーカーによって違いがあるので、操作のしやすさもチェックしておくと良いですね。
おすすめ家庭用精米機はこれ!選び方のポイントは?
各家電メーカーから発売されている家庭用の精米機。精米できる量・静音機能・大きさやデザインなど、譲れないポイントは様々ですが、欲しい機能やサイズ感がぴったりのものを選びたいですよね。ここでは機能面や選び方のポイントなども交えながら、おすすめの精米機を紹介します。
コンパクトな精米機
一人暮らしの小さめキッチンにも置けるコンパクトサイズ。小さくても機能はしっかり設定できるので、好みの分づき米が楽しめます。少量でも精米したてのおいしいごはんを毎日食べたいという人におすすめ!・サイズ:幅13.5×奥行き17.5×高さ32cm
・重量:約2.0㎏
・消費電力:190W
・精米容量:0.5~2合
・精米方式:かくはん対流式
小型のミキサーといった存在で、出しっぱなしにしていても、邪魔にならない。精米も、段階にわけてできるので、良い。
出典: Amazon
・サイズ:幅13.5×奥行き17.5×高さ32cm
・重量:約2.0㎏
・消費電力:190W
・精米容量:0.5~2合
・精米方式:かくはん対流式
・サイズ:19.5×26.5×23.5cm
・重量:約3.1kg
・消費電力:165W
・精米容量:1〜4合
・精米方式:かくはん方式
音はジューサーくらい。とりあえず古米を白米みがきでやってみて、30秒あるかないかくらい。思っていた以上にピカピカになりました♪この分だと玄米からの精米も期待できそうです!サイズは非常にコンパクト。3号炊き炊飯器と変わらないくらい。
出典: Amazon
デザインで人気!&持ち運びに便利
毎日使うものなら「見た目にもこだわりたい!」という人におすすめの、山本電気の「Shin Bisen」。スタイリッシュな見た目の通り機能もシンプルで使いやすいと人気があります。ビタミンB1やビタミンEを豊富に含む胚芽を残したまま精米することができる「分つき胚芽精米機能」など、搭載されている性能も言うことなしの精米機。・重量:4.42 Kg
・消費電力:250W
・精米容量:1〜5合
・精米方式:かくはん方式
デザインもよく、精米の機能も何の問題も感じない。さまざまな精米具合を選べるので、いろいろ試しておいしさと栄養のバランスを見極めたい。
出典: Amazon
音の静かな精米機
食事の前に精米したくても、使用時の音があまりに大きいと、早朝や夜遅い時間に使用するのは気が引けてしまうかもしれません。そんな音の心配を解決してくれるのが、コメどころ・新潟県にあるツインバード社の「精米御膳」。メーカーの従来品と比較して5dBの音量低減に成功した静音タイプの精米機なので、時間に左右されず精米することができます。・重量:約4.0Kg
・消費電力:200W
・精米容量:1〜5合
・精米方式:かくはん方式
精米時間は早く、音もそれほどうるさくなく、精米自体もちゃんとされるので、その点は問題ありません。
出典: Amazon
洗いやすさも重要
毎日使いたいものだからこそ、洗いやすさも精米機を選ぶときの重要な要素。パーツが取り外しできれば、丸ごと水洗いできるので便利です。一般的にパーツが大きく洗いやすいのはかくはん式と言われますが、象印やタイワの精米機のように圧力式でもお手入れしやすいものはありますよ。・重量:約5.04 Kg
・消費電力:320W
・精米容量:最大5合
・精米方式:かくはん対流式
・サイズ:幅21.0×奥行43.5×高さ40.0cm
・重量:約11.0㎏
・消費電力(50/60Hz):255/285W
・精米容量:1合〜10合
・精米方式:圧力式
大きさは 一升まで可能という事で 以前のものより一回りおおきいですが 2〜3週間に1度 5kgをまとめて精米するので その時だけ出してきて使用するため問題なし。音は以前のものより若干静か 動作させながらどうにか会話が出来る程度。糠の取り出しはカップから回収するため 随分楽になりました。米自体の水分(蒸気)も残り 食味も心なしか良くなった様に思います
出典: Amazon
・サイズ:幅23.0×奥行37.5×高さ45.0cm
・重量:約15.5kg
・精米容量:玄米で3kg
・精米方式:圧力式
設定モードが選べる・高性能な精米機
精米機はメーカーや種類によって、白米・胚芽米・分づき米・無洗米など、どの程度ぬかを削り取るかその残し方を選べるモードや機能が付いています。高性能なものになると、分づきのレベルをより細かく設定することができたり栄養価の高い胚芽部分を残して精米したりと、白米にする以外の精米方法が選択できるものも!・サイズ:幅24×奥行31×高さ25cm
・重量:約4.0Kg
・消費電力:350W
・精米容量:1〜5合
・精米方式:かくはん方式
胚芽米から無洗米までの機能が有り、設定や操作が簡単にできて結構「優れ物」です。作動中の音は確かにチョット大きいと思いますが3合程度の精米なら直ぐに終わるので我慢でる範囲です。
出典: Amazon
・サイズ:幅約21.2×奥行約28.7×高さ約22.3cm
・重量:約3.4Kg
・消費電力:330W
・精米容量:0.18L(1合)~0.9L(5合)
・精米方式:かくはん対流式
精米すると当然糠が出来ますが、アイリスオーヤマの精米機は、無駄なく糠も使えます。又、精米に関わる部品が全て水洗い出来るので衛生的です。
出典: Amazon
健康志向の人におすすめ
自宅で精米ができる良さは、いつも新鮮なお米が食べられるということはもちろん、栄養成分豊富な米ぬかを自分の好みに合わせて食べやすく残して精米ができることにもあります。玄米には胚芽・種皮・果皮などがありますが、精米はこれらを削って白米にします。ところが、胚芽には抗酸化作用のあるビタミン類とミネラル、毒素の排出を促すフィチン酸や食物繊維など体にとって良い成分が豊富に含まれています。精白米はもちもちしておいしいですが、お米から栄養を摂るのであれば、玄米や分づき米で食べるのが本来はベスト。
このように、体のことを考えてご飯を食べたい健康志向の人にとっても、注目の家電です。
・サイズ:幅22.7×奥行29.1×高さ24.6cm
・重量:約4.8Kg
・消費電力:200W(ギャバ生成時:370W)
・精米容量:1~3合
・精米方式:かくはん方式
精米時の音はソコソコに自己主張するタイプ。精米の品質は良好なので使用頻度は高いです。内部の洗浄も容易。
出典: Amazon
・サイズ:幅22.7×奥行30.1×高さ23.6cm
・重量:約3.6Kg
・精米容量:1~5合
・精米方式:変速かくはん式
白米だけでなく、胚芽米や7分米なども選ぶことが出来、刃が回転するだけなのにそのように精米してくれます。また、古米なのにもちもち感があってとてもおいしく食べています。胚芽米も初めて食べましたが、大変おいしくびっくりしました。これまではコイン精米所で30キロを一度に精米していましたが、今は食べるだけをその都度精米することが出来るのでとても便利です。精米後の清掃も簡単で助かっています。
出典: Amazon
一度にたくさん精米可能・家庭に置ける業務用精米機
家庭用精米機の精米容量は、少ないもので0.5合から多いもので一升程度。家族の人数が多い場合や食事以外にお弁当もつくっているなど一日で消費する量が多く、何度も精米しないといけないというときには、業務用の精米機を導入しても良いかもしれません。鮮度が落ちる前に食べ切ってしまえば一度にたくさん精米しておいても問題ありませんし、都度精米するのは手間も省けますよ!
・サイズ:幅270×奥行400×高さ705
・重量:約22.5kg
・タンク容量:15kg
以前は、コイン精米機にて精米していました。静音と、低温精米に拘り、この精米機がどうか心配でしたが、まあまあ満足しています。
精米にかかる時間は?お手入れ方法は?
精米にかかる時間の目安

【米3合の精米にかかる時間(白米の場合)】
かくはん式:3〜5分ほど
圧力式:7〜10分ほど
ただ、かくはん式で精米するとお米が欠けやすく精米時も音が大きいなどのデメリットがあり、圧力式は精米に時間がかかる分、欠損が少なくお米屋さんさながらの、本格的な味わいに仕上がると定評があります。食事の支度に費やせる時間や日頃のライフスタイル(例えば夜遅くに大きな音を出したくないなど)もトータルして考え、実際に使ってみたときのことをイメージして、重視したいポイントを絞ってみましょう。
お手入れ方法について

かくはん式は、パーツが取り外しやすいつくりになっているので、精米後の取り扱い方が楽だと言う人が多いです。一方の圧力式は取り外せるパーツが少ないため、掃除にやや時間がかかります。とくに圧力循環式は、筒の中に何度もお米を通して循環させながら精米しますが、筒自体は取り外しができないので大抵は付属のブラシでぬかを落とします。
毎日使うものなので、準備や片付けにかかる時間も視野に入れて精米機を選ぶようにすれば、気に入るものが見つかりやすくなりそうですね。
気になる値段は?お手頃価格で手に入る?

「まずは一度精米機を使ってみたい」「お手頃価格で手に入れたい」という人には、かくはん式精米機がおすすめ!かくはん式は構造がシンプルな分、値段も手頃です。反対に圧力循環式は構造が複雑な分、高性能ですが価格は高め。その日食べる分だけ精米できれば良いので、容量も一人暮らしや家族の人数が少ない場合は、3合程度で十分。持っている炊飯器の容量に併せるようにしましょう。
お手頃価格!コスパの良い精米機
・サイズ:約W19.5×D26.5×H24cm
・重量:約3.0kg
・消費電力:175W
・精米容量:1〜4合
・精米方式:かくはん方式
音に関しては確かに静かではないですが、我慢できない程ではないと思いますよ。スイッチを入れてすぐのコーヒーミルのほうがうるさいです。最大4合を白米モードで約5分なので、問題ないと思いますよ。米の質や品種によるのかもしれませんが、砕けたお米は殆ど無いように見えます。温度もそれほど上がってないのでやさしく精米しているのでしょう。掃除に関しては米カゴや糠容器がとてもシンプルな作りなので洗いやすいです。
出典: Amazon
・サイズ:19.5×26.5×23.5cm
・重量:約3.3Kg
・消費電力:175W
・精米容量:1〜4合
・精米方式:かくはん方式
実際使ってみたら音は思ったよりうるさくなくて拍子抜けしました。早いし、精米後のお米が特に熱いともぬるいとも感じない。お手入れがとても楽。そして毎日のごはんがなんて美味しいこと!
出典: Amazon
家庭用精米機はどこに置く?ベストな設置場所

米ぬかの活用方法
精米すると必ずぬかが出ます。米ぬかはたけのこや山菜のアクをとるのに使うこともあれば、炒って食べたり、掃除に使ったり、ぬか袋をつくって洗顔したりと、その活用方法は意外と多くあります。ここでは米ぬかの活用方法をいくつか紹介するので、精米の際は、ぜひぬかも残さず使ってみてください!
米ぬかクッキー

米ぬかを食用に変身させるなら、おいしくてヘルシーなクッキーにしてみましょう。米ぬかを乾煎りした後に、小麦粉や砂糖などと混ぜ合わせたら成形して焼くだけ。簡単で体にも良いおやつが完成します。
食器洗いや床磨きに活用

近くのコイン精米機も利用してみて

一点注意したいのは、精米後に使う米袋の大きさです。コイン精米機は業務用としても対応できるようになっています。通常お米は標準量が30kgなので、少ない量で精米したときでも30kg用の米袋を用意しておけば精米後もお米が飛び散らずに済みます。小さめの米袋だと場合によっては袋を持ち上げる必要が出てくるので気をつけてくださいね。
精白米にするなら無洗米がおすすめ
設置の種類によっては、無洗米に精米することもできます。無洗米にするとお米を研ぐ回数が少なくなり、研ぎ汁が下水に流れず水の節約にもなるから、経済的でエコ!営業時間は事前に確認
コイン精米所は基本的に無人ですが、利用できる時間が決まっていることもあるので、営業時間をチェックしてから向かいましょう。精米したてのお米の味にきっと感動するはず!

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