【波佐見焼】マルヒロのうつわで人気!窯元の紹介や陶器市イベント情報も

カラフルでおしゃれなマグカップで人気になったマルヒロのうつわ。これが波佐見焼ってご存じでしたか?波佐見焼の歴史や白山陶器などの他の窯元が作っているうつわや急須、また、東京で購入できる店や通販、アウトレット、陶器市の情報などをご紹介します。


ITEM
波佐見焼BARBARいろは
・サイズ:直径11×高さ6.8cm
・素材:半磁器
・使用可:電子レンジ・食洗機
・使用不可: 直火・IH・オーブン使用不可
出典:PIXTA
昨今、人気の焼き物として話題にのぼる「波佐見焼(はさみやき)」をご存じでしょうか?食卓を彩ることはもちろん、プレゼントとしてもぴったりのうつわです。シンプルなものから可愛らしいデザインのものまで幅広く揃う波佐見焼。今回はそんな波佐見焼の魅力をご紹介します。

波佐見焼が生まれる場所とその歴史

出典:PIXTA
長崎県の中央にある大村湾を少し内陸に入ったところにある、長崎県東彼杵郡波佐見町。ここが波佐見焼が作られる町です。

歴史は長く、誕生は今から400年も前に遡ります。戦国時代の1598年、豊臣秀吉が朝鮮と明を攻めた文禄・慶長の役の際、藩主・大村喜前が朝鮮の陶工・李祐慶兄弟たちを日本に連れて帰りました。この李祐慶兄弟たちが登窯を築き、作陶をしたことが波佐見焼のはじまりと言われています。その後、磁器の原料が藩内で発見されてからは磁器生産が盛んになり、江戸時代後期には磁器生産量が日本一となりました。

当時の波佐見焼を代表するのが「コンプラ瓶」と「くらわんか碗」。「コンプラ瓶」は醤油や酒用ボトルとして長崎出島から輸出されていきました。

 

一方、「くらわんか碗」は少し粗い磁器の器に藍色の顔料(呉須)でシンプルな模様を描いた器です。「くらわんか」とは、江戸時代、商人が「餅くらわんか、酒くらわんか」と言って売ったことから名づけられました。 この丈夫で壊れにくい「くらわんか碗」を大量生産することで庶民の手にも届くような手頃な価格となり、日本の食卓文化に欠かせないものとなりました。その後、現在に至るまで日常生活を彩るうつわを作り続けています。

波佐見焼ってどんな特徴があるの?

出典:PIXTA
波佐見焼は、その制作工程を分業しています。型起こし・成形・窯焼きと分けることで大量生産を可能としました。江戸時代から400年が経った今でも、庶民の手に届く手軽で良質な食器を作るという姿勢は、現在でも変わりません。
また、形にはまった技法などはないため、時代にあったうつわを作ることができるという強みがあります。

個性豊かな波佐見焼のうつわをご紹介!

波佐見町には数多くの窯元があり、窯元ごとにデザインが違います。あなたの食卓にぴったりのうつわを見つけることができますよ!通販でも、波佐見町の店舗でも、東京でも購入できます。

マルヒロ

カラフルなカップやプレートを見たことある方もいらっしゃるかもしれません。マルヒロは「HASAMI」をはじめ「ものはら」「BAR BAR」とブランドを展開。遊び心をくすぐる色合いながらも、大人が使いやすいスタイリッシュなデザインになっています。

 

「BAR BAR」いろはシリーズ 茶碗

この「いろはシリーズ」では、江戸時代に大人気だった「くらわんか碗」を再現しました。グレーかかった白磁にシンプルな呉須の模様が特徴です。シンプルながらも、あたたかみのあるお茶碗です。
ITEM
波佐見焼BARBARいろは
・サイズ:直径11×高さ6.8cm
・素材:半磁器
・使用可:電子レンジ・食洗機
・使用不可: 直火・IH・オーブン使用不可


蕎麦猪口大辞典

蕎麦を食べるときに使うのはもちろんですが、ちょっとした和え物などの一品を盛り付ける小鉢としても使い勝手が良い蕎麦猪口。「 蕎麦猪口大辞典」のシリーズではデザインも豊富にあるので、見ているだけでもとても楽しいです。
ITEM
BARBAR 馬場商店 蕎麦猪口大辞典 和文/赤 菊弁文
・サイズ:直径80×高さ61mm 170cc
・仕様:陶器
・使用可:電子レンジ
・使用不可:食洗機

白山陶器

「なにより使いやすく、生活の中になじむものである」ことをものつくりの基本とする白山陶器。全ての工程を自社で一貫生産してきた同社は、数多くのグッドデザイン賞やロングデザイン賞を受賞しています。ブルームというブランドも有名ですね。

 

「重ね縞」シリーズ「長焼皿」

長くもなく、短くもなくちょうどいい長さの「長焼皿」は食卓でも大活躍!焼き魚を載せてもいいですし、模様が違うことを利用して、卵焼きと和え物など2品盛り付けても良さそうです。
ITEM
重ね縞(かさねじま) 長焼皿
・サイズ: W25×H3×D11cm
・素材: 磁器
・使用可:電子レンジ、食器洗浄機
・使用不可:オーブン

G型しょうゆさし

1958年から現在も販売されている定番のしょうゆさし。安定感のある底の形状、握りやすいくびれ、しょうゆを補充しやすい広めの口、液たれしにくい注ぎ口のつくりが特徴。カラーバリエーションも豊富にあります。
ITEM
G型しょうゆさし 
・サイズ:幅6.8cm(最大9.5cm)×高さ9cm
・容量:150ml
・素材:磁器
・デザイン:森正洋

西海陶器

60年以上、波佐見の町で陶磁器を作り続けてきた西海陶器。世界に通用するテーブルウェアを開発しています。


common プレート

シンプルで使いやすく、手に馴染む「Common(コモン)」シリーズ。こちらのプレートは一人用におかずを盛りつけたり、ピラフやチャーハンを入れるのにぴったりのお皿です。色違いで何枚か手元にあると、お客さんが来た時に活躍しますね。
ITEM
common プレート 21cm
・サイズ: W210×D210×H24mm
・材質: 磁器
・製造国: 日本(波佐見焼)

和山

「毎日の食卓を楽しみ、食事がより美味しくなるような器」を作って行きたいと考えている和山窯。シンプルながら可愛らしいうつわが多く揃います。また、波佐見町には和山のアウトレットのショップがあり、ちょっとした訳あり商品をお得に買うことができます。お得に枚数が欲しい方は、検討してみてもいいかもしれませんね。

フラワーパレード

どこか懐かしい味わいが楽しめる四角いお皿です。お花のデザインも華美なものではなく、古典的なデザインとなっているので、和食でも洋食でも盛り付けできます。
ITEM
フラワーパレード プレート
・プレート サイズ: 約22.5×22.5×2.5cm
・柄(色):W、GY、BL
・産地:波佐見焼
・窯元:和山

aiyu

使い手目線のオリジナル商品を開発してきたaiyu。北欧をイメージさせる落ち着いた色づかいのうつわから、カジュアルな「和」のテイストを感じさせるうつわまで、幅広くデザイン展開されています。

KIRITORU IRON プレート

ITEM
KIRITORU IRON プレート(大)
・サイズ:外寸幅29.6×奥行17.6×高さ2.5cm
・生産国:日本
・使用可能:電子レンジ、食器洗浄機
・使用不可:オーブン、直火

一真窯

「器づくりから心器づくり」をコンセプトに一点一点、手作りで作陶する一真窯。白い器が代名詞となっており、そのうつわは、JR九州の豪華観光列車「或る列車」でも採用されています。

白磁斜め彫 マグ

一真窯のうつわは、カンナで一つ一つ丁寧に削り出され、独特な風合いを醸し出しています。
ITEM
白磁斜め彫 マグ 
・商品サイズ:直径9×高さ8cm 275ml
・商品重量:150g
・材質:磁器

一龍陶苑

江戸時代創業と、とても長い歴史を持つ「一龍陶苑」は、現代の食卓で使いやすいうつわ作りを追求しています。伝統的な技術を使いながらも、現代の食卓にぴったりのシンプルで、かわいいうつわが食卓を彩ります。

アルファベット箸置き

赤・白・青・黄色とカラフルでかわいい箸置きです。普段の食事はもちろん、パーティや食卓でのサプライズ演出の時にも使いたい逸品です。
1文字からできるので、食卓をどんな言葉で飾りたいか楽しく考えるのも楽しいですね!
ITEM
アルファベット箸置き
・サイズ:奥行き1.3cm 高さ3.7cm

東屋

全国各地の職人さんと一緒にものつくりをする「東屋」で販売されているのが、白岳窯で作られる印判豆皿。長く愛され、使ってもらえる商品を作ることをコンセプトに、一貫したものづくりを行っています。

印判豆皿

江戸時代から続く「印判染付」という方法をつかってできるデザインです。おしゃれな模様だけでなく、瓢箪や梅、扇といった日本人の美意識を形に落とし込んでいます。お漬物や薬味などをのせるのにピッタリです。
ITEM
東屋 / 印判豆皿
・サイズ
ひょうたん/松皮:約W72×D91×H19mm
梅/麻葉:約φ82×H20mm
ひまわり/菊花:約φ82×H20mm<
たんぽぽ/障子:約φ82×H20mm
木瓜(ぼけ)/菱菊:約W93×D65×H25mm
扇/竹稿:約W103×D63×H17mm
桃/花格子約W83×D79×H24mm
・材質:磁器

今から楽しみなイベント!毎年開催される「波佐見陶器市」



出典:PIXTA
町中の波佐見焼が一堂に集まる「波佐見陶器市」が開催されるのは、例年、ゴールデンウィークの時期になります。会場が2会場に別れ、大規模に開催されます。また、雨でも傘をささずに買い物できるようにと、大萱の屋根付きのテントが設営されています。これで傘をさすことなく、自由にお店を見て回ることができます。おしゃれでかわいいうつわ、シンプルでスタイリッシュなうつわなど、ご家庭にぴったりの1枚を探しに行って見てくださいね。2018年の陶器市はすでに終了してしまいましたが、2019年の開催情報がオープンになるのが楽しみですね!

首都圏でも購入できる!波佐見焼の取扱店をご紹介

KIHARA TOKYO

KIHARAは有田焼・波佐見焼を扱うブランドです。そのKIHARAのショップ&ギャラリーが渋谷区にあります。KIHARAがプロデュースするうつわはどれもシンプルでモダンなデザイン。現在のライフスタイルにぴったりのものを提案しています。
3階はギャラリーになっており、海外の企業と商品開発して生まれた、日本では販売されていないうつわを展示しています。
波佐見焼・有田焼のモダンスタイルを見るなら、ぜひKIHARAへ行ってみてください。

KIHARA TOKYO
Web:公式サイト オンラインストア

白山陶器東京ショールーム

白山陶器の最新作からロングライフデザインの作品まで、白山陶器の全ての「ものつくり」を見ることができます。直営店でしか販売されていない商品も多々あるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

白山陶器
Web:公式サイト

cotogoto

日本で暮らす人のために、使いやすく、簡単に壊れない、飽きのこない家事の道具を紹介する「cotogoto」。食器以外にも、キッチン用品や掃除道具、身だしなみのための道具などがあります。そんな日常生活に近い環境の中で見るうつわは、他のお店とは違った見方ができそうです。

cotogoto
Web:公式サイト

いつもの食卓を波佐見焼のうつわで彩る

1. 豆皿で食卓をプチアレンジ!

出典:PIXTA
素敵な食器を集めたい!揃えたいと思ってもなかなか難しいですよね。そんな時は豆皿を数枚揃えるだけでも食卓の雰囲気が変わります。

豆皿は、手のひらサイズと小さなお皿ですが、そのデザインの多さは他のうつわと比べ物にならないです。かわいいものから渋いもの、シンプルなものやモダンなものまで。どんな豆皿を選ぶかによって、食卓の雰囲気も大きく変わります。

波佐見焼は窯元、ブランドもたくさんあって、デザインも豊富です。「これを我が家の食卓に!」という一品をぜひ探してみてくださいね。

2. アウトレットでお財布に優しく買い揃える

出典:PIXTA
「うつわを一気に買い揃えたいけど、予算が・・」という方におすすめなのがアウトレットのうつわです。もちろんアウトレットなので、「訳あり」の商品ではあるのですが、日常使うための食器として割り切って考えてみたり、商品を直に確認してご自身が大丈夫と思われるものかどうかを確認してくださいね。

また、先ほどご紹介した「和山」のアウトレットショップのように、店舗を構えているお店もあるので、ぜひ行ってみてください。

陶器と磁器の違いで、波佐見焼お手入れのコツも変わる!

 

陶器の特徴

出典:PIXTA
陶器の原料は自然に採れる粘土。そのため、磁器と比べると割れやすく、厚手であることが陶器の特徴です。この厚みのおかげで、熱いものを入れても器が熱くならず、しかも器の中も冷めにくくなっています。上絵付や金銀彩のものでなければ、オーブンや電子レンジでも使用できます。

磁器の特徴

出典:PIXTA
磁器は陶石で作られるため、「石もの」「石焼機」とも呼ばれます。吸水性はなく、固いのが特徴です。叩くと、金属音のような高い音がするのも見分けるポイントになります。吸水性がないため汚れもつきにくく、使い勝手が良いです。しかし、陶器と比べると薄手なので熱が伝わりやすく、冷めやすくなっています。

食器を買ったら、最初にすること!

出典:PIXTA
陶器も磁器も購入したらまず、水や米のとぎ汁にさらしましょう。こうすることによって、うつわが引き締まり、衝撃や汚れに強くなります。

波佐見焼を大切に使い続けるためのメンテナンス方法は?

出典:PIXTA
磁器は水を吸うことがほぼないので、ニオイや色が付くことはあまりありません。しかし、銅系の釉薬を使用したものや、金銀の上絵付けをした部分に梅干しなどの酸性の食品をのせていると変色することがあるそうです。

まずは豆皿1枚から食卓に波佐見焼を

日常生活のうつわとして生まれ、各時代のライフスタイルの合わせて変化して来た波佐見焼。デザインも豊富で、お手頃な価格で手に入りやすいのがとてもうれしいですね。お好みのお店を見つけて、まずは豆皿1枚から食卓に仲間入りさせてみてくださいね。

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つづきはるか
つづきはるか

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都内の美術大学で工芸を専攻、片手にはいつも金槌、という日々を過ごす。
卒業後は、広告代理店で販売促進の企画制作に携わったり、ウミガメが来る町で働いたりと、都市と地方で暮らす経験をする。
地方の新鮮な食材、その土地ならではの食べ物、文化、暮らしを彩る工芸品に魅せられ、その後は地方の魅力を発信するwebメディアを運営する会社に転職。全国各地を取材にまわり、情報発信し続けてきた。
さらにその後、転勤族の我が家は静岡県の南アルプスの麓へお引越し。ローカルライフを満喫中。
現在は、自分にとっての「豊かな暮らし」を探しながら、文字の力で、さまざまな側面から地方の魅力を伝えるお手伝いをしている。

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