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パスタやシーザーサラダなどイタリアンの仕上げにかかせないチーズ。自宅でもチーズグレーターを使ってチーズをおろしてみませんか。市販の粉チーズより風味が香りが新鮮で、いつもの料理もレストランで食べる本格的なイタリアンに1歩近づきます。そこでチーズグレーターの選び方や使い方、お手入れの仕方、おすすめのチーズグレーターをご紹介します。
チーズグレーターの選び方

チーズグレーターは、パルメジャーノ・レッジャーノやエメンタールチーズ、チェダーチーズなどハードタイプのチーズを、粉状におろしたり、線状やリボン状にスライスすることができるキッチン用品です。
おろしたてのチーズは、市販の粉チーズとは比べ物にならないぐらいの新鮮な風味が豊か!また意外に、市販の粉チーズを買うより固形のチーズを買ってチーズグレーターでおろす方がお得なんですよ。
絶対に必要なものではありませんが、キッチンに1つ備えておくと、いつもと同じパスタ料理でも美味しく華やかに演出することができます。
では、チーズグレーターを購入する際には、どのような基準で選べば良いのでしょうか?
タイプで選ぶ

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チーズグレーターには、スタンダードなタイプから、チーズ以外の食材もおろすことができる多用途なものまでさまざま商品があります。今回は4つのタイプにわけてご紹介しますので、使いかたや使いやすさに合ったものを選びましょう。
スタンダードタイプ

スタンダードタイプは、平面状や棒状の歯に持ち手がついたシンプルな構造のチーズグレーター。
このタイプは比較的サイズが小さいため、収納の際に場所を取りません。またお手入れも簡単です。しかし、チーズをおろす時には、チーズグレーターをしっかりと握って固定する必要があるため、多少力が必要となります。
多面式タイプ

多面タイプは、4~6面のそれぞれに異なる種類の歯がついたチーズグレーターです。歯の形状が異なることで、チーズを粉状におろす際に細かさを選べたり、細長い線状やリボン状にスライスしたりとさまざまおろし方ができます。
料理に合わせてチーズのおろし方にもこだわりたい人にはおすすめです。しかし、スタンダードタイプと比較すると、サイズは大きくなるので収納の際にはスペースが必要となります。
受け皿付きタイプ

受け皿付きタイプは、おろしたチーズを受け皿となるケースの中に貯めて置くことができます。そのため大量にチーズを使いたいときなどにおすすめのタイプです。商品によっては、そのまま冷蔵庫に入れて保存できるものもあります。
テーブルなどの上に固定して使うので、安定してチーズをおろすことができ、また受け皿があることでおろした粉チーズが飛び散ることがありません。
ロータリータイプ

ロータリータイプは、チーズをグレーター本体の中に入れてハンドルを回すことでチーズがおろせるタイプです。直接チーズを触ることが少ないため衛生的な上、歯に手が触れないので安全性が高いのが特徴です。力もそれほど必要なくチーズがおろせるので子どもでも使うことができます。料理のお皿の上から直接チーズをおろしてかけることもできます。
しかし、ロータリータイプはいつくかのパーツからできているので、パーツの分解が難しい場合には、お手入れしにくいこともあります。購入の際には分解の仕方も確認が必要です。
サイズで選ぶ
チーズグレーターは、タイプや商品によって大きさが異なります。大きすぎても小さすぎても使いにくく、場合によってはケガをする原因となることもあります。自分の手に合った使いやすいサイズを選ぶようにしましょう。
刃先で選ぶ

チーズグレーターの歯の形状によっては、チーズが歯の目に詰まったり、キレイにおろせずにチーズがボロボロになってしったりすることもあります。
最近では、100円ショップなどでもチーズグレーターが購入できますが、キレイにチーズを削るのならキッチン用品ブランドのチーズグレーターを選ぶことをおすすめします。
→タイプ別おすすめのチーズグレーター15選!