
出典:写真AC
種類豊富なチーズの中でも、特に人気のある「カマンベールチーズ」。あのトロッとした食感と独特の風味がおいしいですよね!値段も比較的安く、スーパーでも気軽に買えることから、筆者もよくおつまみに食べています。この記事では、そんなカマンベールチーズのアレンジレシピや、気になるカロリーなどを詳しくご紹介!読んだらきっとカマンベールチーズが食べたくなるかも!?
カマンベールチーズとは?
基本情報

出典:Pixabay
カマンベールチーズの発祥の地は、フランス北西部ノルマンディー地方にあるカマンベール村。この村で作られている「カマンベール・ド・ノルマンディー(Camembert de Normandie)」が、カマンベールチーズの元祖です。原産地呼称で保護認定されており、無殺菌乳を原料とすることや重さは約250gなど、細かな規定が法律で定められています。かなりボリュームがあることや、熟成による味わいの変化を楽しむという点でも日本とは大きく異なります。
このように、一口に「カマンベール」と言っても実は千差万別。フランス産にも、低温殺菌されたミルクで作られるカマンベールもありますし、国産の大手メーカーのカマンベールは、日本人が食べやすいようによりマイルドな味わいで、なおかつ一定の状態で長持ちするように改良されています。
表面の白カビは食べられるの?

出典:Pixabay
カマンベールチーズの特徴である白っぽい見た目は、表面を覆った白カビによるもの。この白カビが生み出すタンパク質分解酵素により、外側から中心に向け徐々に熟成が進んでいくのです。カビと聞くとちょっと心配になりますが、カマンベールの白カビは身体に無害であるため、食べても問題はありません。
カマンベールチーズのカロリーは?

出典:Pixabay
おいしさのあまり、ついつい食べ過ぎてしまうカマンベールチーズ。果たしてカロリーはどれくらいあるのでしょうか?また、カマンベールチーズにはどのような栄養素があるのか調べてみました。
カマンベールチーズのカロリー

出典:Pixabay
カマンベールチーズのカロリーは、100gあたり310kcal。標準的な6切れタイプだと、1切れあたり約52kcalになります。
カマンベールも含め、チーズは良質な高タンパク食品。しかも糖質はほとんど含まれず、ビタミンやミネラルも豊富。生クリーム添加をしないで作られるカマンベールチーズは、脂肪分もさほど高くないので、野菜やフルーツ、ナッツと組み合わせて食べれば、健康的なメニューとして楽しめます。脂肪の燃焼を助けるビタミンB2も豊富なので、ダイエット中の栄養補助にもおすすめです。
カマンベールチーズの栄養素

出典:写真AC
カマンベールチーズは、良質なタンパク質と脂質、ビタミン、ミネラルを含んだ栄養価の高い食品です。
タンパク質は、筋肉や細胞を作るために欠かせない栄養素であり、脂質は肌のうるおいを保ったり、エネルギー源になります。また、チーズに多く含まれるカルシウムは、骨や歯を丈夫にするビタミン。子どもやお年寄りのおやつにもぴったりですね!
カマンベールチーズは認知症に効く!?

出典:写真AC
高齢化社会において、アルツハイマー病をはじめとする認知症は、社会的にもますます関心が高まっています。
そんな中、2015年にキリン株式会社の基盤技術研究所が、小岩井乳業社および東京大学大学院農学生命科学研究科との共同研究で、カマンベールチーズの摂取がアルツハイマー病の予防に効果があることをモデルマウスで確認。さらに、カマンベールチーズの中から2つの有効成分を発見したとのレポートが発表されました。
カマンベールチーズの基本の食べ方