マヨネーズの保存方法と賞味期限は?
材料に生の卵が使われているのに、マヨネーズはスーパーマーケットでは常温で販売されていますね。なぜ腐敗しないのでしょう。秘密は原料の酢と塩にあります。これらは、ピクルスやなますに代表されるように、食材の腐敗を防ぎ、長持ちさせる役割があります。これらがサルモネラ菌をはじめとする食中毒菌、腐敗菌の増殖を抑える働きがあるため、未開封の状態なら約1年間、室温での保存が可能ということです。
さらに、マヨネーズはガラス瓶や、専用のチューブ容器に入っていますね。これらは密閉率が高く、空気のように見える部分は窒素が充てんされ無酸素状態になっています。これにより原料の油が酸化することなく、よい状態を保てるのです。
しかし、開封後は酸素にも雑菌にも触れることになりますので、速やかに食べきれる量を購入しましょう。
また、完璧な衛生管理の行き届いた工場製ではない手作りマヨネーズは、この限りではありません。できるだけ当日中に食べきるようにすることをおすすめします。
自慢の味 オンリーワンマヨのすすめ
マヨネーズの歴史やレシピ、いかがでしたか?スペインで生まれ、フランスに渡り、アメリカを経て日本に持ち込まれたマヨネーズは、世界中どこに行ってもその国の料理にすっとなじんでしまう人気者ですね。
手作りする際は使用する容器や道具は、できればあらかじめ熱湯をかけるなどして消毒したものを使用し、せっかくですからできたてを味わいましょう。アレンジで加える材料は、きっと合わないものはないと思います。
前出のもの以外にも、定番のピクルスやゆで卵を使って作るタルタルソースも、鰺の干物を焼きほぐしたものを混ぜてトーストしてもびっくりなおいしさですよ。いろいろ試して、オリジナルアレンジを見つけてみてくださいね。