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陶芸体験や陶器市が楽しめる【笠間焼】人気作家やかわいいアイテムをご紹介!

茨城県の笠間焼をご存知ですか?窯元が集まる笠間市では笠間焼のマグカップなどが購入できたり、陶芸体験ができます。また、笠間焼の歴史や魅力を知ることができるギャラリーもたくさん!そんな笠間焼のアイテムや人気作家、陶器市などのイベントをご紹介します

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笠間市つづじまつり 出典:PIXTA
皆さんは「笠間焼」ってご存知ですか? 栃木県の益子焼の近くにある茨城県笠間市で作られている焼き物です。実は、笠間焼のある笠間市は陶芸好きにもアート好きにもたまらないエリア。笠間焼のアイテムが購入できたり、陶芸体験を楽しめるスポットがあるほか、名だたる陶芸家の作品を見ることができるギャラリーや美術館もたくさん! 笠間市にある茨城県陶芸美術館では、過去にフィンランドのテキスタイルブランド「マリメッコ」の企画展や19世紀のジュエリーの展示など、アートファンが惹かれる展覧会も開催されました。今回は、笠間焼の魅力的なアイテムとともに、陶芸の町・笠間市のおすすめスポットもご紹介します!

笠間焼ってどんなやきもの?その特徴は?

出典:写真AC
茨城県北東部にある笠間市は栗の生産量全国1位を誇る栗の産地です。さらに、関東最古の窯場でもあり、「笠間焼」の産地でもあります。笠間焼の歴史は江戸時代後期、久野半右衛門が信楽の陶工の指導により、築窯したことからはじまりました。これは、栃木県益子町の「益子焼」が開窯されるより100年ほど昔のことです。
現在は、技術者育成のための窯業指導所や陶芸団地、窯業団地、美術館、ギャラリーなどが作られ、各地から笠間を目指して多くの陶芸家やアート好きがやってきています。「練上手(ねりあげて)」という違う色の土を重ね合わせて揉み込み、模様を作る技法で人間国宝になった松井康成さんの作品も茨城県陶芸美術館で見ることができますよ。

 

益子焼との関係

撮影:つづきはるか
笠間焼と益子焼は、同じ信楽焼の流れをくむもので、地理的にも近いことから、歴史的にも交流がありました。益子焼を開窯したのは笠間焼で修行した人なんですよ! まるで兄弟のような笠間焼と益子焼。2011年の東日本大震災以降、笠間焼と益子焼が一緒になって「かさましこ」という活動をスタートさせ、その魅力発信を行なっています。

毎年ゴールデンウィークには、「陶火祭(ひまつり)」というイベントが開催されます。こういったお祭りは、さまざまな陶芸家、作家と交流できるチャンスでもあります。

益子焼について知りたい方は、こちらの記事もどうぞ!



 

笠間で活躍する人気作家さんのご紹介


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つづきはるか

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都内の美術大学で工芸を専攻、片手にはいつも金槌、という日々を過ごす。
卒業後は、広告代理店で販売促進の企画制作に携わったり、ウミガメが来る町で働いたりと、都市と地方で暮らす経験をする。
地方の新鮮な食材、その土地ならではの食べ物、文化、暮らしを彩る工芸品に魅せられ、その後は地方の魅力を発信するwebメディアを運営する会社に転職。全国各地を取材にまわり、情報発信し続けてきた。
さらにその後、転勤族の我が家は静岡県の南アルプスの麓へお引越し。ローカルライフを満喫中。
現在は、自分にとっての「豊かな暮らし」を探しながら、文字の力で、さまざまな側面から地方の魅力を伝えるお手伝いをしている。

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