仙禽 一聲(いっせい)
仙禽のシンボルである「鶴」の一声から「一聲(いっせい)」とネーミング。「ドメーヌ・さくら山田錦」を使用し、精米歩合は麹米、掛米共に35%というとても贅沢な仕様です。 甘酸っぱい味わいというよりは、甘味とエレガントさがより追求されているので、シャンパーニュを味わうように、薄手のグラスで楽しみたい特別品です。蔵元のTasting Note
控えめで華やかな香りは、過剰に演出しないという品格。果実味にあふれながら、山田錦のエネルギーをかみしめるように味わうことができます。
麗(うらら)
亀ノ尾を使用した、精米歩合19%の「鶴亀」というプレミアムブランドに代わり、2017年から新しく生まれ変わったプレミアムブランド。「麗(うらら)」は、「山田錦」を使用し、精米歩合はなんと17%。できたもろみを酒袋に入れて吊るす「袋しぼり」という製法で、滴り落ちるお酒だけを集めて瓶詰めされるという贅沢極まりない日本酒です。
蔵元のTasting Note
もぎたての青リンゴや白ブドウのような、煌びやかで華やかな香り。ひと口含めば、シンプルで上品ながらも、なめらかな質感が心地よい。
醸(かもす)
仙禽の頂点に立つフラッグシップブランド。山田錦・亀ノ尾・雄町の3品種を結集させ、フランス・ボルドーワインのアッサンブラージュと同様に、高度な技術でブレンドしています。精米歩合は、山田錦が7%、亀ノ尾が35%、雄町が40%。「時をかけて自然に作りあげる」という想いが込められて完成した、唯一無二の作品です。
蔵元のTasting Note
巨峰やラ・フランスの様な香り、透明感があり華やかな花の香りがエレガント。口に含めば、繊細さと厚みのある、相反する味わいの構成が複雑性を形成します。絹のようになめらかな、シルキーな質感と緻密な厚みは個性ある3種の品種が織り成す無二の味わいとなっています。
未来を見すえた「ナチュールな酒」
昨今のワインやクラフトビールの世界にも通じる「自然派」「ナチュール」という視点や考え方は、まさにボーダーレス。蔵元によると、今後は亀ノ尾の祖先である原種を育て、その米で酒をつくる計画も立てているのだそう。日本古来の米を育む田んぼと、そこから生まれるグローバルな日本酒。温故知新、未来志向の酒造りを実践する「仙禽」の酒から目が離せません。