香りの個性豊か!種類ごとの特徴とおすすめスモークチップ9選

サクラ
日本では一番人気のあるチップです。香りがとても強いので、癖のある食材にも向いています。豚肉や羊肉、魚介類にも合いますが、白身魚や鶏肉など淡白な食材にはあまり向かないようです。こちらは香りは強いですが、強烈でないので使いやすいです。またヤニも少ないので器具のベタつきも少ないです。サクラはこれをリピートすることに決めました。
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リンゴ
フルーティーで甘く、マイルドな香りが特徴。鶏肉や白身魚なども上品に仕上がり、魚介類やチーズに合います。ナッツやベーコンを作ってもおいしいようです。香りが甘いので、ほかのチップとのブレンドはおすすめではありません。いろいろ使いましたが、この商品が気に入ってます。スモークはちょっと酸っぱくなるのですが、それもなく気に入ってます。出典:楽天市場
ヒッコリー
北アメリカ原産のクルミの木の仲間で、欧米では人気のチップです。癖が無いので、どんな食材でもほぼ合います。ほんのわずかに酸味が出やすいので、肉やチーズがおすすめです。渋味や酸味も適度に楽しめます。ほかのチップとのブレンドのベースに使われやすいです。ヒッコリーは、癖のない仕上がりにしてくれるので、我が家ではスタンダードになっています。これをメインにいろいろ混ぜて使ってます。出典:楽天市場
ウィスキーオーク
ウイスキーを熟成させるために使った樽材を、細かくチップにしたものです。燻すと独特の深くて甘い香りと、ほのかな渋さが感じられます。癖はないので、チーズ、白身魚、鶏肉などにも合います。燻製に少し慣れてきたころに、挑戦してみたくなる一品です。熟成された洋酒の香りで燻玉が洒落たものになりました。赤みの強い肉類との相性が良さそう。早速スペアリブを燻して見ます。出典:楽天市場
ナラ
色づきが良く美しい飴色に仕上がるのが特徴で、初心者にも扱いやすいチップです。やさしい香りで、魚介類やチーズに合います。あまり長時間使うと渋みが出てきてしまうので、程よい色がついたらストップしましょう。クルミ
ヒッコリーをさらにマイルドにしたような香りです。食材を選ばず、肉類、チーズ、魚介類とオールマイティーに合います。色づきも、ほかのチップより薄目に仕上がります。癖がないので、ブレンドのベースに向いています。SOTOのチップはホームセンターでも普通に売られていますし、定番ですね。品質もいいです。チャック袋なのがとても便利だと思います。
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ヒノキ
ヒノキは燻製には適さないとも言われているため、流通している商品数も少なく、珍しいタイプのチップです。かなり香りが強く、短時間の燻製で色と香りがしっかりと食材に移ります。特にチーズは素晴らしい仕上がりとも。燻製を知りつくした上級者向けのチップと言えます。メイプル(サトウカエデ)
メープルシロップの原料となるサトウカエデのチップの煙は、ほのかな甘い香り。色づきが良く、香りもライトなので、初心者にもおすすめです。ただし、チップに加工するのが難しいので、とても希少です。合わせる食材は、鶏肉や魚介類がおすすめです。ピート
ピートは、「ヒース」と呼ばれる野草や水生植物などが炭化した泥炭です。スコッチウイスキーのモルトの燻製にも使われていて、強烈ですが、繊細で奥が深いスモーキーフレーバーが楽しめます。パウダー状になっているので、ほかのチップに少量混ぜて使います。ピートでどれだけ味に違いが出るのか確かめてみたくて、ありとなしのものを作ってみたのですが味が全然違いました。ピートありの方が深みのある味になっていて、燻煙の香りのノリがワンランク上です。
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スモークチップの使い方は?
基本的な使い方

自作の燻製器で使う方法

ボウルやフライパン、鍋にアルミホイルを敷き、そこにスモークチップをひとつかみ入れます。その上に網を置き、燻したい食材をのせます。もうひとつのボールをさかさまにして、ふたのようにかぶせ火にかければ、手軽な燻製器の完成です。中火で1分、弱火で7分、火を止めて10分放置、がポイントのようですよ。
◎「100均グッズ×桜チップ」の燻製の作り方はこちら
バーベキューで炭と一緒に使う方法
