【口コミ徹底比較】油を使わずヘルシーに！おすすめノンフライオーブン13選

揚げ物料理が油を使わずヘルシーに、しかも誰でも簡単に“サクッとおいしく”できると、口コミでも評判のノンフライオーブン。今回はノンフライオーブンの基本知識から、使い方や選び方、さらには人気ショッピングサイトの評価やランキングを参考に、価格的にも納得のいくスタンダートタイプから最新の商品まで、おすすめの人気機種を厳選してご紹介。毎日の料理にすぐ取り入れられそうな、簡単レシピも紹介します。

ノンフライオーブンとは？

ノンフライオーブンとは、油を使わずに揚げ物調理ができるコンベクション機能がついたオーブンのことです。「コンベクション」というのは、「対流」という意味。庫内にファンが備わっていて、ヒーターの熱を内部で循環させることで、食材を高温で包み込み加熱し均一な温度に保てるので、短時間で効率的に焼き上げることができます。さらに、熱風を対流させることによって焼き上げるので、油を使う必要がありません。そのためヘルシーで、仕上がりも油特有のベチャっと感がなく外側は“カリッ”“サクッ”、内側には旨みと水分を閉じ込めたジューシーな状態でおいしく出来上がるのです。

普通のオーブンや電子レンジとの違い

まず普通のオーブンとの違いは、中にファンがあることです。このコンベクション機能は、元々一度に大人数分の調理をする必要のある業務用の大型機で使われていた機能ですが、これをどうしても焼きムラができてしまいがちな家庭用のオーブンやオーブントースターに採用したのがノンフライオーブンです。ファンを回すことで庫内の温度が均一に保たれ、加熱にムラがないように設計されています。また、シャープの「ヘルシオ」などは水蒸気を発生させてその水蒸気を加熱し、最後まで水蒸気だけで食材の乾燥を防ぎながら調理する“ウォーターオーブン”として有名ですが、スチーム式のノンフライオーブンはそこにオーブンや電子レンジの加熱方法を加えたものです。

ノンフライオーブンを使うメリットは？

ノンフライオーブンを使うメリットは、大きく3つ考えられます。第一に、コンベクション機能や過熱水蒸気のパワーで、食材の中まで素早く加熱できることで、温められた脂肪や塩分が表面に浮き出てきて流れ落ちるため、魚や肉の脂を適度に落とせるうえに、減塩効果の高いヘルシーな料理を作れることです。第二に、油を使わないため油飛びの心配もなくコンロの掃除もなし。揚げ物料理をした後の油の後処理が必要ないことです。第三に、当然のことですが油を使わないため火事の心配も少なく、タイマーやマイコン制御のメニュー設定を使えば、ほったらかしで調理ができることです。

ノンフライオーブンの使い方

ノンフライオーブンの使い方は、とっても簡単。例えば、冷凍餃子は凍ったままオイルスプレーで油を吹きかけて、200℃で15分間タイマーをセットするだけで、家ではハードルが高い揚げ餃子が完成。解凍せずに簡単に調理できるうえに、余分な脂が落ちるのでヘルシーに仕上がります。少量の油を吹きかけることで、焼き色も食感もグッとよくなりますよ。チルド食品も同様に調理すれば、電子レンジでは出せない衣のサクサク感を楽しめます。また焼き魚も、生の鮭なら切り身を並べて200℃で15分間タイマーかけるだけ。途中でひっくり返さなくても両面パリッと、きれいに焼き上がります。焦げやすく火加減が難しい干し魚も同じです。中まででしっかり熱が入るので、骨まで残さず食べられます。
※製品によって焼き時間は異なります。

ノンフライオーブンを選ぶ際のポイント

ひと口にノンフライオーブンと言っても、ワンタッチで調理できる多機能タイプから、コンパクトで安価なトースタータイプまで種類はさまざま。高機能なものも多く、何を基準に選べばいいか悩んでしまいます。そこで、選ぶ時に注目してほしいポイントをご紹介します。

タイプは2種類

■コンベクションオーブンタイプ

コンベクションオーブンタイプは、ファンでヒーターの熱風を対流させながら食材をふんわり焼き上げてくれます。コンベクション機能を使えば、油を使わずおいしい揚げ物を作ることができる上に、冷凍食品やチルド食品の調理はもちろん、冷めてしまった唐揚げや天ぷら、コロッケ、とんかつなどを揚げたてのように温め直すことができます。普通のトースターよりも高温なので、トーストやピザもよりおいしく仕上がり、トースターからの買い替えにもおすすめです。

 

■加熱水蒸気機能タイプ

過熱水蒸気機能タイプは、水蒸気で食材の余分な脂を落としながら同時に水分を補給することで、料理をふっくらと仕上げてくれます。様々なヘルシーメニューが作れるため、ダイエット中の人には強い味方。食パンもふっくらと仕上がるのでトースターとしても利用できます。容量が大きく、レンジとしての機能や豊富なメニュー設定、おまかせ調理ができるものが多いので、電子レンジからの買い替えにもおすすめです。

容量

庫内容量や庫内幅、段数は、調理のしやすさや使い勝手のよさに直結する大切な要素です。その機能やメリットを活かすためにも、家族の人数分の調理が作れる容量を選びましょう。小さめで5ℓ～8ℓ、普通サイズで15 ℓほど、大きいもので30ℓ以上。庫内の高さも忘れずチェックしてください。奥行きがある商品が多く、本体からの発熱も大きいので、サイズをしっかり確認して周辺に余裕を持って設置場所を確保しましょう。

機能

■オーブン機能

オーブン機能があれば、大きめのかたまり肉も柔らかく焼き上げることができますし、お菓子作りにも便利です。ローストチキンや、ケーキ、クッキーなどのお菓子作りをしたい人は、ぜひオーブン機能がついているものを選びましょう。

 

■グリル機能

上側のヒーターを使い、焦げ目をつけるように焼く機能です。オーブン調理がじっくりと中まで火を通すのに対して、こちらは一気に表面をこんがりと焼き上げるのが特徴です。トースターや魚焼きに使用するグリルの代わりにも使用できるので、グラタンや焼き魚、焼き鳥などを調理するのにおすすめです。

 

■スローベーク機能

下のヒーターのみを使って加熱する機能です。ゆっくりと火を通すので、蒸し料理や煮込み料理などを調理することができます。プリン、茶碗蒸し、豚の角煮などの料理を作る時に活用できますし、ピザをさっくりクリスピーに仕上げたい時にも便利な機能です。

【Sirocaとツインバード】人気2大メーカーのおすすめ商品を徹底比較！

ノンフライオーブンの人気2大メーカーと言えば、「Siroca（シロカ）」と「ツインバード（twinbird）」。それぞれのメーカーから各3つずつ、おすすめの機種をピックアップしました。

Siroca crossline（シロカ クロスライン）

 

■ノンフライオーブンsco 501

トーストなら一度に4枚、直径25cmのピザも焼けるひろびろ設計なのに、外観はコンパクト。庫内は3段階の高さ調節ができ、調理によって使い分けることができます。揚げ物の温め直しも得意。さらに、余分な水分や油分を吸収するピザプレート付き。手づくりピザはもちろん、市販の冷蔵・冷凍ピザ、デリバリーピザの温め直しまでおいしく仕上がります。ピザストーンなしのsco502もあり。付属のレシピは60種類です。
※お惣菜のトレーは一緒に温めることはできません

タイプ	庫内容量	レンジ 機能	オーブン 機能	グリル 機能	スローベーク 機能
コンベクションオーブン	8.2ℓ	×	○	○	○

 

口コミは？

温度調整もでき、トーストだけでなく、色々な料理・お菓子作りに大活躍です！（出典：Amazon）

オーブントースターでは役不足な料理、その程度のニーズで購入しました。このサイズ、この価格でこの焼き上がりはすばらしい。全て自分で設定できるのが、私にはありがたいです。（出典：Amazon）

スーパーで買ってきた揚げ物を温め直すと、カリカリのサクサクになってとても美味しいです。油受けのトレイを見ると、恐ろしいほどの油が溜まっていて、これまでこんなに油を食べていたのかと思うと。。。トースターの代わりになってとても便利です。（出典：Amazon）

 

■ノンフライオーブンsco 401

シロカのSCO510の下位機種です。上下の幅は小型ですが、奥行は広いので、こちらもトーストなら4枚まで焼けます。付属のレシピは52レシピ。ピザプレートは付属していません。これは、シリーズ全商品共通の特徴ですが、庫内は取り出しやすい引き出し式になっており、外付けパンくずトレイでお手入れも簡単にできます。

タイプ	庫内容量	レンジ 機能	オーブン 機能	グリル 機能	スローベーク 機能
コンベクションオーブン	8.2ℓ	×	○	○	○

 

■ミニノンフライオーブンsco 313

こちらは、シロカの「超小型タイプ」コンベクションオーブンです。基本性能は、前出のsco 501、sco 601と同じですが、小型モデルのため、焼けるトーストは同時に2枚まで。庫内の高さは10.5cmと低くなっています。また、ピザプレートは付属しません。省スペースのため、設置しやすいのが特徴。トースターの代替として「気軽に持ちたい」という人にはおすすめです。

タイプ	庫内容量	レンジ 機能	オーブン 機能	グリル 機能	スローベーク 機能
コンベクションオーブン	6ℓ	×	○	○	○

ツインバード（twinbird）