目次

夫婦箸とはどんなお箸?意味は?

お箸は長さが揃っていなかったり、1本しかないものは使うことができません。この特徴が「ともに協力し支え合って生きていく夫婦の姿」にたとえられ、「末長く一緒にいられますように」という願いや、「人と人とのご縁をつなぐ橋(はし)」、「夫婦を繋ぐ橋(はし)」として縁起の良い贈り物に選ばれています。
どんなお箸がいいの?夫婦箸の選び方

デザイン
プレゼント用の夫婦箸を選ぶなら、相手のご夫婦の好みをリサーチしましょう。趣味、どんなブランドが好きか、家のインテリアや食器はどんな雰囲気なものがあるのか、常に好んで使っているアイテムや好きな色などがわかると、お箸を選ぶ際のヒントになりますよ!また、ご自宅用の夫婦箸を選ぶなら、ご夫婦の趣味や好みをもう一度思い返してみて、ぜひお二人で一緒にお好みのデザインを見つけてくださいね!
お箸の長さ
お箸選びで大切なポイントであるお箸の長さ。お箸を使う人の利き手を使えば、簡単にその人にぴったりの長さ「一咫半(ひとあたはん)」を導き出すことができます。プレゼント用の夫婦箸の場合は、相手のご夫婦にぴったりの長さを事前に調べることは難しいですが、自分と相手の手を見比べてみたり、スポーツやピアノをやっていてる方は指が長かったり、手のひらが大きいということを念頭に入れて探してみるといいでしょう。ご自宅用の夫婦箸を購入される方は、事前に「一咫半(ひとあたはん)」を導き出しておきましょう。
手にぴったりのお箸の長さは、 利き手の親指と人差し指を直角(L字)に広げ、親指と人差し指の指先を結んだ辺の長さを「一咫」とし、その一咫を1.5倍した数値が「一咫半」です。ぜひ試してみてくださいね!
機能性
食洗機があるご家庭も多いですよね。最近は食洗機に対応している夫婦箸も多く販売されているので、プレゼントする夫婦箸も自分たち用の夫婦箸も食洗機対応の商品を選ぶことをおすすめします。末長く使う箸、今は食洗機が家になくても将来的に買うことがあるかもしれません。少し先の未来を見据えてお箸を選ぶのもおすすめです。夫婦箸を贈り物にするタイミング
・「結婚祝い」新婚のご夫婦から両親へ送るもの、または新婚のご夫婦へのプレゼントとして夫婦箸が選ばれています。
・「木婚式(もっこんしき)」
木婚式とは結婚5周年のこと。「夫婦がやっと1本の木のように一体になる」という意味があります。5年という節目に、「木」にちなんだ箸を自分たちで選んでみてはいかがでしょうか。
・「銀婚式」「金婚式」
25年、50年の記念となる銀婚式や金婚式の贈り物にも夫婦箸はおすすめです。お箸を選ぶ時は木の種類にも注目してみましょう。「槐(えんじゅ)」、「欅(けやき)」、「柳」の木には長寿の意味が込められていますよ!