めんつゆとの違い
めんつゆは醤油にだし、砂糖やみりん、酒を加えたものなので、一見するとだし醤油と同じもののように感じます。しかし、だし醤油が「しょうゆ加工品」に分類されるのに対し、めんつゆの分類はうどんなどの「麺類専用」に作られた「つゆ」。多くのめんつゆは、麺に合うようにすでに薄められていますが、だし醤油は、料理に合わせて好きな濃さに薄めて使えるので、いろいろな料理に活用することができます。
万能!だし醤油の使い方
だし醤油が「万能調味料」と言われる理由は、この1本でカバーできる料理の幅が広いところ。刺身や冷奴のかけ醤油としても使えるのはもちろん、だし入りなので薄めて使えば「うどんだし」「そうめんつゆ」「すまし汁」にもなります。だし醤油を使えば、時間がないときには面倒なだし取りが不要になるため料理の時短になるのもうれしい長所。炊き込みご飯や親子丼、肉じゃがといった和食の定番をはじめ、どんな和食にも活躍してくれる優れもので、冷蔵庫に1本あるだけで料理のレパートリーも広がります。和風パスタや洋食の隠し味など、何に使うかその使い方を考えるのも楽しみの一つ!
いつものうどんが倍おいしい!市販のだし醤油おすすめ12選
だしの種類で選ぶ
だし醤油に入っている「だし」は、かつや昆布だけではありません!素材によって風味も味わいも違ういろいろなだし醤油が楽しめます。昆布/かつお
こんぶ・かつおベースのだし醤油なら、基本的な和食のどんなレシピにも使えます。オーソドックスな旨みで、薄めて「つゆ」としても使いやすく、そのままかけて「醤油」として使ってもおいしさ満点です。<おすすめ1>鎌田醤油「だし醤油」
香川県にある「鎌田醤油」のだし醤油。醤油の本場・讃岐の天然醸造醤油に、日本全国の特産地から厳選したかつお節、さば節、昆布の天然だし素材をブレンド。減塩しているためかけ醤油としても使いやすいです。500mlのほか、200ml商品もあるので使いきりやすい!
・内容量:500ml×2本
・だしの種類:さば節・かつお節・昆布の天然材料のだしをブレンド
・塩分量:11%
お醤油として普通に使っていてとても美味しいです。また、冷凍うどん用にも、これを薄めるだけで美味しいつゆが出来て、その手軽さに感動しました。
出典: Amazon
・内容量:500ml×1本
・だしの種類:さば節・かつお節・昆布の天然材料のだしをブレンド
・塩分量:11%
<おすすめ2>キッコーマン「いつでも新鮮 旨み広がるだししょうゆ」
醤油では有名なキッコーマンのだし醤油。国産のだし原料と、ベースになる醤油には生と火入れの2種類の丸大豆醤油を使うこだわり。気になる塩分も11.5%と減塩されています。ほかに「かつおしょうゆ」「昆布しょうゆ」「牡蠣しょうゆ」などだし醤油をラインナップが多くあります。
・内容量:330ml
・だしの種類:かつお節、まぐろ節、昆布
・塩分量:11.5%
食卓に出しても大きすぎないサイズです。しっかりとしょうゆなんですが、塩分も強すぎずに旨味があって美味しくてビックリしました。酸化しないパッケージも良いと思います。子どもがあまり得意ではない刺身をこのしょうゆで食べていた時に美味しい!と絶賛していました。
出典: Amazon
牡蠣
牡蠣だしの特徴はとにかく濃厚なコク。人によって好みは分かれますが、しっかりとしたその味わいがくせになります!卵かけご飯や冷奴によく合うのでそのままかけ醤油として使う人が多いです。<おすすめ3>寺岡有機醸造「寺岡家の牡蠣だし醤油」
寺岡有機醸造は創業明治二十年の歴史ある醸造会社。化学調味料・合成保存料無添加にこだわってだし醤油以外にも、さまざまな調味料をつくっています。「納豆にかけるお醤油」「たまごにかけるお醤油」など専用醤油も人気!
・内容量:300ml
・だしの種類:国産牡蠣、かつお節、北海道日高昆布
「とにかく美味しいし、色々なものに使えるよ!」と知人に勧められ購入しました。本当に美味しいです!特にシンプルにお海苔につけたり、卵ご飯にかけると最高です。お料理で、お醤油だけでは一味足りない時にもちょっと加えたり。
出典: Amazon
<おすすめ4>アサムラサキの「かき醤油」
こちらも醤油でお馴染み、広島県の「アサムラサキ」のだし醤油。牡蠣に加えかつおや椎茸、昆布などの旨みが感じられる1本。甘みもある風味豊かな味わいです。600ml以外に300ml商品もあるのでお試しサイズにもぴったり!
・内容量: 600ml
・だしの種類:牡蠣、かつお、昆布、しいたけなど
何とも言えない、まったりとした美味しさ…甘いわけでもなく、奥深い味わいで、あぁ、美味しい…と口に出してしまう程。お料理に入れると、味が整うので有り難いです。生で味わっても、お料理に使っても、これは最高だと思う!
出典: Amazon
あご
「あご」は飛魚からとるだしで、九州では飛魚のことを「あご」と言います。脂肪分が少ないため魚介類特有の青臭さも少なくすっきりとした甘みと深い旨みが出るのが特徴。だしの中でも高級品として位置付けされます。だし自体は、うどんやラーメンのスープ、おでんだしに最適で、ほかにも味噌汁や鍋、チャーハンにも合います。<おすすめ5>海士物産「飛魚だし」
天然醸造醤油に、国産飛魚と枕崎産本がつお、ミネラル豊富な北海道産昆布を加えたコクと旨みの贅沢な味わいが特徴だそう。すっきりと上品なスープができるので、うどんやラーメンにぴったりのだし醤油です。
・内容量:500ml
・だしの種類:とびうお、かつお、昆布
出雲に旅行に行った時立ち寄ったスーパーで見つけて以来こればかり使っています。あまりに美味しいので何度かお取り寄せもしましたし、スーパーで見かけた時には買いだめしていました。煮物に使っても品の良い味になりフル活用です。
出典: Amazon
<おすすめ6>寺岡有機醸造「寺岡家のちょっとぜい沢なあごだし醤油」
通常の濃口醤油では塩分が17%なのに比べ、寺岡有機醸造のあごだし醤油は塩分量は12%と薄味に仕上げ。丸大豆の濃口醤油をベースに粉末の焼きあごだしを使った風味豊かな1本。煮物やおでん、うどんのつゆ、丼ものなどにおすすめしています。
・内容量:500ml
・だしの種類:長崎県五島産焼あご粉末
・塩分量:12%
あまりだし醤油を使ったことがなかったのですが、試しにうどんにかけてみたら同じうどんか?と思うくらいに美味しかったです。子供にも違いが分かったようで、絶賛でした。冷凍うどんに大根おろしにすだち(レモンも可)にこれかければ、立派なさぬきの醤油うどんです。
出典: Amazon
しじみ
定番のすまし汁からパスタやきんぴらごぼうなどで使ってもおいしい「しじみだし」。意外かもしれませんがそうめんつゆとしても合うので、夏場はつけつゆ、冬場は温かい煮麺でぜひ食べてみてください!<おすすめ7>古代柱醤油醸造元「しじみだし醤油」
1年以上自然発酵させた本醸造の濃口醤油をベースに、宍道湖の大和しじみ、枕崎産かつお節、北海道産昆布で取っただしを合わせただし醤油。朝採れの大和しじみをふんだんに使っているので、エキスもたっぷり。