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おいしさの旬を逃さない【春野菜】の種類・特徴・おいしい食べ方


出典:写真AC
「春野菜といえば…」と聞いて思い出すのは、どの野菜でしょうか?
個人的にはやっぱり菜の花。ほんのりとした苦味に春らしい緑の香りが、冬の終わりを感じさせてくれるからです。天ぷらやサラダに入れると食卓が一気に春色になるのも嬉しいポイント。春先に採れる野菜や山菜は多くありますが、その中でも季節感溢れる「山で採れる春の味覚」をまずはご紹介します。

たけのこ

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春の味覚の代表と言っても良い、たけのこ。竹の成長は非常に早く、芽が出て10日ほどで3m以上育つこともあるそう。地上に出てしまうとすぐに硬くなしまうので、旬の時期が短い野菜なのです。
たけのこにもいくつか種類がありますが、一般的に出回っているのは孟宗竹(もうそうちく)という種類。孟宗竹の食べ頃は3月〜4月かけて。種類によっては5月中旬まで採れるものあります。食物繊維とカリウムが豊富で、腸内環境を整えてくれてむくみも予防してくれるたけのこは、初夏までは楽しめるようです。
名前 たけのこ(イネ科)
収穫時期 3月〜5月初旬(九州の早いところでは11月〜、京都では2月頃〜)
おいしい食べ方 和食、中華料理など(鮮度の高いものは薄くスライスして生食も)

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ITEM
【産地直送】熊本県御船産 採れたて生タケノコ
・産地:熊本県
・内容量:4kg
・配送方法:冷蔵便
・保存方法:竹の子の鮮度を保つために直ぐにゆがくのをおすすめします。すぐに調理されない場合は、水に浸しておき冷蔵保存してください。

蕗(ふき)

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蕗は日本原産の野菜。葉は地上に出ていますが、茎の部分は地中に伸びてします。私たちが蕗として食べているのは、この葉に対する「柄」の部分で、茎ではありません。春の味覚として名前が挙がる「ふきのとう」は、蕗の花のつぼみ。茎も花も葉も全て食べられる、野菜です。
蕗は鮮度が重要で、収穫後はアクが強くなるため早めに下処理が必要です。
下処理方法は、塩を振ったまな板で蕗を板ずりし、そのまま5分ほど茹でてから冷水にとります。冷めたら皮むきを忘れず行いましょう。香りとほのかな苦味、そして食感をたのしむ春野菜なので、定番のきゃらぶき以外にも炒め物や和え物などいろいろな料理に挑戦してみてください。
名前 蕗(キク科フキ属)
収穫時期 3月〜5月
おいしい食べ方 和え物、おひたし、煮物、天ぷらやサラダにも

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ITEM
無農薬 天然 朝穫り蕗(フキ)
・産地:和歌山県
・内容量:約2kg
・栽培 完全無農薬 天然物
・配送方法:佐川急便でお届け

セリ

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セリは、日本全国の野山に自生している山菜としても知られています。現在は栽培もされていて通年で手に入りますが、実は旬の時期は2月〜4月頃。夏に花をつけて春先に芽を伸ばす植物です。天然のセリは、1月はまだ小さく見つけるのが難しいそうなので、七草粥に入れたいときには栽培されたものを使うのが良さそう。
免疫力を高めるビタミンCやミネラル、βカロテンなどが豊富。また「水芹(すいきん)」という名前で、茎葉を乾燥させたものは生薬としても用いられます。香りには鎮静効果もあると言われ、おいしいだけでなく栄養も取れる山菜です。
名前 セリ(セリ科セリ属)
収穫時期 2月〜4月頃
おいしい食べ方 鍋物、おひたし、和え物、汁物など

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ITEM
国産 天然 独活(うど)
・産地:新潟県・福島県
・内容量:500g

独活(うど)

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独活は本来は山菜ですが、近年は栽培物も販売されるように。栽培物では、晩秋から冬に出荷される「寒うど」と春に出荷される「春うど」とに分かれるそうです。天然物の収穫期間は、九州など南の地方では3月頃から始まり、本州は4月頃、東北地方はその後5月〜6月初旬から始まります。
独活には抗酸化作用のあるクロロゲン酸や、栄養剤などにも使われるアスパラギン酸が含まれているので、疲労回復や美容効果にも期待ができます。シャキシャキの歯ごたえを生かした献立や、和え物、炒め物、揚げ物など調理方法を選ばないので、いろいろな食べ方で楽しんでみてください。
名前 独活(ウコギ科タラノキ属)
収穫時期 3月〜5月頃(地域によって異なる)
おいしい食べ方 和え物、炒め物、揚げ物、サラダなどの生食でも

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ITEM
国産 天然 独活(うど)
・産地:新潟県・福島県
・内容量:500g

タラの芽

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タラノキの新芽で、もっちりとした食感や特有の苦味に特徴がある山菜。ひと昔前まであまり知られていませんでしたが、近年は「山菜の王様」と言われるほど人気が出てきました。
天然物は桜の咲く頃が収穫時期と言われ、地方によって4月〜6月と開きがあります。育ちすぎると苦味やアクが強くなり、小さすぎると風味が弱くなるので、芽のつぼみが3cm〜5cmくらい開き伸びた頃のちょうど良い食べ頃を見計らいましょう。香りもたのしむ山菜なので、収穫後は新鮮なうちに調理してください。
名前 タラの芽(ウコギ科タラノキ)
収穫時期 4月〜6月初旬
おいしい食べ方 天ぷらなどの揚げ物、オリーブオイル炒めなど

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ITEM
天然 山菜 タラの芽
・産地:新潟県
・内容量:200g


山で取れる食材についてもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞ!


春の畑から届く旬のやわらか野菜

新じゃが

出典:写真AC
じゃがいもは全国各地で採れますが、「新じゃがいも」はそのうち収穫時期の初期に出回るものを指します。3月〜5月頃にまずは鹿児島などの温暖地で採れるものが出荷して、その後、関東から北海道へと北上していきます。新じゃがの一番の特徴は皮が薄いため、そのまま料理して食べられるところ。水分が多いので、ホクホクとしたというよりは少しねっとりした食感になるのも独特です。皮ごと食べられるので、フライドポテトのように素揚げしてもおいしい!シチューやポトフ、肉じゃがなどの煮込み料理にも万能に使えます。ビタミンCたっぷりの新じゃがいもをいろいろな料理で楽しんでください。
名前 新じゃが(ナス科)
収穫時期 3月〜5月(※地域に寄れば6月頃まで)
おいしい食べ方 フライドポテトなどの揚げ物、煮物など

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ITEM
新じゃがいも 北あかり(ゴールデンポテト)Mサイズ 
・産地:北海道
・内容量:10kg
・その他:大きさは1個当たり70g~100gと普通より若干小さめ

きたあかりの名前をテレビで知り、食べてみたかったのですが、九州にはなかなか探すことができず、Amazonで試しに取り寄せました 少し、柔くなったとこがありましたが、味は最高でした もちもち、ホクホクで、ポテトサラダ、肉じゃがに重宝してます 親戚におすそわけしたら、早速美味しいと感動してました


新玉ねぎ

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本来玉ねぎは、貯蓄性を高めるため乾燥させてから出荷します。ところが、新玉ねぎは春先に早採りした玉ねぎを乾燥させずに出荷するので、皮が薄く柔らかいものが出回ります。形も普通の玉ねぎに比べると扁平気味で、乾燥させていない分、水分量が多く辛味成分も少ないという味の特徴もあります。生食用に水へさらす必要がないため、スライスしてそのままサラダや冷奴などに使えて、料理の時短にもなります。加熱調理をすると甘みが増しますが、火の通りが早いので溶けてしまうこともあるので調理では、大きめに切ったり、後から追加するなど工夫してください。
名前 新玉ねぎ
収穫時期 3月〜4月
おいしい食べ方 スライスして生食、加熱する場合は溶けないように注意

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ITEM
淡路の新玉ねぎ
・産地:兵庫県
・内容量:3kg(L~2L寸1箱)
・配送方法:宅配便

春キャベツ

出典:写真AC
名前の通り、春先に出回る春キャベツ。寒玉とも言われる一般的な冬キャベツよりも、サイズも小ぶりで、中に巻いている葉の枚数も少ないという特徴があります。中の葉の色も冬キャベツとは違って淡い黄緑色で、食べると柔らかく、水々しさと甘みが広がります。柔らかいキャベツなので、そのまま生食するのにぴったり!加熱調理するときも、しっかり煮込まない方がおいしいでしょう。スーパーなどお店でキャベツを購入するときは、キャベツをひっくり返して芯にひびの入っていないものを選ぶと良いですよ。
名前 春キャベツ(アブラナ科)
収穫時期 3月〜5月
おいしい食べ方 サラダなどで生食

春キャベツをお取り寄せ!

ITEM
愛知県産 春キャベツ(1個)
水分も多く、甘さものってきてとっても柔らか! 春を感じさせるサワヤカな逸品です。
Lサイズ 生でよし煮込んでよし、春だけの味わい ちなみに春キャベツと普通のキャベツは品種が違います

かぶ

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かぶは春に採れるものと秋にとれるものがあって、品種によって旬も異なります。春先に収穫するかぶは「すずな」と呼ばれる春の七草でもあるので、お正月にはお馴染みの家庭もあるかもしれません。
外側にすじがあるので大抵は皮を少し厚めにむくことが多いですが、小ぶりな春先のかぶは煮崩れしないよう、皮ごと煮込んでも良いでしょう。むいた皮は細切りにしてきんぴらや漬物にもなります。葉も栄養満点なので、細かく刻んで佃煮にしたり、味噌汁の具材にしたりと余すところなく使えます!
名前 かぶ(アブラナ科)
収穫時期 3~5月
おいしい食べ方 漬物、汁物、煮物など

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ITEM
京小かぶら
・産地:京都府
・内容量:2kg(3〜5株)
・配送方法:宅配便
・保存方法:冷所で保存

サラダにぴったり!春に収穫できる彩り野菜


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番匠郁
番匠郁

ライター時々料理人

道産子と九州男児のハーフ。関西弁、大分弁、金沢弁を話すトライリンガル。
アーティスト山村幸則氏の作品制作に携わったことをきっかけに、働き方や住む場所に捉われない生き方を模索するようになる。
コミュニケーションアートを通してまちづくりに関わるなか、「人の集まる場所には食がある」ことに気がつき、以来、食を媒介した街・人・アートの仲立ちプロジェクトを幅広く展開。
役者として舞台に立ちながら開始した劇場ケータリング”劇場メシ”では、演者やスタッフを食で支える裏方の裏方として活動。生産現場にも足を運び、土を耕し自ら収穫して料理をつくる体育会系ライター。
動画作成チーム”ButterToast”ではシナリオも担当。

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